ハイスクール・フリート 灰色の狼娘たち⚓   作:黒助さん

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第六話:不審船でピンチ!

 快晴の中、私達の船は出港した。ビアンカ艦長の指示した航路をとって、U-ボートは今日も征く。しかし、艦橋に描かれたハマギクとローダンセが変わりなく生き生きと輝いているものの、そこから見張員の当直にあたる少女たちはあくびをしながら少し重たい双眼鏡であたりを見回していた。

 すると、マルテさんがため息とともに愚痴りだした。

「ハンナこ~かいちょ~……まだ当直終わらないのぉ~?」

「まだねって……まだ航海一日目でしょ? 頑張って!」

「えぇ~? も~疲れたぁ~」

「って言われてもなぁ……」

 はぁ、とため息をつく私。一応これでも航海科の委員長なのだからしっかりしなくちゃいけないのだけれど……如何せん、私自身も暇すぎて疲れたのだ。立場としてはちゃんとしかるべきだし、私はこれで三度目の頑張れを言っている気がする。

「まぁ、でも、暇だしなぁ……」

「でしょ~? ほら、他の二人も海で遊んでるんだからさぁ~、私らも休も~よ~、こ~かいちょ~」

「揺らさないで揺らさないで、吐いちゃう吐いちゃう」

 私達以外の二人とは、ラーエルさんとマヌエラさんである。私達四人はじゃんけんをし、見張りと漂流物釣りの二組に別れたのだ。これはビアンカ艦長の考えで、どうせ船を見つけることはあっても、今の海や天候の動きなら、船同士の衝突等はまずないだろうとの判断したのだ。確かにその方がよっぽど有益な気がする。

 でも、見張りは辛く、あたりを見回すだけにとどまる。つまり何が言いたいのかと言うと、とてつもなく暇なのだ。

「雲の動きは……いまのところちらほらあるけど、特に怪しいものでもないし……平和ね……」

「違うっしょ~? 暇なの~」

「そうともいう~」

「まねすんなし~」

 だらけるのは仕方ない。360度見回しても海面と、地平線と、青空と雲しかないのだから。何度目かのため息とともに、私は再び双眼鏡を覗いた。本日晴れども、なんだっけ? レオニーさんのヤーパンの名言が脳裏をよぎった。

「ま、何も起きないのがいいっしょ」

「そうだけどね」

 そして、私達は交代で見張りを行い、サボりや昼寝があったこと以外は何も問題はなかったのだった。それについては私が注意して終わったけれど、今後のことを考えるとこういうことは増えていきそうだなと不安に思う私であった。

 ただ、その晩の食事は豪華ではあった。初航海の初日もそうだけれど、新鮮な食べ物は腐りやすいため航海開始日から消費されていくのだ。そのためか、初日から食品がもつ数日間は豪華なものになる。

「本日の料理は何かな?」

 エルヴィーラ副長が微笑みながら着席する。折りたたみ式の机を囲んで、ビアンカ艦長とレオニーさん、ジークリンデさん、エルヴィーラ副長と私が座っていた。ここはワードルームと言って、私達艦橋要員に許された個人スペースだった。食事の際は、レオニーさんのベッドを畳んで、机を出している。

「そろそろ運ばれるだろうね」

「私はザワークラウトがいいな」

「ん、艦長の願いがかなったね。ザワークラウトとアウフラウフだよ。メインディッシュのハンバーグは後で持ってくるからとっとと食えよ」

「あ、ローゼマリーさんありがとうございます」

 すると、キッチンから顔を出したローゼマリーさんがいくつかの料理をお皿に綺麗に盛って持ってきてくれた。並べられたそれらはU-ボートの食事にしては綺麗な飾り付けで、レストランで出ても不思議ではなかった。

「さすが、ローゼマリーね」

「ありがとう……」

「ジーク、確かザワークラウトは苦手だったんじゃ」

「ローゼマリーの前では好き嫌いは極力しないようにしているの……」

 うへぇと、肩を落とすジークリンデさん。すると、レオニーさんはにっと笑って自身のアウフラウフと交換した。そして困惑するジークリンデさんに彼女は言う。

「僕、ザワークラウト好きなんだよね。というわけでいただくよ」

 そう言ってそれを食べ始めたのだった。ビアンカ艦長はそれを優しい眼差しで眺めて、ジークリンデさんは目をそらした。レオニーさんのこういうところが、憎めず、私達が三人でやってきた所以であった。

「でも、彼女のアウフラウフを味わえないのは残念だろう?」

 ふふっと微笑んでエルヴィーラ副長はそう聞いた。しかし、レオニーさんはキョトンとして大丈夫ですよと言って続ける。

「これから先も食べてくから」

 そういうレオニーさんの笑顔が少し眩しかった。そうだ。これから先も、こうして皆で食べていくんだ。そう考えるとフッと頬が緩む。こういう事も言えるレオニーさんはさすがだと思うわ。見習いたい、そこだけ。

「……君は、眩しいくらい綺麗だ」

「へっ!?」

「ま、とりあえずはほら……あーん」

「あっ!? あむっ!?!?」

 そう言って差し出すエルヴィーラ副長。しかし、彼女の笑みはまた違った輝きをしていた。まるで王子様の微笑みかのような錯覚を覚える。学校の女生徒(100%女生徒だけど)の多くを魅了しただけあるなぁ。

そして、そんな奇襲にもちろん備えていなかったレオニーさんは顔を赤くして、驚いた拍子に口を開いていた。すかさずエルヴィーラ副長の一口大のアウフラウフを口へと含んでしまった。そして、そのフォークを抜いて、赤くする頬で咀嚼するレオニーさんを、ものっそい笑顔で眺めるエルヴィーラ副長。ビアンカ艦長含む私達はあんぐりとしてその二人を見るだけだった。

「どう? 美味しいかな?」

「……ふぁい」

 ふぁいて。ふぁいてなんだよ。一応レオニーさんも女性にモテる中性的な髪型の女の子だが……や、女の子だからか、すごく今乙女チックなんですけど。

 そして、ハンバーグを運んできたローゼマリーさんに手が止まっている。なぶり殺しにするわよと脅迫を受ける私達であった。

 それから、当社比的に小さな事件に分類される出来事を起こしながらも、食事を終えた私達は当直のジークリンデさんを除いて折りたたみ式のベッドの上に横になった。艦内は赤灯に切り替え、あたりは少し暗くなる。私はカーテンを動かして、赤灯をも遮断して枕に頭をあずけた。今日は何もなかったとはいえ、ほとんど立ちっぱなしに動きっぱなしだったため、疲労は蓄積していた。

「……ふぁぁ……」

 だからか、眠気はすぐに来た。次に起きるときはおそらく交替のときだろうから、今のうちに回復しておきたかった。

ふと、現在艦橋にいる四人に感謝しつつ、彼女らが夜間の任務についていることを気に病んだ。夜間は目視が難しいため、見張員は二人ではなく四人で行うことになっている。それはもしかしたら他の船の航路に重なり、衝突する可能性もあるためで、昼間の私たちのように二手に分かれて釣りをしたりはしないのだ。といっても、この広大な海の中で衝突なんて基本的にはありえないのだが。特にあまり揺れもなく、天候も悪くない今のうちは。

 そしてまどろみに陥る寸前、向かい側のベッドから声がかかった。

「ハンナ。ハンナ……」

「んぁ……何、レオニーさん」

 カーテンを少し開けて、向かいのベッドを見ると、枕に頭を沈めつつ、コチラに顔を向けるレオニーさんがいた。その表情は少し、いつもとは違って真面目そうだった。何かな。もしかしてエルヴィーラ副長絡みだろうか?

「今日の機関室のことで……」

「……其処の担当は私じゃないけど?」

 眠たい中起こされたことにムスッとしつつ、そう返す私。そう言われて少し目を泳がせるレオニーさんだけど、未だいつもの笑みが見えないことから、少し真面目に聞く必要があるかもしれないと思った。覚醒しきっていない頭で、副長の話でないことに少しがっかりしつつ話を聞く。

「あー……」

「ま、いいや……何かトラブルでもあったの?」

「いや……うん。やっぱりなんでもないや」

「なによそれ……気になるんだけど……」

「やっぱりいいんだ……ごめんね? おやすみ、ハニー」

「あ……」

 しかし、彼女はそう苦笑して、カーテンを閉じたのだった。なにがあったのだろうか。私はじっとカーテンをにらみつつ、十数秒前の眠気にあくびし、カーテンと瞳を閉じたのだった。

 そして、それからも何人かでローテーションをし、見張りをしたり舵を握ったりしながら航海を続けていた。その間にも、歯切れの悪い悩み相談を一度だけレオニーさんから受けた。しかし、同様にはっきり話さないため、私自身もモヤモヤしながら当直に当たる日々となる。

そうした変わりない狭い生活に、皆もまた少しずつ疲れを見せ始めていた。暇は、逆に疲れを蓄積していく天敵となりえるのだ。

 だが、航海四日目。今日は天候が少し変わっていた。曇り空に、少量の雨。この先には嵐が存在しており、私はビアンカ艦長に報告していた。ビアンカ艦長と私が話し合い決めた航路としては最短ルートから少し外れて、嵐を避けるように動いていた。

 その日は私とエリヴィエラさん、ヴィクトーリアさんとナターシャさんの四人で見張りをしていた。雨合羽を制服の上から装備し、双眼鏡を覗いては付着した水滴を拭ってまた覗き直す。この繰り返しだった。

「うぅぅ……ずぶ濡れだよ……」

「なーちゃん、あと数時間だから頑張ろう!」

「うえぇ、数時間かぁ……長いよぉ」

「この程度で音を上げるなんて、まだまだですわねハンナさん」

 エリヴィエラさんは肩をすくめて、頭まで振って嘲笑する。余裕綽々ね、あなた。それに対してヴィクトーリアさんもニヤニヤしながらこう返す。

「エリーだって、こんなの貴族のすることではありませんわ!!って喚いてたじゃん」

「それは、そもそも貴族であるわたくしが、このような船に乗る事自体間違っていると考えてから言わなくなりましたわっ」

「言わないだけで思ってはいるんですね」

「当たり前ですわっ!」

「その割には下士官室のベッドで、ソリナと色々共同してアレンジしてるじゃん? 気に入ってそうだったけど?」

「そういえば確かに、そうだね……?」

「そ、そんなことありませんわよ、ナターシャさん?」

「住めば都って言うし、そうなんですかね」

「ちがいますわ! 違いますの、ハンナさん!」

 なんとなく、三人でエリヴィエラさんの意外なところをつついて笑い合う。なんだかんだこの船に順応し、それぞれがこの練習艦を好きになりつつあった。といってもその後はこの艦の愚痴をちまちまと言い合うのだが。

例えば、この艦は元々臭い汚い危険の塊であり、男子生徒が乗るような船である。だからか、今は消臭や清潔感のありがたみについて話していた。

「ほんと、いつも消臭剤と取り付け換気扇にお世話になりっぱなしだよねー」

「風向きによっては見張りの私達に直に来ますから、気をつけなきゃだよね」

 ぐっとガッツポーズで気合を込めるナターシャを見て、ヴィクトーリアはふへっと微笑んだ。

「なーちゃんのガッツポーズみると可愛さで海を泳ぎたくなるよ」

「死にますわよ」

「喩えだって。私泳げないし」

「えへへ……あ、ありがとうございます」

「……」

「エリーだってまんざらでも無さそうじゃん?」

「ち、違うますわ。可愛いなんて思って……ないわよ?」

 そっぽを向くエリヴィエラさんに三人で笑うと、私は手すりに手をかけて呟いた。

「確かに気をつけなきゃいけないですしね……でも、こればかりは仕方ないです。換気扇がなきゃ生活したくないし」

「うん、すごくわかる……まぁ、制汗スプレーとかも多く持ってきたし、一応万全ではあるんだけどね……」

 そう言ってポケットから見せつけるように制汗スプレーをとりだすヴィクトーリアさん。流石元運動部出身。そういう所は万全であった。ナターシャさんはあははと笑うと呟くようにこういう。

「とりあえず、アデリナさんには感謝だね」

「そうですわね。わたくしもあの子には感謝しますわ」

 そんな軽口を叩きながら双眼鏡を覗く。だんだんと波が大きくなり、艦橋の揺れも次第に大きくなった。雨は強くなる感じはするものの、現在の艦首の方向を羅針盤などと見比べてもコースどおりである。特に問題はないのだが、これは予想より嵐の脚が速いのかな。そのためか、少し視界が悪くなってくる。これがもし大嵐の中だったら、視界がゼロになり観測が難しくなるのだが……まぁ、そこまでではなくとも、段々悪くなってきたのが現状である。

「そんな感じではなさそうね……どうしようかな」

「ハンナさん、どうしたの……?」

「ナターシャさん、風向きとかから、この嵐どう動くかな」

「んー……一応、三十分前にやったとおりだとおもう、かな……並行している感じ」

「だよね……でも、風も出てきたし波も高いし、これは嵐の範囲が大きくなっているのかな」

「わからない……でもそんな感じはする、かも……ごめんなさい、ハンナさん」

「え? あ、いや大丈夫だよ、気にしない! それより観測を続けよう? 私はちょっと艦長と話をしてくるわ」

「うん……」

「それじゃあ、ヴィクトーリアさん、エリヴィエラさんも一旦ここを任せるわ」

「うーい!」

「わかりましたわ」

 とりあえず、今後の航路にも関わるので、ビアンカ艦長と相談することにした私は発令所へと戻る。ビアンカ艦長は大体の時間を艦橋にいて、同じように観測をするのだが、今は少し休んでいた。と言っても、発令所で待機し、有事に備えてはいたが。

 タンタンタンとはしごの音を立てて下ると、海図を前になにか考えているビアンカ艦長に近づいた。

「艦長、嵐についてと、航路の相談が」

「でしょうね。結構揺れているわね……?」

「はい。予定より少し遅くなりますが、もう少し大きく回避する航路を取りますか?」

「そのほうが良さそうね、一旦私も外の状況を見に行くわ」

 そう言うと、ビアンカ艦長は外套を脱ぎ去って、雨合羽を着だす。だが、そこであることを見逃すほど私は甘くなかった。

「あ、艦長。もう、しっかりしてください、ネクタイが曲がってますよ?」

「うぅん、細かくない? ハンナぁ」

「細かくないです。艦長ですから、しっかりしてなくちゃいけませんよ」

「もう……わかった、じゃあお願いします」

「はーい」

 私はにっこりと微笑むとビアンカ艦長のネクタイに手を伸ばす。そしてキュッと締めて形を整えた。ビアンカ艦長の服装チェックなども私の仕事なのだ。胸元の襟のだらしなさも、入念に、そう、入念に……。

「さ、行こ?」

「は、はい!」

 ずっとやっていてはキリがないためか、艦長は苦笑しながら急かした。私はびくっと跳ねるとその後をついていく。はしごを登る際はもちろん、上を見ないようにしつつ上がっていく。雨がパタパタと頭にもあたってくるのがわかった。

「……これは、酷いかもしれないね」

 ビアンカ艦長のつぶやきが、苦々しいものに聞こえたのは気の所為ではなかった。私も上がったあと、その雨量と横薙ぎの風を受け、荒れる波に少しだけ揺れる。そんなに直ぐに天候は変わるものではないから、先ほどと何ら変わりないように感じるが、やっぱり雨量は増えてきているきがした。

「酷いですね……これは。航路の変更をしましょう」

「そうね。エリヴィエラ、あの嵐、どの方向に進んでる?」

「……風速とか、動きから鑑みて……そうですわね、あまり先ほどと変わりはなくてよ」

「ありがとう。なら、単純に大きくなっているんでしょうね」

「なら回避しましょうか」

「ええ」

 サーッと音を立てて降る雨が、雨合羽の上から私達の体を叩いていた。痛いほどではないが、それが浸透し、服も濡れてしまうと最悪である。ため息を付きながら再び発令所へ戻ろうとしたときだった。

ヴィクトーリアさんが発見した。

 

「艦長! 方位〇二〇! 船を発見しました! 距離およそ三二〇〇! 遠距離です!」

「何……? 艦種は?」

「よ、よくわかりません。ただ、多分だけれど見た感じ普通の民間船とは違う感じがしました」

「どう違うの?」

「あ、ハンナさん、あれです。艦長も」

 促されるままに手を指す方向に双眼鏡を向けると、確かに小さな船があった。その上、その船は民間船とは何処か構造が違い、軍用の様な感じであるように見えた。特殊艇? なんでこんなところで?

 するとビアンカ艦長は眉をしかめて双眼鏡を再び覗いた。

「……あれは、研究機関の船かしら……? 海流、海底調査とか、そういうやつ」

「あー……確かにそうですね……」

「とりあえず、これは学校へ報告ね。副長、本部に連絡するわ、不審船の発見よ」

 そう言うと、現在地と不審船の位置を告げ、エルヴィーラ副長の復唱を確認して報告をさせた。とりあえず、私はナターシャさんにその船を目で追うようにさせ、ヴィクトーリアさんと私、エリヴィエラさんの三人でその他の船があるか注意深く見ることにした。

 ビアンカ艦長も同じように、周囲を見回し、同時に学校側の報告を待っていた。

『艦長。聞こえますか』

「副長、学校側はなんて?」

『とりあえずその場から退避しろ、とのことです』

「でしょうね……」

「まぁ、そうなりますよね」

 荒れる波、嵐が近く、その上視界が悪い。そんな状況下で不審船を追えとか言われた日には学校を訴えてやるところだ。あとの仕事はブルーマーメイドか、もしくは不審船ではなく正規の船で、関係ないのかもしれないけれど……。

「とにかく、正規の船かどうか分からないですし、避けるしかないですね」

「そうね……西北西に進路変更、面舵にとって。前方の不審船を回避するわ」

 ふうっとため息を付いた。これまで何もなかったからか、緊張感というものがちゃんとあるかどうか私は気になっていたのだ。だって、何もなければ平和ボケして、緊急時に

対応できないかもしれないでしょ? でも、他の三人の顔や体に少し緊張している感じが見えた。

「これなら、少しは安心かな……」

 ぼそっと私は呟いた。それは不審船がコチラに近づいていないとか、気づいてないからとか、それも含めての安心だった。でも、それは、ヴィクトーリアさんの叫びで急変するのだった。

 

「艦長!! 方位一九五度!! およそ中距離! なんか見えた!!!」

「なんかって、何よ」

 

 その叫びはひどく怯えていた。同様にしてビアンカ艦長も見てみると顔を一変させたのだった。私も双眼鏡を覗いて、方位一九五度、つまり船のほぼ後方をみると……。

「うそでしょ……? マズルフラッシュじゃないの!?」

「艦砲射撃!?」

 そう。これが学園生活史上最悪で、最凶で、そしてもっとも結束を固めた出来事であったのだった。

 

今後絡んでほしいキャラ

  • テア・クロイツェル
  • ヴィルヘルミーナ
  • その他(名前を挙げていただければ)
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