というか、レンタルマギカ使ってる人少ない?
「原作:レンタルマギカ」の人がいない事から、
自分が好きなだけでマイナーだったのかと少し悲しんだり悲しまなかったり?
とりあえず、ここからはじまるよーーーー
~サイショの最初~
僕たちは走っていた。
朽ちかけた木の床は今にも崩れそうで、やはりところどころ穴が開いていた。
そこを小さな影が走り抜ける、これが僕たち。
「あーちゃん!」
愛称を呼ばれたのは穂波・高瀬・アンブラー。
幼い姿にも白い肌や青い瞳、整った顔からすでに美少女になると将来を約束された様な容姿だった。
その後ろを走っていたのが僕だ。
茶色い髪に金色の瞳、僕たちの中で一番背が高く年上だった。
だけど、僕は勇気が出せなかったんだ。
――――ノイズが走る。
気づくと僕と彼だけだった。
「いっちゃん!ユー君!」
離れた場所で穂波の声が聞こえる。
見えないどこかで僕たちの名前をよんでいるのだ。
追い詰められていた。
なにがどうなったかは正確には覚えていない。
ただ、必死に走り続け、彼と僕で穂波を隠し二人で囮となって走り続けた。
だがすぐにそれも終わる。
行き止まりだった。
そこから先は恐怖で、動くことが出来ない僕の前に影が出来ていた。
その影を辿らなくても、そこには一人しかいないからわかった。
彼だ、いつもオドオドしていて頼りなく、だがとてもやさしい彼。
同年代の友達がいない僕は、当時しぶしぶ友達になった。
彼はいつもビクビクしていて、正直イライラした。
だが、半年も経てば慣れていたし、弟の様に思っていた。
だけど違ったのだ。
彼は僕とは違った。
そう、彼はオドオドしていたが臆病なんかじゃない、やさしいだけじゃない。
本当はとても僕とは比べ物にならない存在だったんだ。
“彼は僕を庇う様にして、怪物の前に立っていた”
僕はなんて醜いのだろうか?
年下の男の子に庇われて、無傷で生還してしまった。
だから、僕は決めた。
彼は僕が仰ぐべき主だ、と。
僕は決心した。
彼に相応しい、“今度こそ守れる騎士となろう”と。
「はぁ、また……あの時の夢だ」
ベッドから起き上がり、鏡を見たあと、なんの変哲もないスーツを着る。
歳の頃は成人一歩手前の凛々しさと、少し残った幼さがこの青年の中に混在する。
青年はベッドの横に置かれたネックレスを首に下げた。
そのネックレスは逆十字の形をし、真ん中にカボションカットの青い宝石が嵌め込まれている。
そのネックレス以外がすべて変哲のない普通なのが、青年の職業を知る者ならばありえないと言葉を発するだろう。
「さて、いくか」
青年は玄関に掛けてあった鍵を持って外に出る。
小奇麗な二階建ての一軒家から出ると、そこに駐車してあった大型バイクに跨り走り出した。
青年は雪が少しだけ解けて、緑の見え始めた山の中腹に差し掛かったとき、女性の甲高い悲鳴が聞こえてアクセルをなおふかした。
そして、悲鳴をあげたと思しき少女と黒服の男達の間にバイクで飛び込む。
黒服が咄嗟身構えた所で、バイクの後輪を滑らせて幾人かを吹き飛ばした。
そこでやっと青年はバイクから降りて、胸元の逆十字のネックレスを右手で掴んだ。
指の間から光が漏れる
「erraaldoi(エレドイ)・勝どきと共に生涯を終えし騎士の聖寵を我に。」
口からこぼれたのは祈り、光はそれに答える様に体を包んだが“何も起きなかった”
だが、それだけでは無かった。
「erraaldoi(エレドイ)・皇帝の石と聖処女の加護と力をもって、不滅の刃をここに示さん。」
ネックレスは鎖が消えて、掴んでいた右手を一振りした。
そこには黄金の柄に真っ黒な刀身、そこに刻まれた真っ白な文字があった。
その白い文字は常人には読めず、常人以外でも読める者は数少ない。
「協会の末端風情が上の決定を覆すか。この少女は『受け継がない』と言ったのに、その悲しみも貴様らは汲み取れないか?」
度し難い、顔にそう書いてある様な表情だ。
そう、彼は呆れている。
彼女は“一応”一般人だ。
それを始末しようなどと彼が許すはずも無い。
ましてや―――
「それを許したら僕の弟分が悲しむだろうが!」
銃弾・魔法、刀剣の攻撃が入り乱れた中に、彼は無傷で歩いていた。
「僕に生半可な攻撃はきかない。僕を倒したければ爆弾やミサイル並の魔法を持ち出して来い!」
彼が走り出す。
だが、走り出したと言う姿だけが残り、一瞬のうちに彼らの呪物や杖、服の一部を切り裂いていた。
「次に彼女を襲えば、貴様らの結社を潰させて貰うぞ」
これが青年と少女の出会い。
“一応”一般人の少女とスーツ姿の青年の、ちょっと激しい出会い方。
1754文字、プロローグ少なすぎます?
さて、どうでしたか?まだ書き始めだから誰こいつってかんじかな?
あと、オリ主のレンタルマギカ特有の魔法と魔術特性なんかの説明は、
そのうち入れていきます。
とりあえず、初めてすぎてなにから何をやればいいのかわからんが、やっていかせていただきます。
ちなみに、感想の書き方は必ず「駄文!」から始まります!