レンタルマギカ~妖精の瞳と聖剣の担い手~   作:橋私

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やったよ!一ヶ月経たず更新出来るよ!
え?月が変ったからあんまり関係ない?
知らないよ!亀更新とかタグに入れろって?
大丈夫!検討済みさ!更新した後に入れてやるんだ・・・・。

今回はちゃんとした戦闘少しだけあるよ、なページ。
文字数少ねェとか言わないでね・・・、正直最初だし、結構短いんだ。
原作と比べてくれればわかるとおり、ユクリスのいないところは何があったのかはわざと書いてないんだ。
正直、書くと長いしテンポよくやるなら、軽い回想シーンプラスして経緯を書きながらやるしかないよね。
てか、こう書かないといけなくなっている気がしないでもない。
『俺のための俺に向けた俺得の二次小説』って。
だってまず原作中盤あたりからこの小説書いてるし、原作知識無しじゃ無理だよね?
なんかお詫び申し上げます。

てなわけで(?)本編です


4話~騎士の怒り~

 

 

 

 

 >>????

 

 

 間に合ったと思った。

 瞬間、激しい振動を感じて、僕は悟った。

 絶望に心を染められそうになるが、それでも僕は知っている。

 ここで救えなければ、これまでの自分を否定する事だから。

 

 「erraaldoi(エレドイ)!」

 

 結界がこの場を包む。

 自身に宿る呪力、全身全霊を注ぎ込む。

 右手は祈るようにネックレス、ユクリス専用の呪物(フェティッシュ)、シャルルマーニュのタリスマンを握る。

 聖人の聖遺物が納められ、聖人より洗礼を施された呪物(フェティッシュ)を丁寧に細工してひとつにまとめた一品だ。

 それは呪力を受け止めて光る。

 僕が守るのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 >>いつき

 

 いつき、オルトヴィーン、アディリシアの三名はツェツィーリエの襲撃からなんとか抜け出し、オルトヴィーンの過去を聞き、それでもいつきはオルトヴィーンを受け入れた。

 だが、すぐにツェツィーリエに見つかってしまった。

 そう、あの吸血鬼に。

 そこで聞いてしまう。

 

 「でもよ、最前、そのホナミが生き埋めになったところだぜ?」

 

 ――― え ?

 

 「穂波……が…?」

 

 声がかすれる。

 自分にとって少女は絶対的な部分を閉めていると言え、そしてオルトヴィーンにとってもそれは同じだったらしく、呆然としていた。

 だが、その時だ。

 

 「そこまでだ」

 

 凛々しい声が校庭から響いた。

 それは誰の声だったろうか?

 いや、聞き間違えるはずがない。

 自分の社員を僕自身が間違えるはずがなかった。

 

 

 

 

 >>ユクリス

 

 「そこまでだ」

 

 間に合った。

 今度こそ間に合った。

 穂波のストーンサークルを借りてつきとめた場所は、いつきの通う高校。

 蝙蝠がひしめいている。

 きっとこれがあの<<ミーミルの忌み児>>、ツェツィーリエの使い魔(アガシオン)たちだ。

 だが、これぐらいの事で彼は止まらない。

 

 「erraaldoi(エレドイ)・勝どきと共に生涯を終えし騎士の聖寵を我に」

 

 これは戦化粧。

 この祈りは外に何も変化を起こさないが、ユクリスの中では起きていた。

 力が溢れ、強靭な肉体へと変わる。

 巨人の力と鋼の様な肉体を宿した。

 そして、ユクリスの祈りには二節目が存在した。

 

 「erraaldoi(エレドイ)・皇帝の石と聖処女の加護と力をもって、不滅の刃をここに示さん」

 

 流れる様に右手が胸元のタリスマンを掴んで、そのまま腕を右に振るう。

 鎖が千切れることはなく、光とともに離れた。

 振るわれたそれは、黄金の柄、黒曜石を思わせる漆黒の刀身、そこには真っ白な文字が刻まれているが、現代では読めるはほとんどいない。

 

 

 

 ―――――――――ここに不滅の刃が顕現する!

 

 

 

 「僕の弟分と妹分を傷つけた分は、ここできっちり返させてもらおうかっ!」

 

 ユクリスの声が響き、

 

 「ははははははは!そうか!お前があのブルターニュ辺境伯か!」

 

 それはどこから響いたのか少しわからない。

 だが、

 

 「そこで見ているんだろう?」

 

 辺りにツェツィーリエはいない。

 しかしユクリスは視線を校門へ向ける。

 視線の先、ユクリスは知らないがオルトヴィーンがいつきを待ち伏せした場所、桜並木の木の上だった。

 

 「お前!お前いいな!」

 

 「何を言っているのかはわからないが、そんなに殺気を出していれば魔法使いにはわからなくとも、修練を積んだ武人には筒抜けだぞ」

 

 ユクリスは嫌悪を隠しもせず、侮蔑を込めて言い放つ。

 だが、目の前に降り立ったモノは、それすらも心地良いかのように愉悦を顔に刻む。

 

 「そうか、そうだよな!お前最高だ!お前は魔法使いじゃ無い、お前は騎士だ!なら気付いて当然だよなぁ!」

 

 そう、彼のあり方は魔法使いでは無く、騎士、その存在を証明するのは忠義のみ。

 それを知ってなお、楽しそうに歪んだ表情は艶やかで美しい、ただし邪悪さでその美貌も不気味にしか感じない。

 ユクリスはツェツィーリエにその手の剣を向ける。

 

 「我が始祖の偉業をここでご覧に入れよう、<<ミーミルの忌み児>>、いや、吸血鬼!」

 

 「来いよ!元“魔法使いの失敗作”!いや、怪物殺し!」

 

 そこからは常軌を逸した戦いだった。

 ルーンにより顕現した魔法、触れればたちどころに腐らせる漆黒の風<ハガラズ>が、まさに突風の速さで迫るが、

 

 「<我が祈りは剣に捧ぐ!ゆえに悪しきモノは斬り払われん!>」

 

 朗々と真摯な祈りとともに振るわれる剣は、膨大な呪力を纏い漆黒の風<ハガラズ>を切り裂く。

 

 「はは!」

 

 その結果にツェツィーリエは笑う。

 <ハガラズ>を無効化されその進行は止まらず、神速の斬撃がツェツィーリエの胴に吸い込まれたかに“見えた”

 

 「ケイナズ!」

 

 懐に飛び込もうとした時、ツェツィーリエは後ろに飛びながらルーンの刻まれたコインを投げつけていた。

 ルーンは<ケイナズ>、爆炎を盛大にあげてユクリスを飲み込まれていた。

 

 「ははは!今のはあたしでもやばかったよ!はははは!」

 

 ツェツィーリエは腹部を触ってベロリと舐めた。

 赤かった、赤すぎた、それはユクリスの斬撃がかすった跡。

 かすっただけで皮どころか、深い傷を残していた。

 だから、そのスリルを味わえて、そしてそのスリルを与えたモノを渾身のルーンで仕留めた事が快感となって、ツェツィーリエを満足させた。

 

 「くく、くははは!いやぁ!よかったよ!お前も十分あたしと同じ怪物だったぞ!ははははッ―――――ぉぃ、ぉい、おいおいおいおい!なんだぁそりゃ!?」

 

 だが、その快感は続かず、ツェツィーリエは不快感をあらわにした。

 何故なら、爆炎の中で自分のモノでは無い巨大な呪力が渦巻いて居たからだ。

 

 

 

 

 




あ と が き





ごめん、これで終わりにしようとした。

とりあえずあと2~3回の更新で、吸血鬼編終わる予定…のはず。
うん、まぁ今回の内容に行くよ。
不滅の刃=折れない→なら振った場所は通らなきゃおかしいよね?弾かれたと言う伝承がないって事は、折れない欠けないなんでも斬れる!って事だよね。
死の間際にこれ(不滅の刃)が誰かの手にわたらないようにするために、巨大な岩に力の限り振ったが、その結果は岩が真っ二つになったんだって。
もう不滅の刃だけで、このオリ主の魔法の由来がわかるよね。

次に使った呪文の内容とかの説明。
あと、質問があったら感想に書いてくれるとうれしいな。
もちろん、指摘もほしい。

では内容の説明


「erraaldoi(エレドイ)・勝どきと共に生涯を終えし騎士の聖寵を我に」
 エレドイは前説明したので、↑を説明します。
 由来の人の死に際を詠い、それと同調することで、由来の人と同等にまで自らを昇華させる呪文、もとい祈りです。
 由来の人は素手で化け物を引き裂き、その肉体は銃弾を跳ね返したとか。
 それをもとにこの祈りは身体強化というか、“自身を由来の人にする・または近づける”という効果にしました。
 あとひとつの追加効果、不滅の刃を発動・持つにはこの呪文による身体強化が必須

「erraaldoi(エレドイ)・皇帝の石と聖処女の加護と力をもって、不滅の刃をここに示さん」
 シャルルマーニュの護符と呼ばれるタリスマンには皇帝の石と呼ばれるサファイアがある。
 不滅の刃は幾多の聖人の聖遺物を柄に収められ、天使に作られた剣なので、宗教によっては聖人は天使と同格らしいですよ。
 そして共通点としては、このタリスマンも不滅の刃も聖処女、または歳聖母マリアの遺物を聖遺物として収められているので、このタリスマンは不滅の刃と同じ、“聖遺物を込められた柄”と同等になるわけです。
 つまり、この祈りは不滅の刃を顕現するための必要なキーなわけです。

<我が祈りは剣に捧ぐ!ゆえに悪しきモノは斬り払われん!>
 これはおまけです。
 そのうち出てくる狂乱の騎士様御一行、もとい、某騎士団の使う通常攻撃に呪力上乗せしたブーストアタックの聖歌をパクr、似せて作りました、似せましたーw
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