〇八雲木弥《ヤクモモクヤ》
異世界からの転生者であり、創作物である“東方Project”を知る。
前世において死亡した後、何らかの存在によってこの世界の少年の死体へと憑依させられた、条理から外れた生命。なので厳密には憑依者と呼んだ方が正しい。
保有するチートは、“トキワ来たれり!!”に登場する源術《ソーサリー》。心の力《シン》を使って物理を超えた奇跡を引き起こす能力。及びシン保有量の拡大。
何らかの存在から、『転生先の世界にあってもおかしくなさそうな力をサービスするよ』と言われてソーサリーを与えられたため、この世界が“トキワ来たれり”の世界だと勘違い。
いずれ高い確率で訪れる世界の終わりに向けて日々ソーサリーを磨いていたが、そんなものなかった。
新たな世界が“東方Project”の世界だったと判明した後も、ソーサリーがあるということは、“彼の地”も存在するだろうという可能性を拭いきれなかった。
実際“逢魔ヶ地”は存在していたため一人ひっそりと、“彼の地”とこちら側の世界が繋がることを警戒していた。
〇八雲藤弥《ヤクモトウヤ》
主人公の従兄。
物語の発端。新米彫金師。ここ最近、視界に妙なものが映るようになったことが小さな悩み。でも幸せいっぱいの新婚生活の前では大したことはない。
〇メアリ・ハーン
藤弥の婚約者。
金髪巨乳の美人。ちょっとしたトラブルはあったものの、最近無事結婚できた。
〇八雲紫《ヤクモユカリ》
幻想郷の賢者。
今回起こった、異変ですらないささやかな事件をきっかけとして、たまに木弥とつるむようになる。一緒に食事に行ったりする程度だが。本人曰く息抜き。ただし木弥は酒が飲めないので、その点は内心少し残念がっている。
八雲籐弥及び木弥との血縁関係は不明。
〇博麗霊夢《ハクレイレイム》
幻想郷の素敵な巫女。
幻想郷において異変をはじめとするいざこざの解決者であり、調停者。普段は自堕落な面もあるが、一人暮らしの身として家事などはしっかりこなしているため生粋の怠け者という訳でもない。
以前幻想郷に訪れた変わり者の外来人から、時折食料や酒の送りものが届くようになったのは嬉しいが、一方通行なやり取りな為礼の一つも言えない点は不満。
〇四季映姫《シキエイキ》・ヤマザナドゥ
地獄の閻魔の一人。主に幻想郷を中心とした地域が管轄。
木弥が住んでいる地域は彼女の管轄とは違うが、情報として彼のことは知っていた。
特異案件の一つであり、地獄サイドからは不幸な事故で亡くなった子供の遺体を乗っ取った何者か、という扱い。何度か死神が彼の元に赴いているが、妖魔の類だと勘違いした木弥によって撃退されているため話が妙にこじれている(木弥自身に自覚はない)。
八雲紫からの誘いで幻想郷観光をしていた木弥とばったり遭遇し、話を交わした。
そこで一応お互いの誤解は解かれたが、映姫自身としては魂に加工が施され、通常の転生の輪に入れることがないだろう彼の行く末を心配している。