それではどうぞ!
9/16追記
文章内での会社名は略称で、
ANA→All Nippon Airlines
全日空→全日本航空
です。決して現実に存在する会社ではありませんので、ご注意ください。
2019/1/20追記
ANAと全日空が登録商標らしいので、変更しました。
ガダル航空機は、マイカルに研究拠点を新たに構えた企業のひとつである。そんな彼らは、あるものを手に入れたいと考えていた。
ムー アイナンク空港
「これから、日本の飛行機に搭乗し、南部のシマカゴへと飛行する。今回はムーと日本の技術交流のためわざわざ日本本土から来てもらっている。しっかりと見学するように!」
ムーと日本との間に国交が締結されたあと、ムーの要請により日本-ムー間の技術交流が開始された。しかし、ムーの技術者たちが自信満々に用意した品々は、ほとんどが日本では骨董品クラスのものであり、珍しがられることはあったものの、それだけであった。
一方、日本が用意したものは、今現在のムーでは製造しようの無いものばかりであった(それも少し古いタイプの製品ばかりである。ムーは気付かない)。
このガダル航空機はそのなかでもやはり飛行機に着目した。日本の持ち込んだ飛行機は、B-767-300ER。ALNAのものである。
「なんという大きさなんだ!」
「あんなに巨大なエンジン見たこと無いぞ」
「機体表面に鋲うちのあとがない。いったいどうやって製造しているんだ?」
日本の空港のようなボーディングブリッジがないため、仮設の階段を使って機内へとはいる。
「おおっ!なんという広さだ!」
「座席も我々のものより格段に良い」
「内装にかかる金額だけで我々の航空機がつくれてしまえそうだな」
ガダル航空機の社員がムーのものとの違いに驚いていると、
「では、皆さん自由に席へ座ってください。まもなく出発しますよ」
そう言われ、各々が好きな席へ座った。
「皆様こんにちは。本日はスターエアラインズメンバー全日航をご利用頂きありがとうございます。この飛行機は、シマカゴ行き全日航特別便でございます。離陸後、シマカゴまでの飛行時間は3時間50分を予定しております。ただいまの到着地の気候は、晴れ。気温23℃でございます。
当便の機長は橋本。副操縦士は田上。チーフパーサーは川野でございます。客室には四名の乗務員が乗務しています。ご用の際はご遠慮なくお声をおかけくださいませ。
ただいまより、非常用設備についてーーーーー」
「当便はまもなく出発致します。
シートベルトを腰の低い位置でしっかりとおしめください。本日はスターエアラインズメンバー 全日航をご利用頂きありがとうございました」
ゴォーーーーーー
今回はトーイングカーも用意できていないため、駐機スペースから航空機自身で滑走路へと向かう。
「すごい音ですね」
「これがジェットエンジンですか」
飛行機が一度停止する。
「まもなく、離陸します。シートベルトをもう一度お確かめください」
「フム、何度も確認するのだな」
「まあムーの航空機は客でも色々準備があるから、楽で良いな」
少しして、エンジン音が更に大きくなった。
ゴオオオーーーーーー!
体が椅子に押し付けられる。振動も大きくなり、緊張が高まる。そして、
「おおっ!浮いたぞ!なんという綺麗な離陸だ!」
「離陸の際の揺れもあまり無いですな」
「もうこんなに上昇したのか!」
「離陸速度も相当のものだ!」
数分後、アイナンク市街上空を周回して南へ進路をとった。上空の周回はムーの航空機でもよく行われるため、驚きはなかった。
『ポーン』
「ム?なんの音だ?」
「皆さんシートベルトをはずしていただいて結構です。では少し早いですが、昼食をとりましょうか」
日本側の担当がそう言うと、ガダル航空機の社員たちは少し顔をしかめる。航空機の中ではまともな食事は出てこないし、トイレなんてもってのほかであったため、あまり食事はとらないのが普通であったためだ。
少し時間がたち、乗務員が昼食を運んできた。
一応シリーズものですね。ですが、連続でガダル航空機について投稿はしません。
ガダル
別のやつ
ガダル
また別のやつ
みたいな感じでやります。