日本国召喚 マイカルの日常   作:KAIZU

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ほんとは一話完結にしようと思ったのですが、長くなりそうだったので切りました。

そして誤字報告ありがとうございます!ハイペースでかいているので、どうしても見落としてしまいます。誤字があったらドンドン報告を頂けるとありがたいです!


マイカル市民のアルバイト①

 マイカルに日本企業が進出していくにつれて、労働力の不足が表面化してきていた。日本は今空前の経済成長の真っ只中にあり、実質経済成長率は5.44を記録し、いまだに延び続けていた。

 

 そのためわざわざ快適な日本からムーに出張に行きたいという人はおらず、幹部級はまだしも、普通の店員などが圧倒的に不足していた。ムーでも日本の商品は売れに売れていたためである。しかもレジスターなどは電気が来ていないため稼動しておらず、計算機をいくつも用意して対応している始末であった。

 

とあるコンビニチェーン店の営業部会

 

「では、今期の売り上げについて報告をお願いします」

「...マイカル駅前店は連日ほとんどの商品が品切です。ついでに言えば店員の体力も連日売り切れです」

「...マイカル北港店も結構な数売れています。店員の体力については駅前とそう変わりませんが」

 

 その後、現在展開している店舗すべてで、店員の体力が限界に近いという結果になっていることがわかった。

 

 「営業部長、正直に言いますとこれ以上限界です。一時間辺りの賃金を1600円くらいにしてますけど、そもそも体力が持ちません」

「うーむ、かといってこれ以上日本から来てくれないだろうしな。商品はコンテナ船で一気に運べるから問題ないが」

 

 

 会議の全員がどうしたものかと頭を悩ませていると、若手の店主から声が上がった。

 

「あのー...アルバイトを雇うのはどうでしょう?」

「アルバイト?」

 

 店長たちの視線が集まる。

 

「ムーの人はそんなに忙しくなさそうですし、アルバイトとして雇えば交代制にできますし、口コミなどで更に消費者の増加が見込めると思うのです」

「「「「それだっ!!!」」」」

 

 そしてムー側に許可をとって、アルバイトの募集が始まったのであった。

 

 

 

 

2週間後、マイカル西仕事斡旋所

 

 

 その日も、斡旋所は人でいっぱいだった。副業として、何かしらの仕事をする人たちがほとんどだ。

 

「計算ができます。でも夜は難しいので、昼に短時間の仕事はありますか?」

「わかりました、少々お待ちください」

 

受付はそう言っていくつかの紙の束を取り出し、開く。

 

「テュファさん、こちらなどはいかがでしょう?日本の会社のものです。時間はある程度自由にできますし、夜は入らなくてもいいそうです」

 

「日本の会社、ですかどういった内容でしょう?」

「商品の陳列や代金の計算などですね。時給は一番いいですよ」

 

 その後いくつか聞いたあと、テュファは日本のコンビニに行ってみることにした。

 

 

 

 

 




アルバイトに行ったテュファは日本の労働環境を目の当たりにします。いろんな意味で。

まあ次の話はガダル航空機なので、その次の回か更に後かな...。
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