なんか予言の書が届いたのでGGO頑張ります   作:アイザック

12 / 12
とても忙しいので更新が滞っています


リアルの話

大会に無事優勝して、貰った景品サイン入り著書とかいうゴミを古本回収BOXに突っ込んでから数日。

 

「アオハルさん!今日ボス達と現実で会ったよ!」

 

なんて言いながらレンちゃんが現れた。誰だよボスって。あ、あのゴツイとアマゾネス達か。なんか現実で知り合いだって全書にあったねそういや。とんでもねぇ確率だな、おい。

 

俺がボス達のリアルの姿なんて本当は知っている筈も無いので、話を合わせねばならない。

でもなんかレンちゃんペラペラ個人情報話すね?それ本当に辞めた方がいいわ、絶対嫌われるわ。

それを伝えると、「アオハルさんは変な事しない人だって信じてるから」

と笑顔で言われた。不覚にも顔を赤くしてしまったでは無いか。

 

高校以前のクラスメイトと親族、二次元のキャラ以外の名前を覚えるのが苦手な俺は現実の名前を言われてもすっぱり忘れるので問題ないと言えば問題ないけどね。なんか咲って名前の人だけは覚えたわ。

 

その後も一緒に遊びに行っただの部屋に読んだのは親友除くと初めてだとか(コレ泣いた)楽しげに近況報告をしてくる。しかし度肝を抜かれたのが

 

「そう言えばリアルでSJの反省会したいって言ってるんだけどアオハルさん来れる?1番私達を倒したアオハルさんから話聞きたいって」

「あ?」

 

何言ってんだこいつ・・・本気で頭を心配する、ネットの知らない人に会うなんてバカじゃねぇの。しかもそっち全員女だろ?有り得んわ。

そういう旨の言葉をやんわりと伝えると、

 

「大丈夫だって、アオハルさんはそんな事しないよ」

 

イラッとする、ネットで1ヶ月やそこら一緒にゲームしただけの人間だぞおい。本当に有り得ない、貞操観念どうなってんの?レンちゃんもレンちゃんだけど、話を持ちかけたアマゾネスも大概だ、お前らなんか俺との交流なんてないくせに脳みそお花畑かよ。とにかく俺は絶対に反省会なんざ行かんぞ。

 

「ちょ、ちょっと言い方キツいよ・・・じゃあ、メールアドレスか電話番号とかもダメ?LINEでもいいけど」

「ダメ」

 

今日はもうやる気が失せたので、ログアウトする事にする。

 

「あ、待っ」

 

 

 

 

「はー、本当になんて事言ってんだよ。無理に決まってんだろ」

 

リアルに戻り、俺は溜息をつく。世間一般の常識からすると俺の反応は過敏過ぎるのかも知れないが、別に悪い事ではないだろ、交友関係なんてリアルの友人で充分だ。わざわざ遠方の何処の馬の骨ともしれない相手と交流しようなんて俺には考えられない。実の所メアド程度なら教えても良かったが、もしまたほとぼりが冷めた頃にオフ会だなんだ言われたら面倒だし、断るのにもそれなりの勇気が必要だ。完全に繋がりを排除するにはレンちゃんとも別れなければならないが、流石にそこまですると神経質に過ぎるだろう。

 

ピコン、メッセージが届く。

 

『なんかごめん。でも皆ホントに話聞きたがってるからリアルの繋がりがダメなら、GGOで会って上げてくれない?』

 

うぇ・・・ゲーム内だとゴツい人多くて怖いんですが・・・俺ちっちゃいしさ。でもまぁ、流石にこれも断ったら関係に亀裂が入るよなぁ・・・

 

『あーうん、りょーかい、今?』

『明日の夜出来る?』

『あい』

『よろしくね』

『うい』

『・・・やっぱり怒ってる?』

『いいや』

 

メッセージを閉じる、文字を打つ時はどうにも単調になってしまい、よく機嫌悪い?と聞かれる事がある。まぁ機嫌悪いんですけどね、良くても変わらないって事。明日の夜かー、俺そんなアドバイスなんか出来るかなぁ・・・。

 

 

 

 

 

はい、ログインしましょー。

今回は先にレンちゃんと待ち合わせをし、連れていってもらう。場所はアマゾネス達のホームのようだ。

成程、自分の陣地へと連れ込みペースを握るつもりか。策士だな。

 

「なんか適当な事考えてるよね?」

「何でバレるんすか?」

 

おかしいなぁ、顔に出るタイプでも無いのに。

少し街の中心部からは外れた場所に、そのホームはあった、まぁ可愛らしい。

薄いピンクの屋根に白い木造の壁、庭付き一戸建て住宅だった。流石リアルが女子高生なだけはあるな。

 

「あっ、来たよー」

 

入口にたっていた銀髪のサブマシンガンの人が出迎えてくれ、中に入る。うぉっ

 

中に入った瞬間ゴツい三巨頭が目に入りビクッとしてしまった。もうちょい可愛いアバターに交換しようとか思わなかったのかい?金掛かるけどさぁ。

家の中も存外女の子らしい風で、まぁ普通。

 

「じゃあ、先ず自己紹介からしよっか」

 

レンちゃんが音頭を取り、自己紹介が始まる。

 

リーダー的存在な三つ編みの人がエヴァ。VSS消音狙撃銃とハンドガンを持ってる。

サブリーダーで丸っこいアバターの人がソフィー、Pなんちゃらマシンガン使い

先日の大会で最後まで逃げてた日本人風のアバターの人がトーマ、ドラグノフ狙撃銃使い。俺のPSLの兄弟みたいな銃だな。

1つ目のグループに居た赤毛のマシンガン使い、ローザ。

同じく1つ目のグループの金髪狙撃銃使い、アンナ。

最後に一番最初に倒した銀髪のサブマシンガン使いのターニャ。

 

「悪いけど今日明日で覚えられるかは分からんわ、取り敢えず俺はアオハル。メインウェポンはMx4とPSL狙撃銃。ステータスは敏捷と筋力振りだな。まぁ、よろしく?」

 

俺の自己紹介が終わった所で、反省会が始まる。科学の発展は凄いもので、ゲーム内でテレビを見ることも出来るのだ、部屋に置いてあるテレビをつけ、SJのカメラ映像を映す。我らLMHとSHINCの戦いの場面を撮っている部分らしい。

一つ一つ、アドバイスをして行く。と言っても俺だってこのアドバイスで正しいのかとか分からんけどね。

 

エム連れてきた方が良かったんじゃねーかなー・・・。

 

 

 

 

反省会を終わらせ、レンちゃんを置いて家を出た、話すことも無いし。女の子が居ると緊張するって訳でもないけど流石に場違い感半端ないわ




少し考え方が過激かな?自分は相手が絶世の美女だと分かっていてもリアルバレは避けたいのでオフ会は行かない人ですけども。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。