なんか予言の書が届いたのでGGO頑張ります 作:アイザック
スナイパーは1発で決めれて嬉しかったが、よく分からないバグに襲われて混乱している。
いや、バグじゃないかな?照準的なものかもしれない。スコープは既についてるんだけど。オートエイムとかかな。
設定画面を操作してみるも、何処にもそんな表記はない。しかしそれらしきものは発見して、
「バレットサークル・・・?」
簡単に言うと、心拍数で範囲が増えたり減ったりする照準らしい。その範囲の中にランダムで飛んでいくそうだ。
「んだよこれ、クソ簡単じゃん、静かにして真ん丸な照準合わせて撃つだけとか楽過ぎね?」
それすらつまづく人も居るのですが、曲がりなりにも多くのゲームを経験してきているアオハルからすると、イージーモードのよう。
なんとなく気勢を削がれたけど、まぁ他のも触るか。
アサルトライフルーAK‐47
サブマシンガンーMP5
マシンガンーM60
ショットガンーM870
ハンドガンーデザートイーグル
各系統1つずつ、有名所を触っていきました。
主観では、スナイパーとアサルトライフルとショットガンとハンドガンが得意だな、サブマシンガンが他のに比べて射程と精度が不安だし、マシンガンはどうも金がかかりすぎるらしい。それに弾幕張ったりは好きじゃない。無駄弾だし。
とりあえず、最低限やり方は理解した。何時までもやってられないしそろそろ出ようか。
外で、ステータスを強化する。
いくつかのステータスにポイントを振り、上がった能力値でまたレベルを上げに行くようだ。
自分の感覚で適当に筋力と敏捷に振る、武器を持てなきゃ意味が無いし、足が遅くて蜂の巣にされるのもゴメンだ。2つを重点的に上げることにしよう。
街に出て中古ショップに入る、コレもチュートリアルのうちのようで今は道案内の矢印が出ている。
初期資金は1000クレジットだけど、買えそうなのはリボルバーしかないな、とりあえずとにかくごつくて威力高そうなこのウェブリー・リボルバーってのにしよう。ちょうど1000クレジットで弾120発付きの安売りしてるし。
店員に金を渡し、リボルバーを自分の手に受け取る。今この瞬間からこの銃は俺のモノだ。そう考えるとなにやら嬉しさも湧き上がってきた。まぁ弱かったら売るけど。
フィールドに出るか、お金も無いし。
テクテクと、荒野を歩く。周囲に人影はないし、遠くは砂煙で見えないので狙われたりはしないと思いたい。このゲームPKありなんだよな。
「・・・ん?なんか・・・」
なんか、見えてる?ちっこい障害物。砂煙でよく見えないけど、誰か座ってるように見える、ピンクっぽいの。そしてその向こうから3人組の男達が歩いて来ていた。距離にして約15メートル。気が付いていてもおかしくない距離であるが、談笑に夢中なのか気にも留めていないらしい。
「おーい」
そう声をかけようとした、その瞬間
バッ!とそのピンクの固まりが飛び上がり、手に持っている何かを振り上げて男達に突っ込んだ。
タタタタタタタタタタタタッ!
いささか軽い音、サブマシンガンだろうか。無防備な男達に赤い被弾エフェクトが浮かび上がる。そして直ぐに沈黙した。
瞬く間に3人のプレイヤーを殺したソレは、男達の死体を漁り、直ぐにまた何事も無かったかのように荒野をてくてくと歩き出した。どうやら俺はまだバレていないようだ。彼我の距離は100メートル弱と言ったところか?すぐ側に居た男達が気が付かなかったことを見るに、俺は存外目がいいらしい。君子危うきに近寄らずとは言うが、なんとなく気になるので付いていこうか。