なんか予言の書が届いたのでGGO頑張ります   作:アイザック

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ストーカーの話

街に入り、そそくさと最初に入った銃器店を訪ねる。

 

「UZIの弾と、9mmパラペラム弾?を下さい。あとUZIはマガジン付きで、300発、9ミリは200発くらい」

 

『パラペラム弾と言う弾丸は存在していません、パラベラムの間違いでしょうか?』

 

NPCの店員にそんな事を言われた、あ、間違えてたか恥ずかしい。

 

『なお、UZIの弾丸と9mmパラベラム弾は同じ物です。合わせて500発ということでよろしいでしょうか?』

 

とも言われる、俺何も知らんな。まぁ一緒なら楽でいいか。

500発購入し、店を出る。P90は一応、返す気はあるので使わない前提だ。弾が案外高かったし。UZI?貰うよ戦利品だし。

ドラムマガジンを6つと残りは全部UZIのマガジン。ハンドガンの引き金を引きまくる感触が好きになったので多めに持っておく。

 

店を出た後はまたフィールドに。メイン武器が手に入ったので少し難易度の上がったフィールドに出る。しかし、

 

「・・・くそつまんねぇな」

 

モンスター狩りは新鮮味が無く、かと言って何もされていないプレイヤーをキルしに行く程行動的ではない。え?ピンクの奴は2回もキルしたじゃんって?それは・・・アレだよ、なんか弄りやすかったから・・・

 

ええと、モンスター狩りだったか。詰まらないのは1人なせいもあるか、敵見つけたら殺してリロードしてまた殺す。UZIの性能が分からないからとホントに少しだけ上のマップに来たのが悪かったのか、単純作業の繰り返しになってしまった。

 

またも拳銃がドロップ、えーと、名前も出ない売却用の銃だそう。パーツ分の値段が出る。これを売り店で銃を手に入れたり、金策でコレを探している最中に銃本体や設計図をGETして手に入れるらしい。後はリアルマネーとか。

 

安い銃で数万クレジット。最高級なら数千万程もするそう。まぁ高い方は各国のサーバーに数十程度しか発見されてない超絶レア銃。難易度激高いボス討伐なんかで手に入るらしい。勿論、店売りのUZIなんかで手に負える相手な訳は無いだろう。弾も中途半端な量だし。全部急所にぶち込めば倒せるかな、まず射程内に収めるまでに3回ぐらい死にそう。

 

「んー、帰るか。今日はもう終わろ」

 

道中特に何も無く、無事街に帰った。

 

街は相変わらず灰色に見える殺風景な様子だが、今日1日遊んでみてこの見た目だから良いんだな、と思えた。

 

ログアウトしよ

 

メニュー画面をスクロールし、ログアウトだ。街中なので殺される心配はないし、男アバターなので変な事もされない。特に宿などを取る意味は無い。

 

「あぁぁぁぁ!?待てぇぇぇぇ!!」

 

ログアウトする寸前、そんな声が聞こえたのは恐らく気のせいだと思う。

 

 

 

 

突然だが、俺こと秋澤 藍斗は大学生である。中の下程度の地元高校を卒業後、これまた中の下位の大学を受験し無事合格、特に夢は無くただ単位を取るために大学に通うだけだ。

 

大学内の友人は少ないが中高生時代の友人は数多く居て、特にコミュ障という訳でもない。まぁ、そろそろみんなもキチンとこれからの人生を考える時期で、遊びに出る事も無くなりはしたが。よって暇な時間はゲームに費やされる。

 

という訳でまたゲームをしている訳だが、どうにも困った事態に陥っている。

原因は、俺の腕にへばりついているこのピンクのチビだ。

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