IS〔ツイン・ソウルズ〕 設定
織斑 春斗:
本作品の主人公。幼少から天才、神童といわれてきた一夏の双子の兄。箒に想いを寄せている。
一夏と違って体が丈夫な方ではなく、よく体調を崩していた。
ある出来事から、一夏の体に意識だけが移った状態にあるが、その天才ぶりに陰りはない。
一夏の体で自覚ありの口説きをかましたりする旗増幅器(フラグブースター)。
でも、自分の体では絶対にやらないと決めている。
シャルロットの為に、自身が考案したIS用粒子加速システム『リンドブルム』と、第三世代IS R‐ドラグーンの設計図をフランスに提供するなど、とんでもない一面も持ち合わせている。
篠ノ之 束に「この子はいつか、世界を破壊する悪魔になるかも知れない」と言われているが、その真意は定かではない。
専用ISは裏白式。
IS 裏白式:
裏の名が示す通り、黒い白式。
白式と違い中、遠距離戦闘用に特化しており、加速力と旋回性能が高く、防御力と最高速度で劣る。
武装も《弓剣 月影》のみ。雪片はプロテクトがされて使えなくなる。
春斗に入れ替わると同時に、この姿が起動する。本来はありえない、イレギュラーフォームとされている。
その正体は白式と同型のISで、束によって二機を一体化させている事が判明。
単一仕様能力は月華白麗。エネルギー無効化能力の矢を放つ、一撃必殺の力。
第二形態 晨月(しんげつ):
雪羅となった白式と共に、裏白式が二次移行した姿。
二機の大型スラスター翼と、四機の機動制御スラスター翼を持ち、加速と回避性能に優れる他、初期型ハイパーセンサーを模した、特殊戦術システム”百目(ひゃくもく)”を持つ。
より射撃戦闘に特化し、大型スラスター翼上部、ISアーマー腰部、両脚装甲外部に二門づつの計六門、自立稼働砲台”月之雫”を有する。
更に右腕部には、多機能戦術腕”晨月”が発現している。
射撃戦闘では凄まじい強さを誇る反面、格闘戦は弱く、ブルー・ティアーズにさえ押し負ける程。
(尚、晨月とは”夜明けの月”を現す造語である)
多機能戦術腕(タクティクスアーム) 晨月:
二次移行を果たした事で発現した、特殊兵装。
エネルギー吸収システム”月暈(げつうん)”。月影用特殊射撃システム”虚月(こげつ)”。牽制・迎撃用射撃システム”双月(そうげつ)”。電子戦用強制アクセスシステム”月虹(げっこう)”がある。
(しかし月虹の全機能は通常、発揮出来ない状態にある)
織斑 一夏:
原作及び、本作品もう一人の主人公。結構熱血漢。
偶然か必然か。ISを起動させられる世界で唯一の男性として、IS学園に入学する。
春斗と内部漫才をするのが日常で、ツッコミのキレは鋭い。
犯罪レベルの鈍感さで、呼吸をするのと同じだけフラグを立てると言われる一級旗職人(フラグメイカー)。
専用ISは白式。
IS 白式:
接近戦仕様のISで、武装は雪片弐型のみ。月影はプロテクトされて使えない。
原作よりも機動力や最高速度、情報処理能力が高い。これらは、春斗がフォーマット中にリアルタイムで情報処理を行った結果である。
当初は春斗も操縦できたのだが、裏白式が発現した事で春斗には使えなくなった。
単一仕様能力は零落白夜。能力は原作と同じくエネルギー無効化だが、春斗が雪片をいじくった結果、その効力を解放し、撒き散らす事が出来る。
第二形態 雪羅:
白式が二次移行した姿。四機の大型スラスターを持ち、最高速度は晨月を上回る。また防御力も高い。
近接戦闘に更に優れ、トップクラスのパワーと攻撃力を大きく高めているが、それでも原作より燃費が良い。(その辺りは春斗の調整を基にしているため)
両脚部にブレード”細雪”、左腕部に多機能武装腕”雪羅”が発現している。
多機能武装腕(アームドアーム) 雪羅:
二次移行を果たした事で発現した、特殊兵装。
荷電粒子砲を撃つカノンモード、零落白夜を用いたシールドモード、エネルギー爪のクローモード、クロー集束のブレードモード、電子戦用破壊システム ブレイクモードがそれぞれ使える。
(ただし、ブレイクモードは単体では使用できない)
零落白夜はこちらでも解放が可能で、シールドは広域消去、クローモードはそのまま飛ばしての攻撃が出来る為、戦術が大きく広がっている。
これらの武装も燃費周りが向上しており、原作よりも長時間の戦闘が可能となっている。
(それでもやはり燃費が悪く、裏白式と紅椿のサポート無しではすぐガス欠となってしまう)
月華白雪(げっかしらゆき):
表と裏の白式、白と黒が共鳴起動(シンクロニティ)した姿。そのシルエットは、白騎士に近いものがある。
装備の換装無しで全領域、全局面展開運用能力の獲得を目指した、第四世代機の到達点の一つ。
遠、中、近距離戦闘全てをこなし、雪片、月影、雪羅、晨月による圧倒的火力と絶対的制圧力。更には大型四機、機動制御用四機の、計八機のスラスターを制御しての超機動力をも誇る。
リミッターも一時的に外される上、二機分のエネルギーを統合して使用するため、戦闘継続時間も長い。が、搭乗者に半端ではない負担を強いる為、使用できる時間には限界があるという欠点も持っている。
その他、この形態の使用には恐ろしいリスクが伴う。
篠ノ之 箒:
原作及び、今作品のメインヒロイン………の筈。
素直になれない自分があまり好きではなく、落ち込む度に春斗が慰めていた。その為か、春斗の事になると途端に素直になる。その辺が一夏には面白くないようだ。
原作よりもツン度が多少低い傾向にある。一夏の事が好きなのだが、どうやら春斗にも……。
二人の幼なじみの間で迷う。箒さん、マジ乙女(ヒロイン)。
専用ISは真打鉄→紅椿。
IS 真打鉄:
春斗が箒の為に用意したISで、見かけは通常の打鉄と同じ。だが、プログラム真打によってその性能は跳ね上がり、専用機にも迫る程。
機動力に重点が置かれており、特徴にして最大の武器は瞬速超過(オーバーアクセル)。
量産機のカスタムという点では、シャルロットのR‐リヴァイヴ・カスタムⅡと同じである。
箒にとって初めての専用機として、彼女のISに対する思いや考え方、力の使い道などを導いた機体であり、思い入れのあるISである。
セシリア・オルコット:
我らがロールさん。英国代表候補生にして、一夏と春斗にフラグを立てられた被害者。
力強い一夏と、理知的な春斗。二人に同時に初恋をしてしまってもう大変。
三巻以降はどうなるのやら。(主に出番的な意味で)
専用ISはブルー・ティアーズ。
IS ブルー・ティアーズ
ブルー・ティアーズが二次移行した姿。移行時にストライクガンナーを装備していた為、高速仕様となっている。
武装はBTマグナム『メテオシューター』。アタックビット『ミラージュ・スピアー』。シールドビット『ミラージュ・バックラー』。
背部には武装と高出力スラスターを併せ持ったBTガジェット『スターロード』。同ユニットに搭載されているBTキャノン『スターハンマー』。
スターロードは武装ユニット『アームズフォートレス』と高機動ユニット『ドライブフォートレス』に分かれ、各機は別の変形をする。
最大の攻撃は超圧縮BTキャノン『シューティング・ドライバー』。ただし、この攻撃は単一仕様能力発動が条件である。
ルール・オブ・クイーン:
二次移行と共に発現した単一仕様能力。その能力は効果範囲内のBTエネルギーの絶対支配。発動させた瞬間から支配下に置かれる。
劇中ではアンチBT能力と称されているが、その効力はBT仕様ISであるブルー・ティアーズにも当て嵌まる。
この能力の真価はアンリミテッド・ハートの性能を完全に解放する点であるが、覚醒したてのセシリアはそこにまで至っていない。
凰 鈴音(ファン リンイン):
中国代表候補生にして、一夏と春斗の幼馴染。春斗が肉体を失った理由を知る人物でもある。
一夏に想いを寄せている。が、同時に春斗に弱みも多く握られている。保健室で一夏にキスしようとした事は、通算100個目の弱みである。
シャルロットの一件で、彼女自身も思わぬ気持ちに気付いてしまった……?
専用ISは甲龍。
シャルロット・デュノア:
フランス代表候補生。原作とは違って、父親とは一年前に決別。男装せずに学園へやってきた。
自分を助けてくれたHARU=春斗に強い恩と淡い想いを抱き、暴走する事もしばしば。
すれ違いと誤解の果てにようやく巡り逢った春斗に、ストレート過ぎるアピールをしまくる恋する乙女。
最近は暗黒面に堕ちつつあり、別名〈ダース・デュノア卿〉とも呼ばれている。
専用ISはラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ→ラファール・ドラグーン。
IS ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ:
ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅠをベースにした、シャルロット用のカスタム機。
実は〈コア・シフトアップ〉実験の為、ラファール・ドラグーンの基礎フレームで組み上げられたISであり、登録上は第二世代になっているが、実際は準第三世代機である。
リンドブルムを装備することも可能であるが、使用する武装や装備などの点から余り意味が無い。
コア・ブロックはそのまま、ラファール・ドラグーン・タイプⅡへと受け継がれている。
IS ラファール・ドラグーン:
春斗の設計した武竜をベースに、デュノア社とフランス政府が共同開発した第三世代IS。
設計図通りのISは技術的、イグニッションプランの側面から開発が見送られ、変わって汎用性、武装面の充実に重点を置いたタイプⅠと、個人用カスタマイズ、機能特化に重点を置いたタイプⅡが開発された。
シャルロットの使うタイプⅡは、高機動と一点突破の破壊力のカスタマイズがなされている。
リンドブルム:
ラファール・ドラグーンの第三世代兵装。
コアのエネルギー素粒子を取り出し加速、激突させることで発生する膨大なエネルギーをユニットエネルギー(エネルギー系武装やISアーマーの強化、量子化した武装の実体化などに使用する為の汎用エネルギー)に変換するシステム。
自力でエネルギー生成を行える為、燃費問題が解決されており、ほぼ無制限にエネルギー武装を使う事ができる。
(その際、リングが発光現象を起こし、余剰エネルギーはスラスターから外部に放出される)
ただし、ラファール・ドラグーンはリンドブルムの使用を前提としており、何かしらのアクシデントでリンドブルムが使用できなくなると、スペックはガタ落ちする。
それでも、R-リヴァイヴ・カスタムⅡ並の性能がある為、戦闘そのものは可能。ただしとてつもなく燃費が悪い。
可変装甲〈ドラゴン・スケイル〉:
篠ノ之束が第三世代用万能対応装備として考案。その後、展開装甲の理論に移ったため放置されていた物を、春斗が完成させた特殊装備。
雪羅や晨月と同様にIS装甲と武装機能が一体化しており、状況に応じて機能の違う装甲ユニットにリアルタイム換装を行う事が出来る。
だが現状、そのリアルタイム換装は排除されており、もっぱら個人用カスタムパーツに利用されている。
〈ドラゴン・スケイル〉はラファール・ドラグーンのオートクチュールの総称であり、可変装甲の別称ではない。
ラウラ・ボーデヴィッヒ:
ドイツ代表候補生兼、黒ウサギ隊の隊長。
当初は冷徹であったが、一夏達に敗北してからは一変。一夏を「私の嫁」と称し、春斗を「義兄上」と呼ぶようになる。
基本、クラリッサと春斗に色々騙されたり仕込まれたりで、面白い子扱いされる。
春斗的には、小さい頃の箒を思い出すので放っておけないらしい。
ゼンガー・ゾンボルトがお気に入りのようだ。
専用ISはシュヴァルツェア・レーゲン。
辰守 織羽:
オリジナルキャラ。二組の元クラス代表にして、辰守インダストリーの社長令嬢。
由緒正しい忍者の家系で、幼い頃から修行をしていたので生身の身体能力も凄まじく、物語中でもトップクラス。
箒の現ルームメイトで、なんやかんやとヒロイン達をかき乱したり、色々自由に動く。
専用ISは舞影。
IS 舞影:
白と朱、黒からなる忍者型IS。
隠密性と搦め手を得意とするISで、戦闘力そのものは低め。
それを補うオートクチュールを装備することで、戦闘力を飛躍的に上昇させることが出来る。
第三世代兵装はハイパーセンサージャマー。及びシールドエネルギー変換能力。
後者は、雪片のデータをシステム化したもので、シールドエネルギーを変換してバリアー貫通性能を一発だけ付与する。(ラウラ戦で刀がシールドを貫いたのがそれ)
オートクチュール装備では、純粋に攻撃力に変換するシステム。
更識 簪:
姉よりも先に登場した四組の専用機持ち。
さりげなくおいしい所を持って行ったりと、なかなか油断できない娘。
織羽とは幼馴染で、その縁で一夏達とも関わっていく。
専用ISは打鉄弐式。
織斑 千冬:
春斗、一夏の姉で担任教師。元日本代表で、世界一のIS操縦者。
普段は自分にも他人にも厳しいが、プライベートはなかなか酷く、特に部屋が豪い事になる。
彼女が本当に嫁に行けるのか、弟たちの不安は尽きない。
一夏には厳しくも優しく接するが、春斗には過去の出来事に罪の意識を感じているのか、いまいち踏み込めないでいる。
フィリー・ミヤムラ:
元フランス代表で、第二回モンド・グロッソ射撃部門の優勝者。
シャルロットすら足元に及ばない高速切替(ラピッドスイッチ)の使い手で、通り名は『硝煙の魔女』。
事故で片腕を失い引退するも、その実力は未だに衰えていない。
シャルロットを鍛え上げた面からも、指導者としての技量も確かである。
性格は奔放で、シャルロットをよく弄る。またヘビースモーカーでもあり、よくその辺に灰を落としている。
シャルロットからはタバコを止めるよう言われていて、本人曰く本数は減っているというが、その真偽は不明。
デュアン・ヒューイック:
元アメリカ、現フランスの天才科学者。結構いい性格している爺さん。
昔、日本で講演をした時に年端もいかない男の子が聞いているのに気付き、その際に声を掛けた。
それが春斗で、それ以来手紙などで交流をもつ事になる。
IS発表時、その性能にいち早く注目し、世界が変わる可能性に気付いていたりした。
I・S・E:
ISを殺すために作られた対IS用パワードユニット。コア・キューブを動力源にし、高い性能を誇る。
その最大の能力はコア・ディバイドと呼ばれる、対ISコア攻撃。
コアに対して『死への恐怖』を刻み付けることによってその反応を阻害、破壊に至らしめる。
また、エネルギーを結晶化させる能力も有している。
有人機と無人機があり、ISのフレームをそのまま流用することも可能。
I・S・E デモニア:
最強にして最凶の、ISの天敵。7つのコア・キューブを持ち、オリジナルドライバーと称される織斑春斗の体を中核とし、その性能は専用機複数、そして月華白雪とさえ互角以上に渡り合える程。
VTシステム及びV・T・M・Sによって動き、戦局に合わせて自在の戦法を取れる。
I・S・Eブラッド・ガーベラのコアユニットでもある。
インフィニット・ストラトス:
篠ノ之束によって開発された、女性にしか使えないという、一種のパワードスーツ。
本作においては、コアネットワークそのものがインフィニット・ストラトスであり、機体はそれを構築する情報を得るための端末でしか無いという設定。
究極単一能力:
単一仕様能力の更に上位――情報エネルギーの爆発的開放によって、現実を歪ませることが出来る。
その能力は物理的な限界を超え、世界そのものを書き換える事ができる。
世界各国がIS開発に重きをおくようになったのは、この力を他国よりも早く得ようとしたため。