それでは、第3話を始めていきます。
「行くよ、『ぐらいむ』!」
「共に行こう、『フルバウ』!」
二人が『
「うん、これで最初はバッチリだね。さてと……それじゃあ二人にとってはこれが最初のファイトだから、ルールや用語を一つ一つ解説しながら進めていこうか」
「うん」
「分かった」
二人の返事を聞くと、龍聖は両者のFVを指差しながら静かに口を開いた。
「まずはこのカード──ヴァンガードとなるユニットについてだね。『カードファイト!! ヴァンガード』の設定上、二人はこことは違う星──『惑星クレイ』に降り立ったとてもか弱い霊体。だけど、そのヴァンガードと呼ばれるリーダー的なユニットにライドする事で、そのユニットと共に戦う事が出来、コールした他の仲間であるリアガードと一緒に先に相手に6つのダメージを与える事が出来れば、勝利を収める事が出来る。そして、各ユニットにはそれぞれグレードという物があり、基本的にはグレード0からグレード3までなんだけど、そのクランによってはグレード4やグレード5なんてのを持つユニットもいて、フリスクの選んだ『ロイヤルパラディン』というクランにはそのグレード4のユニットがいるけど、そのデッキには流石に入ってないかな」
「そういえばそうだったかも。でも、グレードが高い分、強さは折り紙付きなんだよね?」
「そうだね。ただし、ヴァンガードはそのFVとなるグレード0から順番にグレードを上げたり、同じグレードのユニットをライドさせたりしていくんだけど、『カードファイト!! ヴァンガード』のルール上、それより下のグレードのユニットにはライド出来ないから、1度グレード4のユニットにライドしたら、基本的にはグレード4以上のユニット以外にはもうライド出来ないから、そこは注意してね」
「うん、分かった」
「それじゃあ……今度は各グレードが持つ能力についてだよ。フリスクの『ぐらいむ』とキャラの『フルバウ』はそれぞれグレード0のユニットなんだけど、グレード0とグレード1のユニットは『ブースト』という能力を持っていて、これはそのユニットが自分の前にいるユニットにパワーを与える事が出来る能力なんだ。だから、これらのユニットは前列にいる時にはその能力を使えないけど、ヴァンガードのグレードがどんどん上がっていく内につれて後列に置くようにはなるから、その時には能力を発動できるようになるかな」
「なるほどね……」
「さてと、グレード2とグレード3のユニットの持つ能力はその時に説明するとして、まずはそこまでファイトを進めていこうか。先行はたしかフリスクからだよね?」
「うん、そうだよ。それじゃあボクのターンなんだけど……まずはデッキからカードを1枚引くんだったよね?」
「そうだね。ただ、基本的な流れとしては、前のターンに行動をし終えた状態であるレスト状態になってるユニット達をもう一度行動させられる状態であるスタンド状態にする『スタンドフェイズ』から始まって、カードを1枚引いたり特定の条件が揃った時に『Gアシストステップ』という動作を行う『ドローフェイズ』、新しいユニットをヴァンガードとしてライドする『ライドフェイズ』、リアガードをコールしたりユニットが持つスキルを発動したりする『メインフェイズ』、相手のヴァンガードやリアガードにアタックが出来る『アタックフェイズ』、そして最後に特定のスキルを発動したり相手にターンを渡す事を告げたりする『エンドフェイズ』までが一連の流れだね。因みに、今回は主流の『スタンダード』っていうルールで進めるけど、かなり前のカードを混ぜて使える『プレミアムスタンダード』というのも存在するよ」
「分かった。それじゃあ……ドロー!」
フリスクは勢いよくデッキからカードを1枚ひくと、それを手札に加えながら別のカードを手に取り、それを『ぐらいむ』ヘと重ねた。
「ボクは『ぐらいむ』に『ういんがる』をライド。そしてこの時、『ぐらいむ』のスキルを発動! このユニットがライドされた時、デッキからカードを1枚ドローする。そして『ういんがる』の後ろの
「そうだね」
「それじゃあボクは、これでターンエンド。次はキャラのターンだよ」
「うん。それじゃあ……私のターン、ドロー」
勢いよくドローしたフリスクとは対称的に、落ち着いた様子でデッキからカードを1枚ドローすると、キャラは手札からカードを1枚抜き取り、それを『フルバウ』ヘと重ねた。
「私は『フルバウ』に『グルルバウ』をライド。この時、『フルバウ』のスキルを発動して、デッキからカードを1枚ドローするよ」
「……あれ? 『フルバウ』も『ぐらいむ』と同じスキルなの?」
「どうやらそうみたいだけど……リュウセイ、グレード0のユニットは基本的にこうなのかな?」
「うーん……全部が全部そうでは無いけど、そういうスキルを持ってるグレード0のユニットは多いし、そのユニットがFVに選ばれる事は多いかな」
「そっか。さて……私は『秘薬の魔女 アリアンロッド』を『グルルバウ』の後ろの(R)にコール。スキルは……うん、今回は使わなくても良いかな。それじゃあフリスク、早速バトルに入らせてもらうよ」
「う、うん……!」
「まずはアタックステップに入って、『秘薬の魔女 アリアンロッド』がブーストして、パワーが14000になった『グルルバウ』で『ういんがる』にアタック。フリスク、ガードはする?」
「ガードは……うん、しないよ」
「分かった。それじゃあそのままドライブステップに移行して……リュウセイ、グレード1はデッキから確認できるのは1枚だけだったよね?」
「うん。ドライブステップで行うドライブチェックは、今キャラがやろうとしてるようにデッキの一番上のカードを確認して、それがトリガーユニットだったらそれに対応した効果が発揮されるけど、グレード0からグレード2までは1枚までで、『ツインドライブ!!』っていう能力を持ってるグレード3からは2枚まで確認して、そのまま手札に加えるよ」
「うん、ありがとう。それじゃあ……ダメージチェック」
そう言いながらキャラはデッキの一番上のカードを確認すると、ニヤリと笑いながらそれをフリスク達へと見せた。
「『デスフェザー・イーグル』、たしかこのユニットはパワーを+10000と相手に与えるダメージを増やせるクリティカルトリガーを持つユニットだったよね?」
「うん、そうだね」
「ふふっ、やったぁ……♪ それじゃあパワー+10000とクリティカル+1は全て『グルルバウ』に与えるよ。さあ、ダメージを受けてもらうよ、フリスク」
「う……わ、分かったよ……」
嬉しそうなキャラとは対称的にフリスクは悔しそうに返事をすると、自分のデッキへと手を伸ばし、カードを1枚ずつ捲り始めた。
「ファーストチェック──ノーマルユニットの『ういんがる』だったから、そのままダメージゾーンへ置くよ。そしてセカンドチェック──2枚目はトリガーユニットの『まあるがる』だったよ」
「あっ、それはドロートリガーだね。さっきのクリティカルトリガーみたいにどれか1枚のユニットのパワーを+10000させる事が出来る上、デッキからカードを1枚ドロー出来るよ」
「つまり……どちらかと言うなら、守り寄りのトリガーなんだね。ボクはパワー+10000を『ういんがる』に与え、デッキからカードを1枚ドローするよ」
「うん、了解。さてと……これで私の出来る事は無くなったし、このままエンドフェイズに移行して、ターンエンドにするよ」
「分かった。それじゃあボクのターン、ドロー!」
先程まで見せていた悔しそうな様子とは一転して、フリスクは元気よくカードを1枚ドローすると、龍聖を一瞥してから手札にあったカードを『ういんがる』の上に重ねた。
「ボクは『ういんがる』に『ブラスター・ブレード』をライド! そして、『至誠の騎士 ベルギウス』を前列の右側の(R)にコールして、ここでバトルフェイズに入るよ。『至誠の騎士 ベルギウス』で『グルルバウ』にアタック! キャラ、これはガードする?」
「……ガードはしないよ。ダメージチェック──ノーマルユニットの『ザ・ダーク・ディテクター』だから、そのままダメージゾーンへ置くよ」
「分かった。それじゃあ今度は……『ナイトスクワイヤ アレン』がブーストして、パワーが18000になった『ブラスター・ブレード』で『グルルバウ』にアタック! これはどうする?」
「……うん、それもノーガードで良いよ」
「了解。さてと……それじゃあドライブチェック──トリガーユニットの『世界樹の巫女 エレイン』だったよ」
「ん……それはヒールトリガーだね。ヒールトリガーはいずれかのユニットにパワーを+10000する事が出来る上に自分のダメージゾーンの枚数が相手の枚数以上ならダメージを1枚回復できるんだ。この場合、フリスクさんのダメージが2で、キャラさんのダメージが1だったから、フリスクさんはダメージを1枚回復できるよ」
「よし……! それじゃあボクは『ブラスター・ブレード』にパワー+10000を与えて、ダメージを1枚回復するよ」
「うーん……これで逆転されちゃったかぁ……。まあ、ファイトは始まったばかりだし、まだまだこれからだけどね」
「ふふ、そうだね。でも、ダメージはキッチリと受けてもらうよ?」
「もちろん。それじゃあダメージチェック──『ハウルオウル』、ドロートリガーゲットだよ」
「う……キャラもダメージでドロートリガーを引いてきたかぁ……」
「ふふっ、気が合うね。さてと、パワー+10000は『グルルバウ』に与えて、カードを1枚ドロー……っと。これでフリスクのターンは終わりかな?」
「う、うん……これでボクはターンエンドだよ」
「分かった。それじゃあ私のターン、ドロー」
キャラはカードを1枚ドローすると、それを手札に加えながらニヤリと笑い、手札の中の1枚を『グルルバウ』の上に重ねた。
「私は『グルルバウ』に『ブラスター・ダーク』をライド!」
「……え? 黒い『ブラスター・ブレード』……!?」
「あはは……やっぱり、最初見た時はそう思うよね。実際、私も最初はそうかなって思っちゃったし。だけど、この『ブラスター・ダーク』はただ『ブラスター・ブレード』に似てるんじゃないんだよ。『ブラスター・ダーク』のスキル、このユニットの登場時、コストを支払う事で、相手は自分のリアガードを1枚選び、それを退却させる。私はコストとしてダメージを1枚裏返して
「うう……ただでさえリアガードが少ないのに、退却させるリアガードを選ばないといけないなんて……」
「まあ、『ブラスター・ブレード』も同じようなスキルを持ってるんだから、そこはお相子だよ。それで、誰を選ぶ?」
「……それじゃあ、『ナイトスクワイヤ アレン』を選ぶよ」
再び悔しそうな様子を見せながらフリスクが(R)『ナイトスクワイヤ アレン』をドロップゾーンと呼ばれる場所に置く中、キャラはそれをニヤリと笑いながら眺めた後、手札の内の1枚を手に取った。
「フリスク、悔しがるのはまだ早いよ?」
「……え?」
「私は前列の右側の(R)に『ブラスター・ダーク』をコール。そして、もう1枚のダメージを裏返してCB1を支払い、フリスクにもう1枚のリアガードを退却してもらうよ」
「そ、そんな……」
「ふふ……そして、フリスクのリアガードがいなくなった事で、『ブラスター・ダーク』のもう一つのスキルの発動条件が満たされたよ」
「『ブラスター・ダーク』の……もう一つのスキル……?」
「そう。『ブラスター・ダーク』が
「ドライブが+1……って事はまさか……!?」
「そう。さっき説明してもらった『ツインドライブ!!』のようにドライブチェックで確認出来るカードが2枚に増えるんだよ。つまり、トリガーユニットが出る可能性も増えるわけだね」
説明をしながらキャラが楽しそうな笑みを浮かべる中、フリスクの顔には絶望の色が浮かんでいた。
「グレード2なのに『ツインドライブ!!』まで使えるなんて……」
「まあ、それが使えるのは、相手のリアガードがいなくて(V)にいる時のみだから、とても状況は限られるけど、この隙にガンガン攻めさせてもらうよ」
ニヤリと笑いながら言うと、キャラは(R)に置かれた『ブラスター・ダーク』をレスト状態にした。
「(R)にいる『ブラスター・ダーク』で『ブラスター・ブレード』にアタック。さて、これはガードする?」
「う……し、しないよ……。ダメージ……チェック──ノーマルユニットの『ブラスター・ブレード』だから、そのままダメージゾーンに置くよ……」
「それじゃあ今度は、『秘薬の魔女 アリアンロッド』のブーストでパワーが16000になった『ブラスター・ダーク』で『ブラスター・ブレード』にアタック。さて、これはどうする?」
「ガードは……しない」
「そっか。それじゃあ……ドライブチェックに入ろうかな。まずはファーストチェック──ノーマルユニットの『撃砕の騎士 ダマン』だったから、このまま手札に加えるよ。続いてセカンドチェック──『アビス・ヒーラー』、ヒールトリガーゲットだよ」
「くっ……!」
「今のお互いのダメージは2。よって私は、ヒールトリガーを引いた事でダメージを1枚回復できる。さて……それじゃあ3枚目のダメージを受けてもらおうかな?」
ニヤリと笑いながら言うキャラに対して、フリスクはコクンと頷くと、「ダ、ダメージチェック……」と声を震わせながらデッキの一番上のカードを捲った。するとその瞬間、フリスクの表情は明るくなった。
「『まあるがる』……! ゲット、ドロートリガー!」
「おお……結構ドロートリガーを引くね」
「そうだね。ダメージは受けちゃったけど、手札が増えた分、やれる事も増えたはず! だから、ここからまた逆転してみせるよ!」
「……うん、期待してるよ。さてと……これで私はターンエンドだよ」
「分かった。それじゃあボクのターン、ドロー!」
フリスクは勢い良くカードをドローすると、それを手札に加えながら別のカードを手に取り、静かに目を閉じた。
「……白き鎧に身を包んだ若き日の騎士王よ、己が目指す未来のため、その勇気の剣を振るえ! ライド、『アルフレッド・アーリー』!」
その言葉と共にフリスクが『アルフレッド・アーリー』を『ブラスター・ブレード』に重ねると、キャラはとてもワクワクした様子で『アルフレッド・アーリー』に視線を向けた。
「へえ……中々カッコいいユニットだね。それで、このユニットと一緒にどんな戦いを見せてくれるのかな?」
「それはね……こうするんだよ! 『アルフレッド・アーリー』は『フォース』の『イマジナリーギフトアイコン』を持っているため、『アルフレッド・アーリー』にライドした事で、ボクは『フォースⅠ』を獲得し、それを(V)へと置く。これにより、『アルフレッド・アーリー』のパワーは+10000される」
「……パワーを上げてきた、か……」
「そして、『アルフレッド・アーリー』のスキル、このユニットの(V)への登場時、コストを支払う事で、あなたの手札かソウルから『ブラスター・ブレード』を1枚まで(R)にコールし、そのターン中、そのユニットのパワーを+10000し、コールしたら1枚引く。ボクはソウルから『ブラスター・ブレード』を前列の右側の(R)にコールし、コールし『ブラスター・ブレード』のパワーを+10000し、デッキからカードを1枚ドローする」
そう言いながらフリスクがカードを1枚ドローしていると、キャラの表情にも少しだけ陰りが見えた。
「仲間を呼ぶ上にドローまで……これは思ってたよりも厄介かな……」
「厄介がるのはまだ早いよ、キャラ。コールした『ブラスター・ブレード』のスキル、このユニットの登場時、コストを支払う事で、相手の前列にいるリアガードを1枚選び、退却させる。ボクは
「『ブラスター・ダーク』が……!」
「そしてここで、さっき引いた『ナイトスクワイヤ アレン』を『アルフレッド・アーリー』の後ろの(R)にコールし、『ナイトスクワイヤ アレン』のスキルを発動! このユニットの登場時、コストを支払う事で、あなたの手札からあなたのヴァンガードのグレード以下のユニットを1枚まで(R)にコールする。コールしたら、1枚引き、このターン中、このユニットのパワーを+3000する。ボクはこれで『まあるがる』を後列の右側の(R)にコールし、1枚ドローする。そしてそれと同時に、『ナイトスクワイヤ アレン』のパワーを+3000する。更にボクは、『スタードライブ・ドラゴン』を前列の左側の(R)にコールするよ」
「……これは、流石にキツくなってきたかな……」
フリスクの怒濤のコールラッシュにキャラが冷や汗を掻く中、フリスクはニコッと笑いながら『スタードライブ・ドラゴン』をレスト状態にした。
「さあ……行くよ、キャラ。『スタードライブ・ドラゴン』で『ブラスター・ダーク』にアタック! この時、『スタードライブ・ドラゴン』のスキルを発動! (R)にいるこのユニットが相手のヴァンガードにアタックした時、あなたのリアガードが3枚以上なら、そのバトル中、このユニットのパワーは+5000される。よって、『スタードライブ・ドラゴン』のパワーは、合計18000になる!」
「18000……つまり、ガードをするには10000以上のシールド値が必要なんだね……。それなら、今回はガードしないよ。だから、ダメージチェック──『撃砕の騎士 ダマン』だったから、そのままダメージゾーンに置くよ」
「分かった。それじゃあ今度は、パワーが3000アップして合計11000になった『ナイトスクワイヤ アレン』がブーストして、更に『フォースⅠ』でパワーが+10000されてパワーが合計34000になった『アルフレッド・アーリー』で『ブラスター・ダーク』にアタック! さあ、これはどうする?」
「……ここは、ノーガードで良いよ」
「分かった。それじゃあ『ツインドライブ!!』、ファーストチェック──『幸運の運び手 エポナ』。ゲット、クリティカルトリガー!」
「おっと……ここでクリティカルトリガーは結構痛いなぁ……」
「ふふ、そうだろうね。クリティカル+1は『アルフレッド・アーリー』に、パワー+10000は『ブラスター・ブレード』に与えるよ。そしてセカンドチェック──『まあるがる』。ゲット、ドロートリガー! パワー+10000は『ブラスター・ブレード』に与えて、デッキからカードを1枚ドロー!」
ドライブチェックで捲ったトリガーユニットの処理をフリスクが終えると、キャラは苦々しい顔をしながらデッキに手を伸ばした。
「……ダメージチェック、ファーストチェック──『グルルバウ』だから、そのままダメージゾーンへ。セカンドチェック──『ハウルオウル』、ドロートリガーゲットだよ。パワー+10000は『ブラスター・ダーク』に与え、1枚ドローするね」
「う……またキャラにもドロートリガーを引かれた……」
「ふふん♪ こっちだって負けてないって事だよ」
「たしかにね。でも、これはどうかな? 『まあるがる』がブーストして、パワーが合計45000になった『ブラスター・ブレード』で『ブラスター・ダーク』にアタック!」
「ノーガードで。ダメージチェック──『ハウルオウル』、ドロートリガーゲットだよ」
「う、うそ……またドロートリガー!?」
ドロートリガーが捲れた事でフリスクが驚愕していると、それを見ていた龍聖達は苦笑いを浮かべた。
「あー……やっぱりまだ少し固まってるんだね」
「か、固まる……?」
「うん……構築済みデッキってかなりの回数シャッフルとカットをしないと本当にカードが混ざらないんだよ」
「だから、同じカードが連続で出る事も珍しくないかな。まあ、それでもよく切られている方だけどね」
「な、なるほど……」
龍聖達の説明にフリスクが少し驚きながら答える中、キャラは勝ち誇った笑みを浮かべながら『ハウルオウル』をフリスクへと見せるように指で挟み、明るい声で話し掛けた。
「どう、フリスク? これが私の実力だよ」
「……それは運も実力の内って言いたいの?」
「そういう事だね。さてと……これでフリスクのターンは終わりだよね?」
「あ、うん……」
「了解。それじゃあ私のターン、ドロー」
キャラは落ち着き払った様子でカードを引くと、それを手札に加えてから手札の内の1枚を手に取った。
「……禍々しき闇を纏う黒竜、我らの勝利のためにその呪われた力を振るえ! ライド、『ファントム・ブラスター・ドラゴン』!」
そして、キャラが『ブラスター・ダーク』の上に『ファントム・ブラスター・ドラゴン』を重ねると、龍聖は『ファントム・ブラスター・ドラゴン』にキラキラとした視線を向けた。
「おぉ……! 遂に出たね、そのユニットが! 」
「え……このユニットって、そんなに強いの?」
「もちろん、強いよ。ただ、スキルを発動する条件が結構キツいけどね」
「ふふ、そうだね。でも、私はさっきフリスクがダメージを与えて、ドロートリガーを引かせてくれたおかげでそのスキルを使えるんだよね~♪」
「うぐっ……!」
キャラの言葉にフリスクが悔しそうに歯をギリッとならすと、キャラは再び手札の内の1枚を手に取った。
「さて、まずは『ファントム・ブラスター・ドラゴン』が『フォース』の『イマジナリーギフトアイコン』を持ってるから、『フォースⅡ』を獲得して、それを(V)に置く。次に『ブラスター・ジャベリン』を後列の右側の(R)にコール。この時、『ブラスター・ジャベリン』のスキルを発動。このユニットが(R)に登場した時、グレード1以下のあなたの他のリアガードがいるなら、コストを支払う事で、カードを1枚引き、このユニットのパワーを+3000する。私にはグレード1の『秘薬の魔女 アリアンロッド』がいるから、CB1を支払い、カードを1枚引いて、『ブラスター・ジャベリン』のパワーを+3000する。そして、後列の左側の(R)にもう1枚の『ブラスター・ジャベリン』をコールして、再びスキルを発動するよ。CB1を支払い、カードを1枚引いて、『ブラスター・ジャベリン』のパワーを+3000するよ。後、(R)にいる『秘薬の魔女 アリアンロッド』のスキル、このユニットが(R)にいるなら、コストを支払う事で、あなたのユニットのパワーを+10000する。私はSB1を支払って、『秘薬の魔女 アリアンロッド』をレスト状態にする事で、『ファントム・ブラスター・ドラゴン』のパワーを+10000するよ」
「…………」
「さてと、ここで『ファントム・ブラスター・ドラゴン』のスキルが使えるから、使わせてもらおうかな。『ファントム・ブラスター・ドラゴン』のスキル、このユニットが(V)にいる時、コストを支払う事で、相手は自分のリアガードを3枚選んで、それを退却させる。そしてそのターン中、このユニットはパワー+15000/クリティカル+1される」
「なっ……!?」
「私はCB1を支払って、『ブラスター・ジャベリン』2枚と『秘薬の魔女 アリアンロッド』を退却させ、『ファントム・ブラスター・ドラゴン』のパワーを+15000し、クリティカルを+1する。さあ……退却させるユニットを選んでもらうよ、フリスク」
「う……それなら、『スタードライブ・ドラゴン』と『ナイトスクワイヤ アレン』と『まあるがる』を退却させるよ……」
「分かった。後は……手札から『ブラスター・ダーク』を前列の右側、『グルルバウ』をその後ろ、『撃砕の騎士 ダマン』を前列の左側、『デスフェザー・イーグル』2枚をそれぞれ後列の左側と中央にコール。そして、『ブラスター・ダーク』のスキルを発動して、CB1を支払い、もうそれしかいないから『ブラスター・ブレード』を退却させてもらうよ」
「くっ……!」
フリスクが悔しそうに『ブラスター・ブレード』をドロップゾーンへ置く中、キャラはどうだと言わんばかりの笑みを浮かべた。
「フリスク、これが『シャドウパラディン』の力だよ。流石の君でもこれはどうしようも無いんじゃないかな?」
「……まだ、だよ。ボクはまだダメージが3枚だけだから、チャンスなんて幾らでもあるよ!」
「まあ、そうだね。でも、本当に防ぎきれるかな? 『デスフェザー・イーグル』がブーストして、パワーが合計33000になった『ファントム・ブラスター・ドラゴン』で『アルフレッド・アーリー』にアタック!」
「必要なガード値は40000越え……だったら、『
「……へえ、『守護者』なんて手札にあったんだ。まあ、良いよ。『ツインドライブ!!』、ファーストチェック──『デスフェザー・イーグル』、クリティカルトリガーゲットだよ。パワー+10000とクリティカル+1は『ブラスター・ダーク』に与える。続いてセカンドチェック──『厳格なる
「に、2枚ともクリティカルトリガー……」
「ふふ、勝利の女神はまだまだ私を見放してないようだね。それじゃあ次は、『撃砕の騎士 ダマン』で『アルフレッド・アーリー』にアタック。この時、『撃砕の騎士 ダマン』のスキルを発動。(R)にいるこのユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたのリアガードが相手のリアガードよりも多いなら、そのターン中、このユニットのパワーを+5000する。よって、『撃砕の騎士 ダマン』のパワーは合計28000になる」
「今度は20000……! だったら、『世界樹の巫女 エレイン』と『ういんがる』を(G)にコールしてガード!」
「それなら、『グルルバウ』がブーストして、パワーが合計28000になった『ブラスター・ダーク』でアタック!」
「……これは受けるよ。ダメージチェック、ファーストチェック──『アルフレッド・アーリー』だから、そのままダメージゾーンへ。セカンドチェック──『ういんがる』だから、これもそのままダメージゾーンへ置くよ」
「分かった。それじゃあ私はこれでターンエンド。さあ、フリスクのターンだよ」
「うん。ボクのターン……ドロー!」
フリスクは希望に満ちた目をしながらデッキからカードを1枚引き、それを手札に加えると、手札から1枚のカードを抜き取った。
「高貴なる聖域の騎士王、己の友と共にこの戦場を駆け抜けろ! ライド、『騎士王 アルフレッド』!」
そして、フリスクが『騎士王 アルフレッド』を『アルフレッド・アーリー』の上に置くと、それを見ていた龍聖の目がキラキラと輝き始めた。
「『騎士王 アルフレッド』……! そのユニットが手札にあったんだね!」
「うん。さて……『騎士王 アルフレッド』も『フォース』の『イマジナリーギフトアイコン』を持っている事で、ボクは『フォースⅠ』を獲得し、それを前列の右側の(R)に置くよ。そして、『騎士王 アルフレッド』のスキルを発動! このユニットが(V)にいる時、1ターンに1度、コストを支払う事で、山札から『ブラスター・ブレード』を1枚まで探し出し、(R)にコールし、そのターン中、そのユニットのパワーを+5000し、その後に山札をシャッフルする。ボクはCB1を支払い、山札から『ブラスター・ブレード』を1枚探し、前列の右側の(R)にコールし、『ブラスター・ブレード』のパワーを+5000する。キャラ、シャッフルの後にデッキのカットをお願いするね」
「うん、分かった」
キャラが頷くと、フリスクは山札から『ブラスター・ブレード』を1枚取り出し、それを(R)に置き、山札をシャッフルした。そしてそれを終えると、キャラにデッキを手渡し、キャラがカットを終えてそれを受け取ると、小さく息を吐きながらデッキを定位置に置いた。
「そしてこの時、『騎士王 アルフレッド』のスキルを発動! あなたのターン中、あなたの(R)に『ブラスター・ブレード』がいるなら、このユニットのパワーは+10000される。更にここで『ブラスター・ブレード』のスキルを発動! CB1とSB1を支払い、『ブラスター・ダーク』を退却させるよ!」
「また『ブラスター・ダーク』が……!」
「更に『ういんがる』を後列の右側、『スタードライブ・ドラゴン』を前列の左側、『ナイトスクワイヤ アレン』を後列の中央、『幸運の運び手 エポナ』を後列の左側の(R)にコール! この時、『ういんがる』のスキルを発動。このユニットが(R)にいるなら、あなたのターン中、このユニットと同じ縦列にいる『ブラスター・ブレード』全てのパワーを+5000する」
「あんなに退却させたのに、またリアガードがそんなに……!?」
「たしかに、『シャドウパラディン』もスゴい展開力だったけど、『ロイヤルパラディン』にだってユニット同士の強い絆があるんだよ! そしてここでバトルに入るよ! 『幸運の運び手 エポナ』がブーストした『スタードライブ・ドラゴン』で『ファントム・ブラスター・ドラゴン』にアタック! この時、『スタードライブ・ドラゴン』のスキルが発動し、『スタードライブ・ドラゴン』のパワーは合計23000になる!」
「……それなら、『厳格なる撃退者』でガード!」
「だったら、『ナイトスクワイヤ アレン』がブーストして、パワーが合計41000になった『騎士王 アルフレッド』で『ファントム・ブラスター・ドラゴン』にアタック! 」
「41000……それなら、『抗拒の騎士 リムリス』を(G)にコールして、『ザ・ダーク・ディテクター』をドロップゾーンへ!」
「分かった。それじゃあダメージチェック、ファーストチェック──『ふろうがる』。ゲット、クリティカルトリガー! パワー+10000とクリティカル+1は『ブラスター・ブレード』に」
「う……で、でもそれなら『アビス・ヒーラー』を2回引けば──」
「セカンドチェック──『ふろうがる』。ゲット、クリティカルトリガー!」
「なっ!? ダブルクリティカルトリガー!?」
「ふふ、どうやら勝利の女神はボクに微笑んだようだよ。パワー+10000とクリティカル+1は『ブラスター・ブレード』に!」
「という事は……『ブラスター・ブレード』はブーストを含めると、合計48000のクリティカル3……」
「そういう事。という事で、『ういんがる』がブーストして、パワーが合計48000になった『ブラスター・ブレード』で『ファントム・ブラスター・ドラゴン』にアタック!」
「くっ……それなら、ヒールトリガーに賭けるまでだ! ノーガード!」
「分かった。それじゃあダメージチェックをお願い」
「だ、ダメージチェック──」
そして、キャラは震える手でデッキの一番上を捲ると、表情に悔しさを滲ませながらそれをフリスク達に見せた。
「……『ブラスター・ダーク』、私の……負けだよ」
「キャラ……」
「おめでとう、フリスク。おめでとうなんだけど……はあ、やっぱり悔しいなぁ……。正直、『ファントム・ブラスター・ドラゴン』を出せた辺りで勝った気がしてたから、そこが勝負を分けたのかもしれないね……」
「油断大敵、って事だね」
「……だね」
フリスクの言葉にキャラがクスリと笑いながら答えていると、龍聖はニコリと笑いながらフリスク達に話し掛けた。
「お疲れ様、二人とも。初めてとは思えない程、良いファイトだったよ」
「ありがとう、リュウセイ」
「リュウセイ、ありがと。でも、やっぱり負けたのは悔しいから、これは『シャドウパラディン』についてリュウヤさんに色々とアドバイスを貰いたいなぁ……」
「あ、それならボクはリュウセイとセイナからアドバイスを──」
キャラに対抗するようにフリスクがやる気に満ちた表情で言い始めたその時、『カードステーション』の自動ドアが開く音が聞こえ、全員の視線が自動ドアヘと注がれた。すると、そこには三人の少年の姿があり、紫色の長髪を麻紐で結った和装の少年とオレンジ色のスポーツ刈りの革ジャンにダメージジーンズ姿の少年の二人を率いるように立つ半袖短パン姿の肩程まで伸ばした赤髪の少年の姿に龍聖は少し困ったような表情を浮かべた。
「
「おう、龍聖! 今日こそお前の『
「あのカードは、お前が持つには相応しくないからな」
「紅貴に負けて、さっさと差しだしやがれ!」
「そうは言うけど……紅貴君、『リンクジョーカー』のデッキを持ってないんじゃ──」
「そんな事はどうでも良い! それを強者である俺が持つ。その事に意味があるんだ!」
「あ、あはは……」
紅貴と呼ばれた少年たちの言い分に龍聖が苦笑いを浮かべていると、その様子にフリスクは小首を傾げながら聖凪に話し掛けた。
「ねえ、セイナ。彼らは?」
「あの赤い髪のが
「そうだったんだ……でも、あのカードってそんなにレアなカードなの?」
「そうだね……あのカードは、元々『カードファイト!! ヴァンガード』の制作会社のスポンサーの内の一社が考案した物で、公式サイトのカードリストにもデータは載っているんだけど、あるキャンペーンのために作られたカードだから、世界には龍聖君が持つ4枚しか無いんだよ」
「あるキャンペーン……?」
「うん。それが『降臨! 真星輝兵!!』っていう物で、ある条件を満たした一人だけが前に出ていた『
「それで、リュウセイがそれを当てて、あの紅貴って子がそれを手に入れるためにひたすらファイトを申し込んで、その度に負けてるんだね。リュウセイ、『真星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン・トーカー』と『ブラスター・ブレード』が賭けられると、絶対に負けないみたいだし……」
「うん。普段はプレイミスなんかが目立つんだけど、その時だけはどんなに絶望的な状況でも勝っちゃうんだぁ……」
「そして、そんなリュウセイの姿がカッコ良く見えて、そのまま惚れちゃった、と……」
「え……ま、まあ……ね。だって、その時のリュウセイ君って、いつものぽわーんとした感じと違って、とてもキリッとしているんだもん……」
「ふふ、そっか。それなら、今からそれが見られそ──」
そう言いながらキャラが紅貴達へ視線を戻したその時、紅貴の視線が自分に向いている事に気付き、キャラは不思議そうに首を傾げた。
「え、えっと……何か?」
「……可愛い」
「……はい?」
「お、お前……名前は?」
「……キャラ。訳あって、昨日からこっちのフリスクと一緒にリュウセイのお家にお世話になってるんだ」
「リュウセイの家に!? おい、龍聖! それってどういう事だよ!?」
「どういう事って……それはちょっと話せないよ。話すにはだいぶ時間も覚悟もいるし……聖凪ちゃんや拳輔さんにすら話せてないんだから」
「何だと!?」
「兄貴がいるとはいえ、龍聖如きが美少女と一つ屋根の下とは……」
「羨ましい……羨ましすぎる!」
「羨ましいって……うーん、そんなにかなぁ……?」
「……まあ、一般的には羨ましがられてもおかしくないんじゃない?」
「そうだね。彼ら曰く美少女と一つ屋根の下な上、セイナからも好かれているわけだからね」
「そうなんだ……」
フリスクとキャラの言葉に龍聖が納得顔で頷いていたその時、「……そうだ!」と紅貴は何かを思いついた様子で声を上げると、ビシッという音が鳴りそうな程の勢いで龍聖を指差した。
「龍聖! 今回はあのカードは諦めてやる。だが、その代わり……俺が勝ったらそこにいるキャラに今日一日俺と付き合ってもらうよう頼んでもらうぞ!」
「……え?」
「……へえ」
紅貴の言葉に龍聖が困惑する中、キャラは面白そうだといった表情を浮かべながらクスリと笑うと、考えるような素振りを見せつつ紅貴に話し掛けた。
「……ねえ、そんなに私に一日付き合ってほしい?」
「ああ!」
「そっか……まあ、リュウセイに勝てるようなら考えてみても良いかな? もっとも、君じゃあリュウセイには敵わないと思うけどね」
「そ、そんな事ねぇ! 龍聖なんかに負けるもんか!」
「そう……まあ、そこまで言うなら見せてもらおうかな」
キャラがクスクスと笑いながら挑発的な発言をしていると、それを聞いていた龍聖は焦った様子で声を上げた。
「ちょ、ちょっと!? 僕抜きでそんな話をしないでよ!」
「大丈夫。龍聖なら勝てるって信じてるし、勝てるだろうと思ってるから。それに、龍聖には
「私達がって……まさか、『アンダーテール』のデッキで紅貴君の相手をしたらって事?」
「そういう事。一応、デッキは組んだわけだし、試してみるにはちょうど良いんじゃない?」
「試してみるにはって……キャラは良いの? まだ一回も試してないデッキでファイトをするのに、負けたら自分が紅貴君に一日付き合うのを考えてみるなんて言って……」
「ふふ、あくまでも
「……分かったよ。とりあえず頑張ってみるね」
ウインクをしながら言うキャラの言葉に対して龍聖が溜息交じりに答えた後、バッグの中から『アンダーテール』のデッキを入れたデッキケースを取り出すと、それを見ていた拳輔は興味深そうな視線を向けた。
「龍聖君、今チラッと聞こえたんだけど、また新しいデッキを組んだのかい?」
「あ、はい。フリスク達からあるクランのカードを受け取ったので、とりあえず組んでみたんです」
「なるほど……それはカードショップの店主としてとても楽しみだね。だが、練習はまだしていないんだろう?」
「はい……でも、信じてくれるキャラ達のためにもこのファイトは絶対に勝つつもりです」
「ふん……どんなクランが相手か知らないが、俺の『かげろう』に勝てるわけが無いぜ!」
「もちろん、僕だって負けないよ。さあ、ファイトをしよう、紅貴君!」
「おう!」
紅貴が返事をした後、二人は空いているファイトテーブルに向かい合わせで座ると、それぞれデッキや『ギフトマーカー』同時の準備を始め、
「……僕は引き直しは無しで良いけど、紅貴君はどうする?」
「俺もいらねぇぜ」
「分かった。それじゃあ……」
「ああ、始めようぜ!」
そして二人は、それぞれのFVに手を触れ、ファイトの始まりを告げる言葉を口にした。
「「スタンドアップ、ヴァンガード!」」
第3話、いかがでしたでしょうか。前書きにも書きましたが、色々と気をつけて書いたつもりですが、もしスキルの裁定やルールなどでおかしな点があったり、ファイト中の情報について作中で書いてほしいなどありましたら、書いて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
そして最後に、今作についての感想や意見、評価などもお待ちしていますので、こちらも書いて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
それでは、また次回。