僕は呆然と立ち尽くしていた。
彼女を引き留めようとして伸ばした手は、そのままになっている。その先にはもちろん、誰もいない。
「どうしてこんなことに…。」
僕は思わずそう漏らした。展開としてはゲームのものと齟齬はない。けれど、それに至るまでの過程が全くと言っていいほど異なっていた。トリエルの台詞にあの表情。明らかに先ほどのそれは、ゲームで見たものよりも酷く感情的なものになっている。僕もつい熱くなってしまったというのもあるだろうが、それだけでトリエルがあそこまで生々しく感情を曝け出すとは思えない。わが子を想う狂おしいまでの愛情を。
「もしかすると、きみがリセットを繰り返した影響が彼女にも現れているのかもしれないな」
その様子を横から見ていたキャラが冷静にそう言った。
リセットを繰り返した影響とはどういうことだろうか。懸命に思考を巡らす僕。間もなく辿り着いたある可能性に、思わず絶句した。
「まさか…。」
「たぶんそのまさかだろうね。おそらく彼女にも、無意識の中に前のセーブデータの記憶が残っているんだよ」
キャラの言葉に、心が締め付けられる。もしかすると、彼女も無意識下ではあるものの、これまでのセーブデータの記憶を覚えているのかもしれないのだ。そしてその中には、数えきれないほどフリスクを送り出した記憶も含まれる。それどころか、もしかすると彼女を失った無数のタイムラインの記憶すら、引き継がれている可能性もあった。そのためにトリエルは、我が子を扉の向こうの世界に出すことにこれほどまでに抵抗を覚え、感情的になったのかもしれない。彼女はこれ以上、我が子の命が奪われる苦しみを味わいたくはないのだ。
彼女も自分の身勝手な行動のせいで、心に重い苦しみを抱えていた。僕は辛く生々しい現実を痛いほどに思い知らされた。こんなことは到底、謝っても謝りきれるものではない。その苦悩は僕なんかが想像もできないほどに深く、計り知れないものだからだ。
そして、そのせいで彼女はますます心に深い闇を抱えることになった。だから、先ほどのように感情を剥き出しにし、イレギュラーなやり取りに発展したのかもしれない。
「用心した方がいいと思う。私の見てきたどのタイムラインよりも、彼女は狂ってる」
「…下手をすれば、殺されかねないか」
ぼそっと呟く僕。キャラの言う通り、彼女のその深い心の闇が歪んだ愛情を生み出し、そんな結末を迎える可能性は十分にあり得る。けれど正直、それでも構わないと思う自分もいた。確かに死ぬのは怖い。けれど、自分が彼女に与えてきた苦しみを考えれば、殺されても仕方のないことに思う。それで彼女が救われるのであれば、そんな選択も間違いではないのではないか。そう考えていたのだ。
「死ぬつもり?残念だけどきみが死んだところで、彼女は救われない。むしろ、そこにあるのは暗い未来だけだ」
僕の考えていることを察したのか、キャラがそう釘を刺す。確かに彼女の言うことには一理あった。万が一、トリエルが自らの手で僕を殺してしまえば、絶対に彼女は自分自身を責め続けるはずだ。そうなれば、状況がますます悪化するばかりか、最悪彼女が自らの命を絶ってしまうかもしれない。そんな悲劇的な結末だけは、何としても避けたかった。
やはり、彼女の心と直接向き合い、分かってもらうしかない。そのためには一戦を交えることも避けられないだろう。
ゆっくりしてはいられない。ゲームであれば意識することはないけれど、ここではゲーム通りの法則が適用されるかは分からないのだ。万が一、トリエルが僕の着く前に扉を破壊してしまっていたら、それこそ手詰まりになってしまう。元の世界に帰ることはおろか、フリスクを救うことも叶わなくなるのだ。特にトリエルの先ほどの様子を考えると、その可能性はもはや無視できるものではない。
僕は一目散にキッチンに向かうと、鍋に目いっぱい水を汲んで頭から自分の体に掛けた。一気に冷える体。全身がびしょ濡れになり、着ている長袖のシャツが水を吸って重くなる。トリエルは炎系を中心とする魔術を使うはずだった。ならば、現実の炎と同じような対策が有効のはず。このように体をびしょ濡れの状態にしておけば、多少の炎なら防げる可能性が高い。
後は何か防具になりそうなものを…。
僕は手当たり次第に扉を開けて、使えそうなものがないか調べる。鍋にフライ返しにボウル。なかなか使えそうなものは見つからない。そんな中、コンロの上に置いてあった大きな黒いフライパンが目に入った。朝、トリエルがホットケーキを焼いていたフライパンだ。これであれば、炎系攻撃も弾き返せるかもしれない。料理道具を戦いに使うのは少し気が引けるけど、やむを得なかった。実際、この後アイテムとしても登場するものでもあるし。
僕はそう自分を納得させると片手でフライパンを握り、急いでリビングを抜けて玄関へと向かった。階段を降りかけたところで、あることに気づいた僕は慌てて自分の部屋に引き返す。
「何か忘れ物?」
「回復アイテム!」
キャラにそう答えた僕は、乱暴にドアを開けて中に飛び込むと、ベッドの傍に置いてあった紺色のナップザックを手に取った。中にはマモノのアメやドーナツ、それにトリエルの焼いたバタースコッチシナモンパイが袋に入れられた状態で入っている。昨日の夜、部屋の中を探っているときに見つけたものだった。さすがにパイまではポケットに入りきらないので、正直ナップザックがなかったらどうしようかと考えていた。
走りながら左肩にナップザックの紐を掛けた僕は、階段を降りると薄暗い不気味な通路を進む。案の定、そこにトリエルの姿はなかった。ゲームでは通路の途中に立ち止まって、主人公を説得しようとしてくるはず。なのに、その姿がないということは説得すらせず彼女は扉を破壊しよう考えているのかもしれない。
必死に走り続ける僕。角を曲がると、ようやく見覚えのあるデルタルーンの描かれた大きな扉が見えてくる。その目の前に立っていたトリエルは、今まさに魔法の炎を召喚して扉を破壊しようとしていた。
「待って!」
僕の声にビクッと震えるトリエル。彼女は召喚していた炎を一旦消すと、こちらに向き直る。その顔は今までに見たことがないくらいに険しく、厳しいものだった。
「そんなにここから出たいの?…でも、それは許さない。この扉を抜けたら、きっとあなたは殺されてしまうもの。これはあなたを守るためなのよ、分かってちょうだい」
彼女はそう言うと、扉の方を振り向いて再び魔法の炎を召喚する。これはもう、ゲームの内容を意識している場合ではない。咄嗟に駆け出した僕は、今にも扉を破壊しようとするトリエルに飛び掛かった。
「やめて!邪魔をしないでっ!」
炎を放とうとしていたトリエルは、突然のことに動揺して召喚していた炎を手放す。けれど、必死に掴み掛かる僕の体を掴むと、力づくで振り払った。投げ出された僕はその場で何度か転がり、膝を擦りむく。ヒリヒリと痛んで血が滲んできたが、そんなことに構っている暇はない。僕はすぐさま立ち上がると、再びトリエルに飛び掛かろうとする。その時、トリエルが強い口調で言い放った。
「そんなに出たいというのなら、一つだけ方法があるわ。私に証明してみなさい。生き残れるだけの強さがあると…」
ナップザックを壁際に放り投げた僕は、覚悟を決める。
再び向き直った彼女。その顔に、もはや迷いはなかった。
手慣れた動きで印を切った彼女は、瞬く間に無数の魔法炎を呼び出す。人魂のように空中に浮かんだそれらは、次の瞬間には赤い尾を引きながら凄まじい速さで迫ってきた。今までのモンスターの攻撃とは桁違いに濃密な魔法弾幕。左右に揺れ動きながら突っ込んでくるそれらは、到底回避し切れるようなものではない。
けれど、それは躱すことだけを考えた時の話だった。僕は持ってきたフライパンを両手で握り直し、胸の前で構える。間もなく肩の後ろまで大きく振りかぶると、タイミングを計りつつ先頭の炎に向け勢いよく振り下ろした。
弾けるような炸裂音とともに炎が爆ぜるように広がり、辺りに凄まじい熱量を放つ。同時に迫ってきた炎も幾つか巻き込まれ、その場は一瞬にして灼熱地獄と化した。凄烈に燃え上がる炎だったが、間もなく急速に萎んで形を失うと、細かな破片となって四散する。
「やっぱ全部打ち消すのは無理か」
体をびしょ濡れにしていたおかげで、熱さはほとんど感じなかった。何とか攻撃は防げたものの、一発一発の威力が高すぎる。ゲームのトリエルの攻撃って、こんなに強かったっけ。このレベルの反動だと、全部打ち消して防いでいたのでは到底間に合わない。
続いて押し寄せてくるのは波状軌道を描く炎の塊。ギリギリまで引き付けた僕は、素早く横っ飛びして身を翻し、何とか躱す。攻撃パターンは変わらないのか、炎の動きは辛うじて読むことができた。躱された炎はそのまま背後の床面に命中し燃え上がる。そのままあっという間に広がった炎は、左右の壁を赤く照らした。
「トリエル、話を聞いて!」
懸命に呼びかけるものの、トリエルは目を逸らし答えようとしない。
再び放たれる波状弾幕。最初の一撃を躱した僕は、炎の動きを見ながらサイドステップを繰り返すと、タイミングよくフライパンで炎に殴り掛かった。掻き消された瞬間に爆ぜて燃え上がった炎は、その熱量を余すことなく周囲に解き放つ。そして、次々に迫っていた後続の炎も巻き込んで、天井に届くまでの大火焔と化した。
「熱っ!?」
あまりの熱さに飛び退いた僕。目の前には猛烈な炎が壁のように聳え立ち、突っ込んでくる炎を受け止める度に眩い光を放って燃え盛る。辺りに燃え移って火事にならないか少し心配だったけれど、周囲は石造りなので問題なさそうだ。
「へえ。火炎弾の爆発を連鎖的に起こして壁を作るなんて、やるね」
キャラが驚きの声を上げ、珍しく褒めてくる。
でも、気を抜いてはいられない。僕の目的はトリエルと戦うことではなく、彼女を説得することにあるのだ。早く彼女と和解して、この無益な戦いを終わらせなければならない。それに、この状況下で自分がいつまでも攻撃を躱せるとは到底思えなかった。
やがて、炎が収まると彼女の姿が目に入る。僕は再び、必死に彼女に呼びかけた。
「外の世界に行くのがどれだけ危ないことか、自分でも分かってる。それでも、僕は行きたいんだ。行って、どうしてもやらなきゃならないことがあるんだ。だから、お願い。もうやめて…」
だが、彼女は一向に僕の声を聞こうとはしてくれない。
トリエルは静かに手を伸ばすと、そのまま大きく横へ振りかざす。瞬く間に彼女の手が描いた軌跡から炎が現れ、自分に向けて一直線に突っ込んできた。あまりの迫力に体が震えたが、気を強く持ってギリギリまでその場に留まって引き付けると、炎が集中するタイミングを見計らって横へ大きく飛び込む。
躱された炎は背後の壁に当たるとバラバラに跳ね返り、周囲に散らばった。いくつかの弾をフライパンで防いだ僕は、再びトリエルの前に立つ。
「もう戦いたくないんだ。こんなことやめて。お願い」
説得しても説得しても、彼女は聞く耳を持ってくれない。僕の力では、彼女と和解することなんて端からできないのかもしれない。そんな弱気な考えが、心の中を徐々に蝕んでいく。
次に彼女が放ったのは、左右の壁に肉薄するほどの振れ幅を持つ魔法弾幕。大きくうねる炎は、躱す余地も与えないほどに激しく燃え盛りながら近づいてくる。しかも、炎は途中で二手に分かれて中央で重なりながら、波を描いて迫ってきた。
足がすくみそうになるのを何とかこらえ、僕はフライパンを構える。炎の切れ目に辛うじて体を滑り込ませて最初の波を躱し、次波にはフライパンの一撃をお見舞いして時間を稼ぐ。でも、振れ幅が大き過ぎて連鎖爆発には至らなかった。三波目は身を捩って何とか回避するものの、炎が右肩を掠める。ジュッ、という恐ろしい音とともに水が蒸発して、服の袖が焦げた。
「絶対、生きて戻ってくるって約束する。だからお願い。行かせて!」
声を上げる僕。トリエルは眉間に皺を寄せ、大きくため息をついた。それでも、彼女は冷徹に振る舞い続ける。
攻撃はますます熾烈を極めた。再び手をかざして呼び出した炎は、僕を捉えると真っ直ぐ突っ込んでくる。しかも、先ほどの攻撃よりも弾速が早く、炎も大きかった。一瞬だけ怯んだ僕は、反応がやや遅れてしまう。
「危ないっ!」
キャラの声が響く。間一髪のところで横っ飛びして躱したものの、受け身が取れなかった僕はそのまま床を転がり、跳弾への対応が間に合わない。咄嗟にその場で身を捩らせて躱そうとするも、避け切れなかった弾が足を掠った。ピリピリとした痛みを感じる。
(大丈夫、まだ掠り傷だ…)
言い聞かせるように小声で呟いた僕は、ゆっくりと立ち上がる。
トリエルは心苦しいような表情を浮かべている。僕は声を張り上げ、改めて戦いたくないことを懸命に彼女に伝えた。声を枯らして何度も何度も。終いには声が震え、泣き出してしまいそうなほどだった。最初は目を背けていたトリエルだったけれど、僕が叫ぶうちに無視し切れなくなったのか、涙を浮かべた悲しげな瞳でこちらを見つめる。
でも、何かを思い出したかのように一瞬だけ目が見開かれると、彼女は両手で頭を抱え込み、悲痛な声で叫んだ。
「だめ…。だめよ!もう、私は…。失いたくないのっ!」
その瞬間、彼女の背後に数えきれないほどの炎が呼び出される。真っ赤に燃え盛るそれらは、ここでも熱気を感じるほどだった。大粒の涙を止め処なく流しながら、彼女はヒステリックに叫ぶ。
「お願い、もう諦めて!お願いよっ!」
間もなく放たれた炎はとぐろを巻くかの如く僕の周りを囲い込む。その光景に、僕は言葉を失った。
あり得ない。
だって、この攻撃は、アズゴアが使うはずの…。
「何やってる!?避けろ!」
キャラの声にはっとする。繰り出されたのはアズゴア王が使っていた包囲弾幕。中心に向かって収束する円の僅かな欠け目からしか回避できない、彼独自の技だった。考えてみれば迂闊だったかもしれない。彼女はかつてアズゴア王の妻だったモンスターだ。なんで、同じ技が使えるという可能性を考えられなかったのだろう。
瞬時に周囲を見渡し、円の切れ目を探す僕。でもゲームの時とは異なり全体を俯瞰できない分、切れ目を見つけるのは至難の業だった。しかも、包囲円は次々と押し寄せてくる。後ろの包囲円の炎と重なり、円の切れ目は非常に分かりづらくなっていた。
円が収束する寸前で切れ目を見つけた僕は、死に物狂いでそこに飛び込む。でも、躱し切れずに腕が円の縁に当たり、水で濡らした服をも貫いて肉が焼かれた。
「ぐぅっ…!」
激痛に顔をしかめる。無情にも包囲円はまだ何波にも渡って迫ってくる。二波目は幸運にも正面に切れ目が来たので躱せたものの、三波目の切れ目は全く見つからない。恐怖に慄き、心臓が脈打つ。
激しい焦りの中、辛うじて見つけた切れ目に飛び込もうとする僕。しかし、到底間に合いそうもなかった。目前に迫った炎に、僕は咄嗟にフライパンを盾にして強硬突破を果たすも、庇い切れなかった両足が炎に薙がれる。途端に突き刺さるような鋭い痛みが襲い掛かり、そのまま地面に転げる。
懸命に腕をついて起き上がろうとするものの、既に最後の四波目が近くまで迫っていた。このままでは確実に炎に焼かれ、全身黒焦げになるのがオチだろう。固唾を飲んで戦いを見守っていたキャラの叫び声が聞こえる。
イチかバチか、僕は迫りくる弾幕が肉薄した瞬間にフライパンを投げつけた。予想通り、フライパンに当たって弾け飛んだ炎は隣の弾も巻き込んで次々と燃え上がり、瞬く間に消滅する。けれども、それで全てを防げたわけではなかった。
防御を突破した一発の弾が、起き上がろうとする僕の背中に直撃した。
「ぐああぁぁっっ!!」
言葉にならない悲鳴を上げ、その場に倒れ込む僕。想像を絶する痛みにしばらく動けず、呻き声を上げる。
「大丈夫か!?しっかりしろ、おい!」
すぐさま駆け寄ってきたキャラ。火傷のショックのせいか、視界がぼやけて意識が朦朧とする。でも、僕は地面に手をつくと、体に鞭を打って必死に起き上がろうとした。流れ出た血がポタポタと地面に零れ落ちる。体は相当酷い有様になっているに違いない。辛うじて動けるものの、おそらくHP 1、2くらいの瀕死に近い状態だろう。
今までの僕だったら、この時点で何もできなくなっていたかもしれない。
でも、今の僕は違う。こんなところで、死ぬわけにはいかないのだ。
「トリエル…、お願い…」
よろめきながらも立ち上がる僕。彼女は目を見開いて、かなりショックを受けているようだった。首を横に振りながら、ゆっくりと後ずさりをする彼女。そんな彼女に僕は近づこうとするものの、ぐらりという強い眩暈を覚えてその場に倒れる。
「我が子よっ!」
悲痛な叫びを上げて、駆け寄ってくるトリエル。体を支えられた僕は、彼女に抱え込まれるようにして静かにその場に寝かせられた。目を開けると、トリエルが途方に暮れたような顔で泣きながら介抱してくれていた。その隣にはキャラが、なんとも言えない悔しそうな面持ちで自分を見つめている。
ああ、やっぱり説得できなかった。
当たり前か。今まであんなに酷い思いをさせてきたのに、すんなり行くわけがない。僕はこの世界で殺されても仕方のないほど、罪を犯してきたのだ。因果応報といったところだろう。
急に体が寒くなってきた。やはり、あれが致命傷だったのかもしれない。あれだけ痛かった背中の感覚が、嘘のように消えている。意識がぼんやりとして、視界は暗く色がない。
どうやら、ここまでのようだ。
まあ、この世界に落ちた以上、その報いを受けるのは当然なのかもしれない。
寒い。
薄っすらと見えるトリエルの顔は、涙でぐしゃぐしゃになっていた。本当に申し訳がなかった。一番招いてはいけない結末に、僕は彼女を追いやってしまったのだ。全部、無力な自分のせいだ。
どうか、自分を責めないでほしい。
そう願いながら、僕は静かに目を閉じた。
その時、何かを口に入れられた気がした。