休日。零は、蘭ある場所へ向かって居た
駅前の近くの時計前に待ち合わせをしていた
が、零は少しねぼうをしていて、急いで走っていた
「はぁはぁ…疲れた…やばいちょっとでも遅れると蘭が怒る…」
目的地の場所にたどり着くと、蘭が腕を組みながら
少し不安そうな顔で零の事を待っているようだった。
「お、おまたせ蘭…待った?」
「ううん、あたしもさっき来た所だから
息切らしてるけど、何かあったの?」
「ふぇ?いや、遅刻したから急いで来たんだけど…あれ
待ち合わせって9.30じゃなかった?」
「いや…10時に待ち合わせしようって言ったの零だよね?
腕時計見せてほら」
蘭は零の左手に付いている腕時計を見る
それから蘭のポケットからスマホを取り出し、目の前の時計台をみると、零の腕時計が30分遅れてるのが分かった。
零は恥ずかしさあまり、目を晒す
「うう…今度から気をつけます…」
「もう…ほら、行くよ?」
蘭は零の手を繋ぎ、
二人は、遠くの街に出かけるため
駅前に向かう。
電車に乗ると中はそれほど人が混雑してるというわけでもなく
人が座れるほどのスペースは何ヶ所かあり
零達は空いている席に座る
「なんか、久しぶりだね零とデートするの」
「あはは、色々あったからね
まさか俺が見たかった映画のチケットを取って
それから観れるなんて思いもしなかったよ
ありがとうね、蘭」
蘭にお礼を言うと蘭は、零の目を見ずに顔が赤らめていた。
顔を合わせない蘭を見た零は、蘭のほっぺを突っつく
それに驚いたのか蘭は一瞬だけピクリと反応した
「ちょっと…恥ずかしから辞めてよ…零」
「ごめんごめん、つい蘭の反応が面白くてさ」
「もう…零のバカ…」
たわいのない会話をしてるうちに目的地に到着し
零達は電車から降り、改札駅に出る。
改札から出ると沢山の人達が道を歩いていた。
「すごい人混みだな、蘭?
離れないように手繋ぐか?」
「えっ?あ、うん…」
蘭は零の手を繋ぎ、零は蘭の手をエスコートして
目的の場所へと向かっていく。
映画館の前にたどり着き、映画のチケットを受付の人に渡して
中に入っていく、上に上がっていき、ソファを蘭に座らせて
一息着いたのであった。
「なんか、買ってくるけど蘭は何か欲しいやつあるか?」
「あたしはなんでもいいよ
零が好きなの買ってきてもいいから」
「ん…じゃ…ポップコーンはキャラメル味?それとも塩味?」
「え、…キャラメル味で良いよ」
蘭の欲しい物を聞いた零はカウンターにいき
店員に注文する。
しばらくお待ちくださいと言われ人が邪魔にならないところに移動する
待っている時間を潰すためにスマホをいじっていた零は
横から通る人に気付かずにぶつかってしまった
「あ、ごめんなさい
お怪我ありませんか?」
「大丈夫ですよ
すみません、俺がちゃんと見てなかった原因でそっちもお怪我ありません?」
薄い茶色の髪をした女性にぶつかった零は
怪我をしてないか聞くとぶつかった本人は大丈夫であり
軽く挨拶して、その場で別れた
カウンターから声が聞こえ、零は小走りでカウンターに向かい
商品を持ち蘭のところへ向かう
「お待たせ、蘭」
蘭の所へ戻った零はソファに座っていて
イヤホンで音楽を聴いている蘭の姿を見た
蘭はそれに気付き、イヤホンを外し
ポケットにしまった
「お帰り」
零は商品を持ったまま蘭の左に座り
映画が始まるのを待った。
「ねえ?」
「ん?どうしたの?」
「…さっき別の女に当たってたけど零の知り合い?」
蘭は小さな声で零に質問する
さっきの所を見られてたのかと思い
零は蘭に説明する
「…ソう…」
その後映画が始まる時間となり
蘭達はスクリーンの所へ向かい指定された場所へ向かう
一番左の後ろ側に席に向かう
席に座りしばらくして点灯が暗くなり
目の前にある大きなスクリーンが映し出される
「おぉー!」
「(零ったら子供見たい、目キラキラさせて
可愛い…)」
時間はあっという間に過ぎていき
映画の上映は終わり、零達は席に立ち上がり
会場を出て行く
廊下にはスタッフさん達がお客のゴミを入れる袋など持ち運んでいて、零や蘭もその中に入れた。
時刻は夕方になっており。
近くのカフェで蘭達はそこで休暇をする事にした。
「迫力があってすげーよ!あれ!
蘭、ありがとうな!本当に」
「良かった、あたしも楽しめたよあの映画」
映画で観た内容を熱く語る零の姿を見る蘭は
しばらく話を聞いているのであった。
カフェで休憩を終え、
駅に向かう途中、蘭が一度立ち止まり後ろを振り向いた
零もその場で立ち止まり、蘭の姿を見る
「どうした?蘭」
「見て、零…綺麗な夕焼けだと思わない?」
蘭が指指す先には夕焼けが見えていた
「街中の夕焼けがこんなにも綺麗なんてな
…そうだ、一枚だけ撮っとくか?写真」
「うん…そうだね」
蘭と零はお互いに近づき二人が写真に収まるように
身体と身体をくっつき合わせて、夕焼けが真ん中に映るような
感じで零の手にはスマホを持ち、一二枚の写真を撮った
その後、電車に乗り込み、さっき撮った写真を蘭に送る
蘭本人は嬉しそうな表情を見せていて、零と一緒にホーム画像を
一緒にした。
いつも通りの場所へと帰ってきた零達は
蘭を家まで送って行き、また明日学校でと
蘭と言い残して、零も家に帰っていった
蘭の家
「…レイ…ズット…一緒ダよ?」
続きます…はい