雨の日、お昼頃。傘を忘れた俺は、急いで学校から家に帰っていた。
蘭は、華道の事で忙しいと理由で帰らないと言われたため。
他の人も誘うとしたが、知り合いがみんな用があるという事で
零は仕方なく帰ろうとしてが、タイミング悪く雨が降り始めて来て
慌てながらも、家に帰るのであった。
「ふぅ…ひどい雨だ
タオル、タオルっと」
玄関に入り、靴を脱ぎ
洗面台の所に向かい、タオルで濡れた頭を乾かす
風呂にお湯を入れてる間に、零は昼飯を作っていた。
「朝、大目に作っといてよかったな…味噌汁」
朝に作っていた味噌汁を温めている間に
冷蔵庫から冷凍チャーハンを取り出し、レンチンで温める
時間ができた零は、ソファに座りゆったりと過ごしていた
「あちゃ…あとで買い物行かないと…」
テーブルに置いてあったメモ帳を書き写し、今日買うものをメモっていく。
書き終えたあと、キッチンに向かい温めたチャーハンを皿に入れて
味噌汁も取り出し、それから風呂場に向かいお湯をためないく
再びリビングへ戻り、昼飯を食べようとすると
誰かからピンポンと音がなる
「誰だ?」
郵便でもなく、仮に友達が来るわけがないと思いつつ
零はそのピンポンの画面を見る。
銀の色をした長い髪をした少女がいた。
「…湊先輩?
あれ、忘れ物したっけ?」
考えているうちにボタンを押してしまい
友希那の声が零の所に響く
「零」
「あ、はい?」
友希那の手には教科書を持っていた
零はしばらく考えたあと、急いで帰った時に忘れたんだと思い出す
「ありがとうございます。
…えーと?中に入ります?」
画面越しにいる友希那は首をゆっくりとコクリと頷いて
零は玄関へ向かい、鍵を開け。中へ入れさせる
制服が少し濡れていたため、友希那にお風呂に行かせる事にした。
「服は…これでいいかな」
姉の部屋から服を借り、お風呂場にいき扉を開けると
タオルで身体を巻いた状態の友希那の姿を目撃してしまう
「…ち、違うんだ…こ、これには…」
「…服置いて?」
言われがままに零は目をつぶりながら、服を置き
風呂場を後にする
「(湊先輩…胸結構出かかったような…っとと…リビングに
戻ろう)」
リビングに行き
彼女の分の料理を作る。
出来上がったタイミングで友希那がリビングへと入ってきた
「お風呂、ありがと。
…あら、いい匂いね?」
「まー冷凍で作ったご飯だけど
頂いてください。」
そう言って、零はテーブルの上にご飯を置いて
友希那はその場所へいき、座る
「ご馳走さま、美味しかったわ」
「それは良かったです
食器片付けますので、先輩はくつろいでください」
友希那が食べた、食器を持ちキッチンで洗い物をする零
友希那はソファに置いてあった雑誌を見て時間を過ごしていた
「ふう、終わりっと
友希那先輩、何か飲みます?」
「え?あ…じゃコーヒーで」
「わかりました(確か砂糖入れないとダメだっけ…)」
零は棚に置いてある砂糖を取り出し
コーヒーが出来上がるのを待った。
数分後…
「おまたせしました」
テーブルにコーヒーを置き
零も友希那先輩と同じソファに座る事にし
一緒に飲む事にした。
「頂くわ」
「砂糖入れてますからどうぞ」
お互いにコーヒーを飲み始める
ゆっくりしているとインターホンから音が鳴る
「あら、誰か来たのかしら?」
「ちょっと見てますね」
零は、ソファから立ち上がり
インターホンに向かう、そこには用で来れないと言われた
赤いメッシュを入れている少女、蘭の姿が見えた。
次回に続きます