幸運なノービス物語   作:うぼのき

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第2話 ノービスがいっぱい

「うう……」

 

 突然パソコンから光りが溢れた。

 光りが納まり目を開ける。

 

「え? な、なんだ?」

 

 目の前には人、人、人、そして人。

 みんな同じある服装で立っている。

 それはどこかで見たことがある服。

 

 ROのノービスの服だ。

 全員がその服を着て立っているのだ。

 そして、ふと自分を見ると僕もまたノービスの服を着ている。

 これはいったい……。

 

 僕は来てしまったのか? ROの世界へ。

 

 突然ドアが開くと1人の男性が入ってきた。

 鎧を着ており、姿から騎士と思われる。

 

 

「お~し! 全員集まったな! ひよっこ共、よく聞け! 俺は冒険者ギルドで新人研修を任されている騎士アルディだ! これから冒険者なんてものになりたがるお前達に基礎を教える! しっかりついてこい!」

 

 

 ノービスの服をきた者が30人ほどだろうか。

 それなりの広さの部屋には1つのドアと、いくつかの窓以外に何もない。

 床は木で壁は石で造られているようだ。

 僕は一番後ろで壁際にぽつんと立っている。

 アルディと名乗った騎士は淡々と説明を始める。

 

 

「まずはステータスを呼び出せ。ま~全員分かっていると思うが、念のために説明するぞ」

 

 

 え? ステータスを呼び出せってどうやるんだ?

 周りを見ると、みんな何もない空間を見ている。

 いや、ステータスを見ているのか。

 でも僕には何も見えない。

 恐らく自分にだけ見えるのだろう。

 どうやるんだ? 念じるのか?

 

 僕はステータスと念じてみた。

 

 

ステータス

グライア(♂) 人族

ノービス

HP:50 SP:10

ベースレベル:1

ジョブレベル:1

ゼニー:1,000

 

 

 出た。

 何もない空間にウィンドウが表示された。

 これが僕のステータスか。

 

 

「自分のステータスは自分しか見れない。他人のを覗こうとしても無駄だ。

 ステータスには名前、種族、ジョブ、HP、SP、ベースレベル、ジョブレベル、ゼニーの項目が表示される。

 名前は自分の名前だ。隣に男か女か記号で書いてある。

 種族はここにいる者達はほとんどが人族だろう。

 見たところ、エルフやドワーフもいるかな。

 ジョブは全員、冒険者ギルドに来た時に神官からノービスのジョブを得ているはずだ」

 

 

 エルフやドワーフ!?

 プレイヤーにそんな種族なんてなかったはず。

 

 

「HPは生命バリアの値だ。HPがある限りどんな攻撃を受けようとも実際の身体が損傷することはない。

 またHPが0になると主神オーディン様の導きによりセーブポイントに戻ることができる。

 ま~デスペナとして経験値が1%分減るけどな。

 デスペナが嫌ならプリーストの方にリザレクションをかけてもらうことだ。

 1度HPが0になると、セーブポイントに戻るかリザレクションをかけてもらわないと、HPが回復しないからな。

 貴重なユグドラシルの葉があれば別だが、駆け出しのお前達が持てるアイテムではないだろう。

 承知の通り、オーディン様の神力が届かない場所ではHPが0になってもセーブポイントに戻ることはできない。

 その場合は、蝶の羽なり使って自力で脱出しろ。でないと、死ぬことになるからな」

 

 

 HPはバリアという扱いなのか。

 そして0になるとセーブポイントに戻れると。死に戻りのことだな。

 デスペナはセーブポイントに戻ったら経験値1%のロスか。

 プリーストのリザレクションをかけてもらえばロスはなし。

 この説明からHPが0でも動けるんだな。

 動けるし戦える。

 でもHPが0で攻撃を受けたら本当に身体が傷ついて死ぬ。

 

 ユグドラシルの葉はイグ葉のことだろう。

 少し名称が違うのか。

 それに貴重って……普通に道具屋で売っていたはずだけど。

 いや、ここがROの世界として、全てがゲームと同じと限らない。

 現に、僕は生身の身体でここにいる。

 剣を振るのも、魔法を使うのも、ゲームとは違って自らの行動で行うのだから。

 

 

「SPはスキルを使えば消費する。SPがないとスキルは発動しないからな。

 SP回復剤は馬鹿みたいに高い。これも駆け出しのお前達が持てるものではないだろう。

 座って回復するのが一番だ」

 

 

 SPに関してはゲーム通りだな。

 

 

「ベースレベルはオーディン様より得られる身体能力的な加護の強さだ。

 レベルがあがればそれだけ加護が強くなる。

 得られる加護は力、体力、俊敏、魔力、器用の5つだと言われている。

 ま~これは頭の偉い学者さん達の研究によって定義されているだけで、実際にはもっといろんな加護があるとも言われている。

 が、この5つは間違いなく加護を得られるものだろう。

 レベルが上がった時に、どの加護を得られるかは分からない。

 それは各個人の才能に基因するといわれている。

 また1レベル上がるごとに得られる加護の強さも、各個人で違うと言われている。

 極端な話、ベースレベル99よりもベースレベル10の奴の方が強い、なんてこともあり得るわけだ。

 ま~そこまで極端なことはないが、上にいけばいくほど、その差は顕著になっている。

 みな自分の才能を信じて努力を怠らず、実力を磨いていくことだ」

 

 

 呼び名が違うのか。

 Strとかじゃなくて、力か。

 しかもアルディさんの言い方からして、値が見えないのか。

 ステータスを探しても、Strなどの表示はない。

 

 しかも学者さん達の研究によって判明している加護は5つ。

 しかしROのステータスは6つだ。

 Lukがない。幸運が。

 僕が99まで上げた幸運がないよ!

 

 ま、まあいいか。

 それにどうやら自分でステ振りできるわけじゃなさそうだ。

 レベルが上がると勝手に上がっていくらしい。

 

 

「ジョブレベルはスキルに関する強さだな。

 俺は見た通り「ナイト」の天職を得ている。

 ナイトは2次天職で、1次天職の「ソードマン」のジョブレベルを40以上にすることで得ることができる。

 そしてジョブレベルが上がると「スキル」を得ることがある。

 スキルは強力だ。

 しかし必ず得られるものではない。

 俺はバッシュ、プロボック、インデュアの3種類のスキルを得ている。

 さらにペコペコ騎乗も可能だ。

 スキルに関しても学者達はあれこれと言っている。

 その中でもSPを消費しないスキルが存在するという説はかなり有力とみられている。

 実際、俺もそれを実感したことがある。

 ベースレベルではなく、ジョブレベルが上がった時に、モンスターに与えるダメージが増えたり、HPの回復が早くなったり。

 何よりペコペコ騎乗がそうだ。

 これはジョブレベルが上がった時に、急にペコペコが乗ることを許してくれるようになった。

 ペコペコに乗っているからSPを消費することなんてない。

 ま~スキルを得られることは幸運なことだが、まずは天職を得なくてはいけない。

 そのためにはノービスのジョブレベルを10にする必要がある。

 その後に天職を授けて下さる神官様の前でオーディン様に祈ることにより天職を得られるわけだ。

 これもどんな転職になるかは分からないが、各個人の才能にあった天職になることが多い。

 だからソードマンになりたかったものが、マジシャンの天職を得たら、自分には魔法の才能があったと思えばいい。

 何も残念に思う必要はないからな」

 

 

 これもか。

 自分で決められず、勝手に振られるか。

 しかも職が選べないときたもんだ。

 アルディさんは騎士だけど持っているアクティブスキルはソードマンのものだしな。

 ペコペコ騎乗はライティングのことだろう。

 

 

「最後に所持金のゼニーが表示されているな。

 世の中ゼニーなんて悲しい言葉は言いたくないが、ゼニーを持っているやつは強い!」

 

 

 どっと笑いが起きる。

 ただ間違いない。ゲームでもゼニーを持っている奴は強かった。

 あれ? ゼニーって金貨とか銀貨とか?

 

 

「大昔はゼニーを金貨や銀貨などで持っていたそうだが、今はオーディン様の御力によりステータスで管理されている。そのためゼニーを勝手に盗まれることはないが、詐欺取引や詐欺露店はあるから注意しろよ」

 

 

 お~ステータスで管理とは便利だな。

 じゃらじゃらとお金を持つ必要がないのか。

 

 

「次にスキルを呼びだしてみろ。

 ま~まだ何もないだろうがな」

 

 

 スキルと念じる。

 スキルウィンドウが表示されたけど、スキルは何もない。

 

 

「ジョブレベルが上がりスキルを得ると、ここにスキルが表示される。

 表示されるスキルは全てSPを消費して使用するものだ。

 さきほども言った通り、SPを消費しないスキルはここに表示されない

 スキルはスキル名を唱えることで使用できる。

 即時発動のスキルもあれば、魔法のように詠唱時間を必要とするスキルもある。

 詠唱時間を必要するスキルは、スキル名を唱えると詠唱が完了するまで動けなくなるから注意が必要だぞ」

 

 

 どんなスキルを覚えられるのか楽しみだ。

 

 

「次にアイテムボックスの説明だ。

 こっちも今さらと思うかもしれんが、一応な。

 ではアイテムボックスを開いてみてくれ」

 

 

 アイテムボックスと念じる。

 出た。

 

 

アイテムボックス

装備

消費

素材

カード

 

 

 アイテムボックスの中はさらに4種類に分かれていた。

 使いやすい。

 装備とさらに念じることで、アイテムボックスの装備のウィンドウが表示される。

 

 

「自分のアイテムボックスは自分しか見えないし使えない。

 アイテムボックスは便利だが注意しなくてはいけないのが、ある一定以上の重量を収納すると悪い変化が起きることだ。

 最初はHPやSPが自然回復しなくなる。

 次に物の重さを感じるようになり動きが鈍くなる。

 最後にはスキルは発動しないし、あまりの重さに動けなくなるだろう。

 アイテムボックスに収納できる重量には差がある。

 力が強いものほど多く持てるとも言われているし、マーチャントやブラックスミスは多く持てるとも言われている。

 どんなにベテランの冒険者でもアイテム無しに戦うのは危険だ。

 自分のアイテムボックスとは上手に付き合うように」

 

 

 所持重量を50%超えた時の話だな。

 ゲームと違って重みを感じて動きが鈍くなるのか。

 

 

「アイテムボックスからアイテムを出したい時は、そのアイテムに触れて出せばいい。

 試しに消費欄の中にお前達に渡しておいた「初心者用ポーション」が入っているはずだ。

 それを1つ取り出してみろ」

 

 

 アイテムボックスの消費のウィンドウの中にある「初心者用ポーション」に触れて取り出そうとする。

 何もない空間から、ぐいっと赤い液体が入った小瓶が出てくる。

 

「ポーション系アイテムは小瓶の中に入っている液体を自分にかけることで効果を発揮する。それが普通の使い方だが、アイテムショートカットに登録することで最大3つまでのアイテムを取り出すことなく使用することができる。

 アイテムショートカットを出してみろ」

 

 

 アイテムショートカットと念じる。

 3つの枠があるウィンドウが表示された。

 

 

「3つの枠があるな? そこに初心者用ポーションを登録しろ。

 ここに登録されているアイテムに関しては、自動使用もしくは念じるだけで使用することが可能だ。

 ポーション系はここに登録しておけば、HPが0になる前に自動使用してくれる。

 ハエの羽や蝶の羽は念じて使うことができるぞ。

 一部のスキルで消費するジェムストーンはアイテムボックスに入れておくだけでいいので、特に登録する必要はない。

 枠は3つしかない。

 どのアイテムを登録するかはよく考えることだ。

 一番重要な回復系は、一番左に登録したものから使われていくからな」

 

 

 ポーションの自動使用は嬉しいな。

 しかもHP0になる前に勝手に使ってくれるとは便利過ぎる。

 

 

「モンスターを倒した時のドロップアイテムは、そのアイテムに触れてアイテムボックスに収納するように。

 加護によってそのモンスターを倒すのに最も大きなダメージを与えた者、またはPTしかドロップアイテムをアイテムボックスに収納できない。

 しかしこれは一定時間だけだ。

 早く拾わないと、どこから来た奴にアイテムを拾われるなんてことになるから気をつけろよ」

 

 

 アイテムの取得権があるのか。

 一定時間ってどれくらいだろう。

 

 

「さて、お次は装備に関してだ。

 全員、初心者用装備一式をもらっているな。

 では装備を呼び出してみろ

 アイテムボックスの中にある初心者用装備一式を装備するんだ

 装備は該当の装備品に触れて装備すると念じればいい」

 

 

 装備と念じる。

 装備ウィンドウが出た。

 初心者用装備一式を装備していく。

 

 

装備

 右手:初心者用マインゴーシュ

 左手:初心者用ガード

 鎧:初心者用アドベンチャースーツ

 肩:初心者用フード

 靴:初心者用サンダル

 アクセ1:

 アクセ2:

 頭:初心者用偽卵殻

 

 

 全員の頭に卵の殻が現れる。

 僕の頭にも。

 ただ実際には頭と接触していない。

 薄皮一枚分離れている。

 

 マインゴーシュとガードは装備したけど手に現れることはない。

 そもそも防具を装備したって見た目が変わらない。

 これはゲームと同じなのか?

 

 右手にマインゴーシュと念じてみる。

 出た。

 右手に短剣が現れる。

 左手にガードと念じると、左手にもガードの盾が現れた。

 

 重さがある。

 卵の殻と違って、きちんと僕が持っている。

 

 

「右手と左手に装備した武器と盾は、手でその装備を持とうと念じれば現れる。逆に手から離すようにすれば消えるが、きちんと装備されているので心配ない。

 頭装備に関しては、見た目が嫌ならこちらも消えるように念じれば消えてくれる。

 ま~見た目なんてどうでもいいんだがな。

 装備によって加護を得られる。それが重要だ。

 とは言え、見た目を気にするやつもいる。

 お前達はノービスの衣装を着ている。

 なのでどんな防具を装備しようと見た目は変わらない。

 変えたいのなら、衣装を購入して着る必要がある。

 衣装を呼び出してみろ」

 

 

 衣装と念じる。

 

 

衣装:ノービスの服

 

 

「衣装が汚れたら、清掃スキルを使えばいい。ノービスのジョブレベルを10にするまでに様々な基礎スキルを得るはずだ。清掃スキルを得られなかった者は、持っている者に頼むんだな。

 衣装もゼニーがあればいろんなものが買えるだろうが、こっちも馬鹿高いのでまだまだ先の話だ」

 

 ノービスのジョブレベルを上げる間に生活スキルを覚えるのか。

 これはゲームとは違うな。

 座るなんてことを覚えるわけじゃないもんな。

 

 

「次に取引について説明する。

 お前達がモンスターを倒してレアアイテムを手に入れたとする。

 仲間にマーチャントやブラックスミスがいれば露店スキルで売ることもできるが、取引場で直接取引したり、仲間にアイテムを渡したりする時に使うことになる。

 隣りにいる適当な奴に向かって取引と要請してみろ」

 

 

 みんな隣にいる者に取引を要請し始める。

 一番後ろの壁際に1人ぽつんと立っていた僕は取り残されてしまう。

 や、やばい。どうしよう。

 

 おろおろしていると、そんな僕を見かねたのか爽やかイケメン君が近寄ってきてくれた。

 

「やあ。俺はカリス。取引要請してみてよ」

 

 白い歯を見せつけながら爽やかイケメンカリス君が微笑んでくれた。

 

「ありがとう。僕はグライアだ」

 

 カリス君に向かって取引と念じる。

 取引ウィンドウが表示される。

 アイテムやゼニーを入れることができ、決定と念じると取引が成立するようだ。

 

「助かったよ」

 

「いやいや、困った時はお互い様さ」

 

 爽やかイケメンカリス君は、また白い歯を見せて戻っていった。

 

 

「よーし! ここでの最後の説明だ。

 この後、お前達には訓練所に移動してもらう。

 そこには低級モンスターが放し飼いしてある。

 そこで戦闘を学んで、ジョブレベル10を目指すことになる。

 ノービスのジョブレベル10なんてすぐだ。

 だが、せっかくこうして集まったのだからPTを組んでもらう。

 PTを組むことで、お互いのHPを確認することができる。

 頭の上にそいつのHPがバーとなって見える。

 さらにはPTを組むことで経験値を共有することができる。

 1匹のモンスターの経験値が10とする。

 1人で倒せば経験値10を得る。

 2人のPTで倒せば、お互いが5ずつ経験を得る。

 と言われているが、実際には5以上の経験を得る。

 これはPTの恩恵だと言われている。

 PT人数が多いほど、1匹から得られる経験値が多くなって分割されると。

 ただし、PT内でのレベル差が10を超える仲間がいる場合、経験値が共有されなくなるから気をつけろよ。

 PTの上限は12人だ。

 今回は6人PTを1組としてもらおうか

 PTリーダーとなるものが、まずはPTを作成する。

 一番前にいる5人。お前達がPTを作成しろ。

 他の者達も後でPTを作成してみておけよ。

 PTリーダーは適当に他の者をPTに誘ってやってくれ」

 

 

 アルディさんの話が終わると、みんなガヤガヤとPTを組み始める。

 6人1組で5人がPTリーダーなんだから、30人ってことか。

 

 誰かに誘われるのをぼ~っと待っている。

 しかし、誰も誘ってくれない。

 なんかみんなPTを組み終わったのか、静かになって前を向いている。

 

 あ、あれ?

 え? 僕は?

 

「よ~し! 全員PTに入ったな?」

 

「あ、あの……すみません、僕まだ入っていません」

 

 一番後ろからぼそっと声をあげる。

 ギロリとアルディさんに見られる。

 

「6人PTだと言ったはずだぞ。どこかのPTが5人になっていないか? 今日の新人研修は30人ぴったりのはずだ」

 

 その言葉に僕は凍りついた。

 30人ぴったり?

 それってこの世界に迷い込んだ僕を除いて30人ぴったりってこと?

 

「おかしいな。受付のミスか? ま~いいや。おい誰かそいつをPTに誘ってやってくれ」

 

 アルディさんの言葉に反応したのは、あの爽やかイケメンカリス君であった。

 彼はPTリーダーのようだ。

 

「俺達のPTにおいでよ」

 

「ありがとう。本当に助かるよ」

 

 PT要請のウィンドウが出たので承諾する。

 すると、カリス君のPTのみんなの頭の上にHPバーが表示される。

 僕の頭の上にも同じく表示されているのだろう。

 

「よーし! 場所を移すぞ! ついてこい!」

 

 ぞろぞろとアルディさんに続いて部屋を出ていった。

 

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