百合色スタァライト   作:尊さに目を焼かれた人

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『惚気のレヴューの開演です。ベストカップルを誇示すべく、語って、聞かせて、分かち合いましょう』  

「私のクロディーヌが魅力的過ぎて困ってしまいます」

「分かる。私の純那ちゃんもね、すごくかわいくて」

「あはは……」

 

 寮の共用スペースで両者に挟まれて、石動双葉が苦笑と共に頬を掻いた。

 

 天堂真矢は表情こそお澄まし顔だが口の端がにへらと笑み崩れているし、何より声音が夢見る様であった。基本早口で喋る辺り興奮しているのだろう。

 大場ななに至っては満面の笑みだ。この上なく幸せそうな溶け崩れた笑顔である。時折幸せ過ぎる現実に耐えかねたかの如く両手で頬を押さえていやんいやんとしているが、勿論全然嫌そうではない。

 

 双葉が聞いている限り、天堂真矢と大場ななは同じタイプの少女だ。それは私の純那ちゃん、私のクロディーヌという最早口癖になってきている言い方からも分かる。

 

 つまり独占欲が強いやきもち焼きで愛情が深く一途、相手に甘えたい、相手に甘えて欲しいという欲求があり、それでいて相手の意思を尊重する気遣いが出来る人間である。ツボも同じだ、自分だけが知る愛しい人の姿、他人の目には触れない自分だけに見せる愛しい人の素の表情、素の感情という点が琴線に触れるのだろう。

 

 そんな二人が互いに語り合う内にテンションが相乗して高まりあい、今少し凄い状態になっている。

 

「私のクロディーヌは普段こそ勝気で対抗心溢れる挑戦者ですが二人きりの時の彼女は本当にいじらしくて貞淑で包容力があってそれでいて甘えん坊で──」

「私の純那ちゃんだって真面目で努力家で優しくて正に委員長って人柄だけど二人きりの時は本当に柔らかい笑顔が暖かくて包容力だって勿論すごいしそれでいて思わず我慢できなくなっちゃいそうな得も言われぬ色気が──」

「余人には見せない自分だけが見られる姿、良いですよね……分かります。クロディーヌはもう本当に凄いのですよ、恥じらう横顔など一瞬で理性の箍が外れること請け合いでしかもそんな私の欲求ごと抱き締めてくれる器は最早太母の──」

「ね。こんな純那ちゃんを見られるのは私だけ、私だけの純那ちゃんて思うと堪らないの! もう本当誘ってるとしか思えない感じででも自分からはおねだりしてくれなくてもうこれは絶対了承しないけど拒否もしないって態で私の暴走を望んでるとしか──」

「おーい二人ともー、結構凄い事まで喋っちゃってるぞー……?」

 

 やんわりブレーキを掛けようと宥める双葉だが、オーバーヒートに近い暴走状態である真矢とななは止まらない。

 

 双葉はこの二人による自分のパートナーが如何に魅力的か、そして自分たちが如何に愛し合っているかという話を一時間くらい聞かされていた。ななお手製お菓子と真矢秘蔵の紅茶は美味いのだけれども、同級生の惚気話を延々聞かされる事が対価として釣り合っているかは微妙だ。

 

「香子、どうしてるかなぁー……」

 

 本日は西條クロディーヌと星見純那、そして花柳香子は揃ってお出掛け中だ。特別示し合わせた訳では無くただ友人同士で買い物に行ったというだけなのだが、寮の玄関口で出会ったB組の雨宮と眞井に「今日はお嫁さん組で固まってるのね」なんてさらっと当たり前の様に言われて真っ赤になって出かけて行った。

 

 そんな訳でパートナー不在の双葉、なな、真矢はB組の名コンビの表現になぞらえて言えばお婿さん組でお茶など酌み交わしているのだが、この一時間で双葉は恐らく、本人たちを別とすれば最も真矢クロとじゅんなななのカップル事情に詳しい人間になってしまった。なりたくてなった訳では無いが、なし崩しに。

 

 半ば聞き流す位の気持ちで耳を傾けていたのだが、二人ともよくもまあそんなに話すネタがあるものである。余程濃い蜜月を満喫しているものと見受けられる。

 

 レッスン中などは確かに戦意旺盛な印象のクロディーヌも、聞いている限りでは真矢と二人きりの時は随分と脳内ピンクになるらしい。双葉と香子の部屋に遊びに来た時点で大分恋に生きている感じだったが、それ以上に。

 基本恥ずかしがりで雰囲気重視なクロディーヌであるが指を絡めて手を繋いだり抱き締めたり耳元で優しく愛を囁いてやると直ぐに真っ赤な子猫ちゃんになってしまって非常に愛らしいのだとか。

 

 曰く、何時までも慣れない初心な所が最高に可憐。

 曰く、素直に頷いてくれない所が最高に燃える。

 曰く、駄目よ嫌よと言いつつ声音が喜んでる所なんか最早卑怯。

 

 多分六割くらい天堂の見栄が入ってるんだろうな、と双葉は思う。双葉は時たまクロディーヌの方からも話を聞いてるので、描写のズレから盛り具合が推定できてしまう。真矢は私の前だと可愛らしい子犬みたい、と微笑むクロディーヌの姿を双葉はよく目にしていた。

 

 子犬ちゃんと子猫ちゃんのイチャラブカップルでどちらが主導権を握っているかは、当事者ならぬ双葉には分からない事である。「夜のクロ子が子猫ちゃんなのは分かったけど、夜の天堂が子犬ちゃんだってのはマジ?」なんて聞く気は双葉には無い。多分お互いがお互いにドストライクかつ特攻持ちなのだろう。

 

 真矢だって全てを受け入れて抱き締めてくれるクロディーヌ大好き母性最高甘えたくなってしまいます、よりは他人に話す以上自分が上手かつカッコいい風に語りたいのだろう。気持ちは分かるので武士の情けだ。双葉は無言で頷いた。

 

 天堂真矢とて思春期の少女なのである。

 

 其処へ行くと大場ななは潔い。

 

 飼い主大好きな犬が人語を喋れたら恐らくこんな感じであろうというストレートかつべったりな愛情を無限に垂れ流す装置と化している。

 

「純那ちゃんは本当にね……私、結構ちょっとしたことでやきもち焼いたりしちゃうんだけど、純那ちゃんは私より早く私の気持ちに気付いてくれるの。おいで、我慢しなくていいのよって優しい声で言われちゃうともう、もうね──」

 

 料理が出来て気配り上手なみんなのばななもかなりの甘えん坊な様である。純那の方も一時の様に倒れる程ではないにしろ努力と知識の信仰者であり、かなり根を詰めて練習を重ねるので、甘えてくるななをあやすという形で一息入れる時間が結果的に丁度いい安息になっているのだろう。ななも分かってやっているに違いない。

 

「みんなといる時間もとても大切だし楽しいの。でも、純那ちゃんと居る時の、純那ちゃんだけの私でいる時間は本当に幸せで、私の腕の中で蕩ける純那ちゃんが本当に本当に、食べちゃいたい位可愛くて……」

「あー……なな、星見の名誉の為にその辺で止めといた方が」

 

 この会話が真面目な学級委員長と誇り高きハーフの少女の耳に入ったらどうなるだろうかと思わないでもない。だが、多分向こうも同じような話をしているだろうし痛み分けと言う所か。

 

 如何に双葉が普段の生活でうちに頼りきりか、どれだけ手の焼ける甘えん坊かと滔々と語る香子の姿が想像できて、双葉は口元を苦笑いの形に歪めた。

 

「石動さん、石動さんは何かないのですか?」

「ん、何かって?」

「香子ちゃんとの事!」

 

 遠くの愛しい人に思いを馳せる事しばし、現実に帰還してみれば、真矢とななが二人揃って双葉に視線を定めている。

 

「あたしと香子は別に、いつも通りだよ。変わった事はなんも無い」

「そうでしょうか? 最近とみに仲睦まじくなられた様な」

「双葉ちゃんそういうの普段話してくれないしー、この機会になな聞きたいなー」

「な、なんだよ、二人とも酔ってるんじゃないよなー?」

 

 すごいグイグイくる。脳内麻薬か何かの過剰分泌で多幸感に酔っているのではないだろうか。両隣の真矢とななはずいずいと距離を詰めてきて、今や互いの肩が触れ合うほどだ。

 

 逃がさない、貴女も話しなさいと無言で主張してくる。

 

「十数年にも及ぶお二人のお付き合い、その経験は私たちからすれば貴重です」

「将来の為に是非とも! 双葉先生!」

 

 彼女たちの世代で、想い人と十数年もの年月を重ねてきた人間は希少である。人生の大部分に当たるのだからこれは当然と言える。

 そんな長い年月を幼い頃から共に過ごしてきたふたかおという先駆者の実体験はこれからパートナーと歩む人生において指針となりうる貴重な情報だ。

 

 何より友人同士で恋バナをしているというのに一人だけ聞き専など許されようか、いや許されまい。双葉ちゃんが(石動さんが)香子ちゃんの事(花柳さんの事)大好きなのなんかみーんな知ってるのよ(知っていますから)さあ語りなさいと真矢とななの瞳が伝えてくる。

 

 なんというワクワクとした顔をするのであろうか、この二人は。

 そりゃあ双葉だって香子の事に関しては一家言持っている。何時でも何時までもずっと一緒と誓い合った仲は伊達では無い。

 別に真矢クロやじゅんななな程初々しい雰囲気でなくともだ、変な言い方になってしまうけども、自分たちこそがベストカップルであると言う無自覚の自負は双葉の奥底に確かに存在していて、其処を刺激されると思わず、

 

「…………ま、まあそりゃ、長年添ってりゃ色んな事もあったけどさぁ。あたしと香子の間にだってさ」

「おお……」

 

 第一声からさり気なく熟年夫婦感を醸し出してくる双葉に真矢とななが揃って感嘆の声を上げる。

 色んな事もあったけど、全部二人で乗り越えて血肉にしてきたとでも言いたげな自負が双葉の声音に滲んでいるのである。

 

 頬を赤らめた双葉が、まるで酒を呷るかの如くぐいっと紅茶を一気飲みする。

 

「ちょっと恥ずかしいなぁ。話、長くなるかもしれないし」

「いいのではないでしょうか、今日はそういう日ですよ、石動さん」

「香子ちゃんたちが帰ってくるまでまだまだ時間はあるよ双葉ちゃん!」

 

 すかさず真矢が紅茶のお代わりを注ぎ、なながお菓子を差し出してくる。糖分と水分で口を滑らかにして脳に栄養を補給せよと言わんばかりに。お喋りって意外とエネルギーを消費するのだ。

 

 万全なお膳立てに双葉も遂にその気になった。羞恥は確かに未だ存在するが、真矢とななから移ったのか確かな高揚も胸にはあった。

 

「──あたしと香子の思い出って言ったら、やっぱり初めて会った時の事は外せないな。あたしさ、初めて香子を見た時ってお互い本当に小さな子供だったし、馬鹿みたいに聞こえるかもしれないけどあんまり可愛くて天女か何かかと──」

 

 真矢クロやじゅんななな、まひかれひかのイチャイチャと違って、ふたかおのイチャイチャは最早日常の一部。あって当たり前の風景の如きもの。なにせ一年時の最初の最初からふたかおは完成されたペアだったのだから。最初からずっとふたかおだったのだから。そういう二人として認識されているから、彼女たちがくっついていた所でいつも通りであり人目は引かない。

 当人たちだって今更周囲に語って聞かせない。誇示しない。だってずっと昔から二人はそうなのだから。

 

 喧嘩しても必ず仲直りしてより尊くなる盤石の二人。当たり前の二人一組。セット。そんなふたかおの惚気話が今、解放される。

 

 

 

 

 

 三十分後。初対面編が終盤に差し掛かる。

 

「──って訳で、今思えば一目惚れだったのかもな。その後ちょっとした事件があってさ、今となっては当たり前だけどその時のあたしと香子はまだ会ったばかりだから、お互い分かってない事が沢山あったんだ。香子はもしかしてあたしに追い掛けて欲しかったんじゃないか、そう気づいたのは香子がいなくなってから一時間も経った後で──」

「その頃からお二人のやり取りは変わらないのですね」

「あはは、香子ちゃんったら」

 

 一時間後。小学生編が佳境を迎える。

 

「酷いだろー? 突然なんだからさ、正直あたしも頭に来ちゃって、其処からはもう売り言葉に買い言葉で散々喧嘩してさ、でも次の日あったんだよ、あたしの机の上にプレゼント。自分の誕生日も忘れてはるあんて双葉はん抜けすぎや、なんで素直に言ってくれないんだよ分かんないだろってまた喧嘩。でも、今度はあたしも香子も笑ってたけど。香子の誕生日は忘れた事無いんだけど、自分のはどうも……まあ、あたしの誕生日は香子が忘れずに覚えてくれてるからあたしが忘れてても良いんだ」

「……しかし流石の引き出しの多さ、そしてなんたる記憶力……」

「うん……双葉ちゃんて香子ちゃんとの思い出なら全部覚えてるんじゃないかな……」

 

 二時間後。中学生編が終わり、聖翔音楽学園編へ。

 

「朝起こしてー、おぶってってー、足揉んでーってそればっかりだろ? でも本当に甘えたい時の香子ってそうじゃないんだ、もじもじしてて、奥ゆかしくて、控えめで、いじらしくて……何時もみたいに堂々と甘えたら良いのに。でも其処がまた香子の可愛い所なんだ、だからあたしの方からリードしてあげなきゃって──二人とも聞いてる?」

「……聞いてます、聞いてますとも……」

「……物量に、追い付けない……」

「うん、それでさ、此処からが本番なんだけど──」

 

 一時間後。キリンのレヴュー編、そして現在へ──。

 

「一番輝く処を、一番近くで……香子もあたしもずっと覚えてた。今じゃあのキリンにだって感謝してる、あの時の華恋やひかりを思えばちょっとと思う所ももちろんあるけど、あのぶつかり合いがあったからこれからだって何時までも一緒に居られるって──それ以降、関係も変わったと言えば変わったかな。こんなに長い間一緒に居たのに手指を重ねるとか頬に触れるとか、やっぱり以前とは少し感覚が違ってくる部分ってお互いにあってさ。でも今まで何とも思わなかったのに突然しなくなると如何にも意識してるように思われる、とか一時期はあたしたち二人とも変な感覚があって、半歩分くらい距離が離れちゃったり──今はもう大丈夫なんだけどな。あの時期はあの時期でこう、良かったよ。香子可愛かったし。何時も可愛いけど。でさ、香子って普段からあたしにくっつついてるだろ? まああたしが香子にくっついてるとも言うけど……さっきも言ったけど普段からおぶって、足揉んでーって時は別に恥ずかしく無いんだよ香子的には。ただ、そういう気分とか雰囲気の時には駄目なんだ。あ、これは手繋いでほしいって思ってるなー、ちゃんと抱き締めてほしい感じかなーとか、パートナーのそういうの、分かる時ってあるだろ? その時の香子はあたしから見ても香子史上一番可愛くて、隣り合って膝に手を置いた時のちっちゃい吐息とか、変な言い方だけどこの瞬間の香子ってあたしが支配してるんだよなとか考えちゃったりして十年以上一緒にいるのに未だに心乱される──あ、もうこんな時間か、そろそろ三人とも帰ってくる頃──」

「双葉はーん、ただいま~」

「香子ー!」

 

 ぼちぼち門限とあって、香子純那クロディーヌの三人組が帰ってきた。

 

 えらく上機嫌な様子の香子は両手に買い物袋を抱えながらしんなりと笑い、

 

「なんや双葉はん随分嬉しそうな顔しはって、うちがおらんくてそんなに寂し──」

「ああ、すごく寂しかったよ香子……」

 

 そして双葉は香子にひしと抱き着いた。買い物袋が音を立てて床に落っこちる。

続いて入ってきた純那とクロディーヌも珍しく人前で、しかも双葉の方が香子に縋っているという状況に目を丸くし、ついであらあらまあまあと温い笑みを浮かべる。

 

「ふ、双葉はん!? なんや珍しい、い、いや人前やよ人前──」

「あたしはやっぱり、香子が世界で一番大事で大切なんだ。香子がいないと駄目なんだ。これからも親友としてライバルとして、ずっと香子の隣に居たいよ、香子──」

 

 キラキラと煌く上目遣いと紅潮した頬で告げられる双葉からの言葉に、人前である事など即座に忘れた香子だった。フリーになった両の手が、やけに保護欲を刺激する双葉を強く抱き返す。

 

「ふ、双葉はんはほんまにうちがおらんと駄目なんやからもう! もう! うちかて双葉はんの事離さへんもん、ずっと、ずっと一緒やで? 他の子によそ見したらあきまへんよ?」

「しないよ、よそ見なんか……あたしだって香子の事、離さない。離したくない……」

「ふ、双葉はん……」

「香子ぉ……」

 

 完全に二人の世界に入ってしまったふたかおを他所に、純那とクロディーヌはソファーで寝転んでいる各々のパートナーを不思議そうに眺めていた。

 

「……どうしちゃったのかしら?」

 

 二人と、そして明らかに平常とは異なる様子の双葉を交互に眺めながら、クロディーヌは疑問気に呟く。

 純那は空のティーポットとカップの臭いを嗅いで、

 

「まるで酔ってるみたい──お酒の匂いはしないわね、当たり前だけど」

 

 他人に伝えるという形で語り倒した十数年分の香子との思い出、香子への想いによって引き起こされたナチュラル・ハイである。

 真矢とななは圧倒的な物量に根負けしてしまったのだ。

 

「真矢、今寝てたら夜に眠れなくなるわよ?」

「私は、負けてない……クロディーヌ……私たちだって、これからもずっと、ずっと」

「もう、夢の中でも私の事ばっかり考えてるの?」

「なな、そろそろご飯の時間よ?」

「純那ちゃん、じゅんなちゃん……これからずっと、二人で掛け替えのない一瞬を、積み重ねていこうね……ずっと、ずっと」

「嬉しいけど、ななは眠りが浅くなるともっと寝相が悪くなるんだから、今はちゃんと起きないと……」

 

 実際イチャつき濃度や互いへの想いならば全く負けていない。人にはそれぞれの愛の形があり、そもそも比べるモノでは無いのだから。それぞれオンリーワンでナンバーワン、みんな違ってみんな良い。

 ただどう長く勘定してもイチャイチャ歴二年未満の真矢クロとじゅんなななと香子こそ我が人生とも言える双葉では、物量に関してはどうしても天秤が偏るのである。年季が違う。

 

 共に歩み続けて寄り添って十数年、ふたかおの尊みは深い。




まひかれひかは三人水入らずでお部屋にいると思います。
書いてたふたかおの話が詰まったので別の話を書きました。
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