迷宮都市オラリオ
おっす!俺は成木 斂!なんなよくわかんねーメール見て適当に「はい」押したらよくわかんねー場所にいたぜ!わぁおファンタジーだぜ!いやー人生何が起こるかわかんねーもんだねー!あー驚いた。さ、帰ろう。荷造りがまだだから帰らなきゃならないからな!あ、もしかしてこれ夢?じゃあ覚めろ今すぐ醒めろ!ああくそ覚めねぇ!どこかにデカくて固い石はねーか!?頭思いっきりぶつければ覚めるはず!ああどこにもねぇ!ちくしょう!目をつぶって念じてみよう、覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろぉぉぉぉぉーーーーーーーー!!!!!!
「う…………、ダメだ覚めねー!!!!どこだここーーーー!?」
序章 第1話 迷宮都市オラリオ
「ダメだ、何をどうしたって同じ街並みが続くばかりだし、しかもよくよく周り見たら耳が長かったり、ケモ耳生えてたり、褐色のめちゃくちゃ布が薄い服着た女性だったり、なんかまさにファンタジー世界って感じなんだが、これってもしかして異世界召喚ってやつ?え、なに俺あのジャージのコンビニの前からいきなり異世界召喚されたあの引きこもり主人公と同じ状況なの?俺も死んだら戻る系の能力なの?だれかこの状況教えてくれよ!!!!」
都市のメインストリートのような大きい道にある噴水に座りブツブツとそこだけなぜか証明が暗く側から見たら危ない男である。少年=斂の言うとおりこの都市には人間以外にも耳が長かったりケモ耳だったり、褐色の少女だったりそれ以外にも背の低い人間も確認出来、そこはまさしくファンタジーの世界だった。そして状況的にも某異世界生活の主人公とほぼ同じ状況だ。
「と言っても俺の場合は完全に身に覚えがあるんだよな。」
そうあの死に戻る主人公と違う点はそのきっかけがある。
「あのメールだよな、明らかに。あー、マジか力を求めるかとか言ってたからてっきりあっちからなんかしらの能力が来るかと思ったけど俺がこっちに来るパターンは全然想像してなかった…………つか、ここでどう力を求めればいいんだよ。はぁー。」
異世界召喚の出だしは前途多難であった。
(ぐだぐだ言ってても何も進まないし割り切って今の状況を整理するしかねぇか、まずここは日本じゃないあと外国でもない、とりあえず意思疎通できるかだけど、大丈夫そうだなさっきから聞こえてくる会話は理解できてる。ちょっと安心。んで次に文字だが……ダメだ英語とか日本語とか少なくとも俺の世界で使われてた文字じゃねーな読めね)
散々騒ぎ頭が少し冷えた斂は状況整理をするため歩き始めた。ここが自分の知る土地ではないことそもそも異世界だからそれは当たり前である。そして次に意思疎通、コミュニケーションは可能であること色んな人間?がいるのにもかかわらずこの都市にいる人は皆同じ言語を使い会話をしており不幸中の幸いか、それは連続にも理解できる言語であった。しかし意思疎通の次に必要な文字は全く分からずそもそも元の世界にはない異世界特有の文字のようで残念ながら読み取りは出来なかった。他にも自動車やバイクなどの機械類は見当たらず店もコンビニなどは当然なく、祭りの出店のような形で果物だったり魚などを売っていた。
(でもガラスが付いている店とかもあるし、それに皆んなが来ている服は俺の世界でも昔の人が着てた感じがちらほらあるから、少なくても日本でいう明治とか大正ぐらいの発展って感じだな。んで意思疎通と同じくらい重要の金!要はこの世界での通貨だけど……よし)
「へいらっしゃい!」
「すみません。この果物なんて言うんですか?」
「お?こりゃりんごじゃねーか兄ちゃん見たことねーのか?今時珍しいね!」
「あ、そうなんですねいや僕の知っているりんごとは色が違ったんで」
「へーどんな色のりんごなんだい?」
「薄い緑色です。僕の故郷じゃその色なんです。」
「緑色?それ食べても大丈夫かい?こっちの赤いりんごの方が美味しいと思うけどなぁ。とゆうか兄ちゃんオラリオに来るのは初めてかい?」
(来た!)
「はい!そうなんです。でも、来たはいいものの右も左もわからずちょっと困っていたとこなんです。」
「そりゃあ大変だったねー、いいぜ俺でよけりゃ力になるぜ?」
「それは助かります。じゃあ早速聞きたいんですけどこの街に来た人はどんな職種に入るんですか?」
「おいおい兄ちゃんそこからかい?」
「すみません。結構な田舎来たものなんで」
「まぁいいや、あのでっかい塔があるだろう?」
「はい」
「あそこの下になダンジョンがあって塔のことをバベルって言うんだけどな、そのバベルがダンジョンに蓋をする形であるのさ」
「だ、ダンジョン?」
「おうよ、んでこの都市にいるほとんどのやつがそのダンジョンで稼ぐ[冒険者]つーのになるな、まぁ他にも鍛治士やらサポーターやらいろんなのがあるが大抵[冒険者]だなそっちの方が普通に稼げるしな」
「おじさんはなんで冒険者じゃないんですか?」
「そりゃおめーおれは神様から恩恵〈ファルナ〉を授かってねーからな!」
「?神様?恩恵?え、ちょ、ちょっと待ってこれ以上は驚かないつもりだったけどえ?おじさん神様って?」
「神様は神様だ天界から降りてきたデウスデアの方達のことだよ。ほらそこにいる方やあそこにいる方も男神や女神様だ。」
そう言われ指刺された方を見るとそこには像の仮面をかけた男性や袋いっぱいの野菜を持った優しい雰囲気の女性がいた。そして言われて気づく。その他とは明らかに違う存在だと言うことに。異世界から来た少年にもそれがすぐにわかった。なぜかはわからない。普通だったらそんな訳ないと疑うはずだが、自分の中の本能というべきか見た瞬間彼らはそういう存在なのだと理解できた。なのであれこれ言って疑うのはよくないので一言だけ少年は述べた。
「うそーん」
多分次の話かその次あたりで白髪の少年を出そうかと思います。
あと気付いている人もいるかもしれませんが某自称天才物理学者の作品も好きなので所々使わせていただいていますw