僕は市ヶ谷さんをデレさせたい。   作:朱色信号機

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第1話

学校の帰り道。

僕にはいつも寄るところがある。

それは、カラオケやコンビニ、ボーリングなどの俗に言うリア充たちが行くところではない。

僕が寄るところは…………

 

 

「市ヶ谷さぁーーーん!!遊b「うるせぇ!かえれぇ!」」

 

 

 

 

うちの高校で有名な天才引き篭もり少女の家だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前なぁ!毎回毎回人の家の前で叫ぶなぁ!あと来るなぁ!」

僕の前で現在進行形でプリプリ怒っている彼女は僕と同じ花咲川学園高校の1年B組に所属している市ヶ谷有咲さんだ。

見た目は金髪ツインテールでかなりの美人。しかし、中身は毒舌で素直になれないタイプの所謂ツンデレだ。

そして、突然だが僕は彼女のことをデレさせたいとずっと思っている。

ん?何でそう思ってるのかって?

そう、僕がそう思い始めたきっかけはあの暑い夏の日のことだった〜

「っておい!話聞いてんのか?!勝手に回想シーン入れるな!作るなぁ!」

ゼイゼイ言いながら僕に怒ってくる彼女はやはり引き篭もりだと思わせるほどの体力の無さだった。

「ゼイゼイ言うくらないなら怒らなきゃいいのになぁ(ボソッ)」

「あぁん?なんか言ったか?」

「いえ、なんでもありません。」

そして彼女は無駄に地獄耳だ。

「んで、お前なんでまたウチに来てるんだよ。もう来んなって言っただろ!」

「僕はわかってるんだよ、市ヶ谷さんは僕という名のお友達が来てくれて、本当は嬉しいけど素直になれないだけなんでしょ?」

「うぜぇな!ちげぇーし!ってか、お前の事友達だと思ったことねぇーし!」

「ひどい?!僕はこんなにも市ヶ谷さんと仲良くなりたいと思ってるのに」

なんということなんだ…お友達だと思っているのは僕だけなのか…ちょっぴり傷ついた…

「べ、別にぃ?友達になってやらないとは言ってないけど…」

「それってやっぱり、市ヶ谷さんは僕とお友達になりたいってことじゃん!素直になりなよ!!」

「うるせぇ!やっぱり、お前なんか友達なんかじゃない!出てけぇ!」

そう叫びながら市ヶ谷さんは僕の背中をおして門の外に押し出し、そのまま大きな屋敷の中に入って行ってしまった。

あ、大きな屋敷ってのは市ヶ谷さんの家だよ!

「う〜ん、あとちょっとの所だったと思ったんだけどなぁ〜、市ヶ谷さんは手強いなぁ。」

うん、やっぱり市ヶ谷さんをデレさせるのは難しいなぁ。

明日は友達路線ではなく、違う路線の方を試してみるかぁ。

そう考えながら帰路につこうとした僕はふと何かを思い出した…。

「市ヶ谷さぁーーーん!手紙届けるの忘れてたぁ!」

「だからぁ!人の家の前で叫ぶなぁ!!!あと一番大事な用事を忘れるんじゃねぇ!!」

市ヶ谷さんツッコミはやいなぁと思いながら市ヶ谷さんに怒られる今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、朱色信号機です。
最初は小手調べ少し短めです。
思い付きで書いた話なので少しおかしな点はあるかもですが、楽しんでいただけたら幸いです。
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