救いのヒーローになりたい俺の約束   作:魔女っ子アルト姫

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成長と認める。

「それじゃあまずは―――あれ全部撃ち返そうか」

「剣崎君出来るの!?」

「お前の目の前でやった事をやるだけだよ」

 

そう言いながら剣崎は前へと自信ありげに出る、他の受験生達が行う手の内や個性が把握出来る超難関である雄英を真っ先に潰しに掛かってくるそれに意識を向けながら全身から力を抜いていく。緊張によって込められる力が全身の筋肉から抜けて行く、余分な力など不要。瞬間的に発揮すればそれで十分、そして力を抜き、そして一気に全身に力を込める。同時に跳ね上がって行くパワーメーター、元々の身体能力+個性+コスチュームによる能力増強=威力の超強化が発生する。

 

迎撃型(カウンター)……マイティキィィィイイクッッッ!!!!」

 

身体を軽く浮かせながら回転すると同時に一気に振るわれる凄まじい回し蹴り、刹那訪れる静寂に一同が驚くが直後に巻き起こるのは―――爆発すら超える蹴りの爆風。超大型の台風にも匹敵するほどの猛烈な風は迫り来るボールを撃ち返しながらも自らの攻撃へと昇華させながら襲い掛からせる。

 

「な、なんだよこの風!!?」

「お、おい剣崎 初の個性って風を操作する系だっけ!?」

「ちげぇよ身体能力強化系だ!!でもこれってっ……!!!」

 

彼方此方から溢れる戸惑いの声、それもその筈。剣崎の力は体育祭よりも遥かに上昇している、そもそもの身体能力が高い上に林間合宿で鍛えられた個性に加えて強化改修されたコスチュームが合わさって他校からしたら個性が違うのではないかと思わせるほどの威力増強を可能にしている。会場全体を包み込むかのような爆風にボールだけではなく、受験生すらまき込まれている。

 

「す、すごっ!!?」

「凄いな剣崎君!!正しく必殺技だっ!!!」

「おいおい剣崎お前オールマイトかよ!!?」

 

と思わず友人達からもそんな言葉が掛けられるほどの威力に剣崎も驚きを隠せていなかった。体育館での試した時の全力よりも威力が上がっている、過剰すぎるとも言えてしまう物に剣崎は言葉を失ったがいい示威行為となったと捉えておく。そして同時にメットのズーム機能を使って此方に襲いかかってきた人達を確認してみると、彼らの多くのターゲットにボールが上手い事命中している。流石に3つ点灯しているのは無いが。

 

「今ので大分、ターゲットを点灯させられたな。大分楽になったな」

「マジかよ剣崎!?お前やっぱり化けもんか!?」

「心外だぞ流石に……」

「まあいい、とにかくさっさとやろう」

 

剣崎のキックは予想外の高揚を生みながら、雄英生徒全員の士気を上昇させていく。そのまま一気にクリアを目指そうとする中、此方へと凄まじく迫ってくる大地震のような揺るがしが迫ってくる。

 

「最大出力、震伝動地!!」

 

凄まじい地割れと揺れが此方へと迫ってくる、アレに飲まれた場合一気に此方が分断されて各個撃破の的にされていく事だろう。それらから皆を守るように前に出たのは爆豪であった。

 

「おいウェイ野郎、てめぇだけに良い格好させられるかよ……今の俺に出来る事を見てやがれっ!!!」

 

そう言うと爆豪は両手を輝かせながら地面へと腕を突き刺す、すると徐々に突き刺さった部分の地面が一気に赤く発光して行く。そして爆豪が一気に息を吸い込みながら叫ぶかのようにすると大爆発が連続的に発生しながら地面を大きく抉りながら、巨大な衝撃波を巻き起こしながら此方へと向かって来ていた揺れと地割れを相殺していく。それを見て爆豪は不敵に微笑んだ。

 

爆破解体(ブラストインパルス)……この程度楽勝なんだよっ!!!」

「何だよ爆豪もすげぇじゃねぇかよ!!!」

「たりめぇだてめぇ俺を舐めんじゃねぇクソがッ!!」

 

切島の言葉にも荒々しく応えながらもその表情には自らの技への圧倒的な信頼と自信が滲み出ていた。林間合宿で強化された爆破の個性で大規模の爆発を連続させ、それで巻き起こして衝撃波で相手への牽制と相殺を同時に行う。それでいながら相手の攻撃へと合わせた爆破を天性のセンスで感じとって最適な爆破回数で行って相殺する、宛らビルの爆破解体。流石に今の爆破は他の受験生達にも大きく作用しているのか、かなり激しくも大きく精神を揺さぶりを掛けている。

 

「おいウェイ野郎、さっさと決めんぞ。指示出せや」

「えっ~……んじゃまあ……飯田!!」

「ああっ皆行こうっ!!」

 

剣崎と爆豪、この二人の圧倒的な力によって雄英にもう何も恐れる物などなくなっていた。圧倒的な安心感と自分達も彼らと共に努力して来たという確かな事件の積み重ねが大きな力を与えて行きながら雄英生徒は激震を進めて行く。

 

「剣崎君直伝、SHOT SMASH!!!!」

 

出久は剣崎に教わったキックと飯田から伝授された機動を駆使しながら、連携を絡めていく。小回りの利くフルカウル、そして破壊力抜群の蹴りのスマッシュ。この二つを上手く運用しながら、チームワークを絡めて会場を駆け回って行く。

 

「轟くん、行くよっ!!」

「ああっ頼む!!」

 

轟も鍛錬をつんだ結果を発揮すると言わんばかりに力を振るっていく、出久に投げて貰いながら自らの身体を氷で包み氷の砲弾となって突撃しながら内部から一気に氷を溶かすように炸裂させながら内部から飛び出して炎を相手へと浴びせながらターゲットを確実に奪って行く。その他の雄英生が凄まじい活躍を見せていき、彼らはあっという間に全員一次試験を突破する事に成功するのであった。




かっちゃんが一緒に行動してくれることによってまさかの展開に。
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