仮面ライダージオウIF―アナザーサブライダー―   作:K/K

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本編を書き終えたらこんなの書くつもりでーす、という予告その2。


【予告ネタ】IFゲイツ、マジェスティ

 普通の高校生、明光院景都。友人からはゲイツと呼ばれている彼の人生は順風満帆と言えた。

 王様になるという妄言を恥ずかし気も無く言う常磐ソウゴ。密かに想いを寄せている月読有日菜という友人も恵まれていた。

 柔道でメダルを取る、という人生の夢に向かい日々精進していくゲイツ。

 だが、そんな夢はある日突然終わる。

 柔道の試合の中で負ってしまった怪我。それにより柔道家として再起不能となってしまう。

 呆気無く人生の目標を失い、自暴自棄になっていたゲイツの前に現れる謎の怪人。

 

「我が魔王の為に貴様を抹殺する!」

 

 全く身に覚えのないことに驚き、理不尽に理不尽を重ねる様に命を狙われる。

 そんな絶体絶命の中でゲイツの前に彼が現れた。

 

「私はウォズ。君を救世主に導く為に未来から来た」

 

 ウォズからゲイツへと渡されるウォッチとドライバー。それに触れた時からゲイツの普通の高校生という日々が終わる。

 

 

 ◇

 

 

 まるで試練の様に次々と現れる怪人──アナザーライダー。

 

『オーガァ』

 

 身の丈を超える光の剣を振り回し、双角を生やし黒衣を纏う赤眼のアナザーオーガ。

 

『ブラッドォ』

 

 真っ赤な液体状の体で胴体が蛇、竜の手足と翼を生やしており、頭部が二つ有りそれぞれがコブラと竜を模した仮面を付けており、それが一つに揃えられると仮面の形となるアナザーブラッド。

 

『ソーサラァァ』

 

 人々の怨念で作り上げられた様な黒い人骨をマントの様に広げ、命を刈り取る鎌を振り回しながら縦横無尽に魔法を撒くアナザーソーサラー。

 一体一体が強力なアナザーライダーが救世主となるゲイツの命を容赦なく狙って来る。

 だが、ゲイツは決して孤独では無い。彼を守る様に戦う者たちも存在した。

 

「俺の病院で何してんだ?」

 

 仮面ライダーバース。

 

「俺に質問するな」

 

 仮面ライダーアクセル。

 

「そんな愚問に答える必要……あるのかなぁ?」

 

 仮面ライダーカイザ。

 

「ランチタイムだっ!」

 

 仮面ライダービースト。

 

「負ける気がしねぇぇぇ!」

 

 仮面ライダークローズ。

 

 陰ながらゲイツのことを守護する仮面ライダーたち。

 やがて、その中でゲイツ自身に救世主としての自覚、覚悟が芽生え始め、ゲイツもまた本物の仮面ライダーへと覚醒していく。

 全ては黒幕の思い通りのままに。

 

 

 ◇

 

 

『ディエンドコンプリートォ』

 

 黒幕の姿がアナザーライダーへと変身していく。

 姿を現したアナザーディエンドコンプリート。その姿は一言で表現するのなら醜悪であった。

 頭から生える無数の角には何故か指輪や金や銀の腕輪が填められ、両肩から伸びる角には幾つもの腕時計がぶら下げられている。足にはネックレスが巻き付けられており、銃身と化している右腕に腕輪の様に王冠を通している。

 宝物と認識しているが、使い方を根本的に間違えており、まるで真の価値を知らないと言わんばかりの悪趣味な姿。

 その悪趣味さに拍車をかけるのは胸に何枚も張り付けられた写真。一定の間隔で写真の中に映る絵が変わっていき、それらはゲイツたちが倒してきたアナザーライダーたちであった。

 それを見ただけでアナザーライダーたちの襲撃がこのアナザーディエンドコンプリートの差し金だったのを理解出来る。

 

「君の力を頂こう。私が真の救世主となる為に……!」

 

 

 ◇

 

 

 激戦の中、ソウゴとツクヨミもまた仮面ライダーの力に覚醒する。しかし、目覚めばかりの彼らにアナザーライダーの集団は難敵であり、徐々にだが追い詰められていく。

 そんな中で意外な者たちが彼らに味方する。

 

「無様だなぁ、常磐ソウゴ」

「え? 誰?」

「そこまで記憶は戻っていないか……なら、覚えておけ俺はお前と何度でも交差する運命を持つ男──」

『バールクス!』

「加古川飛流だっ!」

 

 仮面ライダーバールクスとして参戦する謎の男加古川飛流。

 

「それじゃー行くよー。久しぶりだから、好きなだけ殺ってもいいよねー?」

『ザモナス!』

「クォーツァーの敵は、俺が潰す!」

『ゾンジス!』

 

 歴史を管理する組織──クォーツァーから仮面ライダーザモナス、仮面ライダーゾンジスもまた力を貸す。

 

 そして──

 

 

 

 

 天地を埋め尽くす異形、異形、異形。一万もの単眼が一つの瞳を殺意で輝かせる。

 数に物を言わせたアナザーライオトルーパーが包囲するのはたった二人。

 

「はっ。少し放っておいたらこの様か? 俺たちが綺麗に舗装してやればこんな事にはならなかっただろうに。所詮は替え玉か? なぁ?」

「若き頃の私が未熟なのは認めよう。しかし、お前たちにとやかく言われる謂れは無い。こうなった責任はお前たちにもあるのだからな」

 

 しかし、その二人は一万の兵すらも無視し、隣に立つ相手にしか意識を向けず歯牙にもかけない。

 真紅の衣を纏う男と荘厳な衣装の老いた男。彼らにとって一万の兵などただの雑兵。戦意を向ける価値すらも無い。

 その傲慢なまでの振る舞いを許されるのは彼らが王だからこそ。

 言葉を交わしていても話は平行線。元より歩み寄るつもりが無い彼らは互いを鼻で笑い、そこで話を打ち切る。

 目を合わせることなく王の力をここで顕現させる。

 

『変身!』

『ライダーターイム! 仮面ライダーバールクース!』

『祝福の刻! 最高! 最善! 最大! 最強王! オーマジオウ!』

 

 真紅の肉体に翡翠の複眼を輝かせるバールクス。黄金の鎧と覇気に満ちた真紅の眼で全てを圧するオーマジオウ。

 二人の王の登場によりアナザーライオトルーパーたちの運命は決した。

 




因みにこの話はTV編後の話となります。

先にどちらが見たいですか?

  • IF令和ザ・ファースト・ジェネレーション
  • IFゲイツ、マジェスティ
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