常闇のヒーローアカデミア   作:ヴィヴィオ

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ルーミアちゃんの体育祭!


第7話

 

 

 

『コマンドポスト→CPよりヘッドクォーター→HQへ。第3目標エリアを制圧。抵抗するものを喰らい尽し、降伏した者は仲間へ加えて新たなルーミアにしたよ。どうぞ』

「HQより、CPへ。了解。次の目標を指示する」

 

 大量のルーミア達が軍服を着てヘルメットを掴み、剣をもって突き進んでいく。相手は不定形の怨霊だったり、人型のなにかだったりする。相手側も"個性"をつかってくる。どちらの攻撃もかなり強力だ。

 先に伝えた問題点の一つ目は、体内にあるルーミア達がグチャグチャになっているのだ。これは彼女達以外の怨霊や怨念などを集め、蓄積して皆で一緒に心を燃やしてオール・フォー・ワンを倒した。では、共通の敵であったオール・フォー・ワンが倒れたらどうなるか?

 答えは単純だ。主導権を握るために外から新たにやってきた連中が好き勝手に暴れ出す。大人しく成仏するような連中ではない。妖怪になったのだから、当然だ。そんな訳で、第二回、ルーミア大戦が勃発している。

 ただ、やはりというか、最初からこの中にいる子供のルーミア達は互いに協力して一つの意思のもとでいるので優勢に進んでいる。それでも時間はかかる。弱体化しているのはこういうことだ。群雄割拠の状態を整地して一つにすればより強大な存在へと進化できる。

 

「マスターとの生活を取り戻すために、立てよルーミア!」

「「「おおぉぉぉぉっ!」」」

「邪魔する者は皆殺しだぁっ!」

「「「ひゃほーっ!」」」

 

 以上がオール・フォー・ワンとの戦いの後で俺の体内で起こっている問題の一つだ。まあ、これは放っておいても解決するので問題ない。

 

 

 

「ん」

 

 ベッドが起きた俺は長い金色の髪の毛を手で退かして纏めて後ろにやる。起きてから階段を降り、風呂場に移動して服を脱ぐ。鏡に映るのは髪の長い綺麗な少女だ。胸のふくらみもあり、身体も柔らかい。

 できる限り、みないようにしてシャワーを浴びる。それからタオルで身体を拭いて髪の毛を乾かし、女生徒用の制服に身を通す。これも問題の一つだ。LUルーミアとなっても理性を失わないために融合した弊害で、身体が戻らない。検査をしてもらったところ、身体の中にある個性因子のせいらしい。つまり、群雄割拠が終わるまでこのままだということだ。これだけなら、まだ我慢できる。ルーミアのことは大切な存在だからだ。

 しかし、女性用の制服を着用しないといけないことは大問題だ。最初は男性用で登校したら、先生達に駄目だしをくらって女性用の制服が渡された。理由は男子生徒なので、トイレとかを男子用のところでやると問題が起きるなどだ。逆に身体は女性なので、女性用を使うにしても男子の制服では問題がおきる。よって、女性用の制服を着ろと言われた。下着だけは男性用にしてスパッツなるものをはいている。恥辱に塗れる内容だ。これだけでオール・フォー・ワンにたいする恨みが募ってくる。

 

「小さい状態じゃないのは救いか」

 

 一応、大人バージョンと少女バージョンの真ん中くらいだ。内部を除けばルーミアと話しもできるし、交代できる。ただ、あくまでも生徒は俺なので、俺として登校するように命令されているのだ。つまり、登校したら途中からバックレて、ルーミアに全てを任せている。彼女達もそれで学校生活を体験できているので喜んでいる。本当は休もうかとも思ったが、俺の羞恥心など、ルーミア達の喜びに比べたら塵だ。

 

「さて、いくか」

『今日は体操服だよ~』

「ある。問題ない」

『じゃあ、いってらっしゃい~』

「いってきます」

 

 雄英高校の女性の制服を着ているせいか、スース―する上に視線が鬱陶しい。それを我慢して門まで向かうとすごいことになっていた。お祭り状態で屋台まである。

 

『チョコバナナ! チョコバナナとりんご飴、綿菓子!』

「わかった。まっていろ」

『やった』

 

 購入してから食べながら向かう。身体を俺が動かし教室に入る。

 

「おはよう」

「うわ、すごい満喫しとる!」

「余裕だな」

「買い食いは駄目だろう」

「大丈夫だ。たぶん。相澤先生もここでゼリーを食べていたからな」

「ああ、そういえば……」

 

 席に荷物を置いてロッカーの上に座りながら食べる。味覚はルーミアに与えておけばいい。

 

「よう、調子はいいみたいだな」

「はい、ストップよ。峰田ちゃんは近付いちゃだめ。それと常闇ちゃんも女の子の身体なんだから、そんなふうにしたら見えるわ」

「スパッツなるものをはいているぞ」

「それでも駄目よ」

「ふむ。そうか。」

 

 飛び降りてさっさと食べるか。

 

「そうだ、梅雨」

「なに?」

「これからの予定だが、このまま更衣室に移動して着替え、控え室だったな」

「そうよ」

「わかった。それならもうルーミアに変わる。後は任せる」

「いいわよ、任せて」

 

 意識を交代し、俺は戦場を駆ける。ここでの戦いこそ、俺の本領が発揮できる。

 

 

 

 

 ルーミア

 

 

 

 

 マスターと変わってから、女子更衣室で梅雨ちゃん達と着替える。今日は雄英体育祭。とっても楽しみだった。遊べるうえに食事ができるのだから。

 

「無茶苦茶あくどい顔をしているわよ」

「ごめんごめん。今はまだ、しちゃだめだよね」

「けろ……とっても怖いわ。嫌な予感しかしないの……」

「あははは、今回は放送事故とかおきそうやね」

「皆さん、元気ですわね。私は憂鬱ですわ」

 

 下着になってから体操服を着て、今日の目的を確認する。翌々考えたら、何時も止めてくるマスターがいないのだから、自由に遊べる。

 着替えが終わると、控え室で待つことになるので、軽く準備運動をしておく。現状、使える"個性"はどれも出力は落ちているし、弾幕もレーザーも撃つことはできない。これではまるで戦闘訓練の時みたいだ。それならそれで、いいね。あ、その前にトイレにいってこよう。今は実体だしね。

 

 

 

 トイレから戻ったら、すぐにドームに入場して整列する。人がいっぱいで、私の計画(プラン)にはとてもぴったり。ミッドナイトが壇上に上がってくる。

 

「選手宣誓。ヒーロー科一年、常闇踏陰!」

 

 私は歩いて前にでていく。

 

「あれ、名前的に男じゃないのか?」

「女の子だよな?」

「可愛いな」

「私でいいの?」

「本人がいいけど、でてくる?」

「今日は引き篭もるっていってたよ」

「なら、貴方でいいわ。説明するから。彼女は常闇踏陰君の"個性"が人型になった子です。現在、先の(ヴィラン)襲撃の際、融合して"個性"を全力を超えて使用した副作用により、現在わかれることができなくなっています。本体育祭は"個性"の使用が認められているため、相談の結果、"個性"の方の人格で問題ないとします。ちゃんと女性だから、そのへんはわきまえるように」

 

 ミッドナイト先生が現状を詳しく説明してくれた。一応、これで問題はないと思う。

 

「それにアンタ達もむさい男よりも美少女の方がいいでしょ」

「まったくだ」

「その通り」

「うむうむ」

「というわけで、選手宣誓をどうぞ、ルーミアちゃん!」

「はーい。選手宣誓~正々堂々とこの会場にいる皆さんと、この映像をみている一般市民及びヒーローの皆様。そして、(ヴィラン)の皆に恐怖と絶望を刻み込んであげるよ。生徒の皆は精々、心が壊れないように頑張ってね♪」

 

 振り返って生徒達を上から見下ろし、支配下に置いた923分の怨霊を含めた殺気を叩き付ける。

 

「ひっ!?」

「あぁぁぁぁぁっ!」

「ガチじゃねえか……」

「野郎っ、本気で言ってやがるっ!」

 

 会場は静まり返り、普通科や経営科などヒーロー科を除いて倒れる。ヒーロー科は全員が跪いている程度だ。A組はなんとか立っている。

 

「うん、相手になりそうなのは皆だけだね。頑張ってね。期待しているよ。全世界に恐怖をばらまく演者として。あはっ、あははははははははははっ! 痛いっ」

 

 ミッドナイト先生に思いっきり抓られた。

 

「あんたやりすぎよ! 保護者を出しなさい!」

「だが、断る」

「まあ、いいわ。気絶した生徒は保健室に、気分が悪い観客の皆様はすぐに近くの係員に連絡してください」

 

 私はそのまま降りて、列に混ざる。ああ、素晴らしい。とても気分がいい。すくなくとも観客から恐怖という感情が生まれ、私に集まってくる。

 

「さて、第一種目は障害物競走よ! コースを守ればなにをしても……いえ、殺人及び障害が残る怪我を負わせる行為は禁止よ! わかったわね!」

「ちっ」

 

 仕方ないので、最後尾で待つ。

 

「それではスタートよ」

 

 みんなが走っていく中、私は動かない。

 

『さて、とんでも宣誓から出発した生徒達だが、一人だけ残っているぞ』

『常闇踏陰……いや、ルーミアか。アイツ、何を考えてやがる』

「いかないの?」

「今いったら面白くないしね。あ、そのマイクってみんなに繋がってる?」

「いけるわよ」

「そっか。貸して。その方が面白くなるから」

「いいわよ。はい」

 

 マイクを受け取ってしっかりと皆に伝える。

 

「みんな、聞こえる? 私が動くのは先頭が半分をすぎたら。これは戦闘訓練の時と同じく鬼ごっこだよ。頑張って逃げてね。なお、ヒーロー科の人達以外に警告してあげる。絶望を恐怖でとめたければ動かず座っておいてね。そうじゃないと、無作為に襲うから。以上」

『完全に舐めてやがるな』

『それだけの実力があるからな。実際、アイツにかなうプロヒーローなんて片手で数えられる。それは昔に証明されている』

『子供の駆けっこにジェット機を持ち込んでくるようなもんか』

 

 さて、暇なので私は地面に闇の巨人を生成する。どんどん大きくしてドームの天上から飛び出て、片足で通れるぐらい。大きさ=恐怖だよね!

 

『おいおい、まじかよ』

『ルーミア、観客席を踏みつぶすなよ』

「大丈夫、大丈夫。まだ実体化はさせてないから」

『何が動かないだよ。しっかり準備しているじゃねえか』

『文字通り、動いてはいないからな。っと、先頭がロボットの妨害を超えて第二エリアに入ったな』

『半分つったら、第二の半分か』

 

 準備ができたけど、暇なので歌って待つ。私の歌声に酔いしれなってね。呪歌を使って演出も行う。

 

In der Nacht, wo alles schlaft(ものみな眠るさ夜中に)

 Wie schon, den Meeresboden zu verlassen.(水底を離るることぞうれしけれ。)

 Ich hebe den Kopf uber das Wasser,(水のおもてを頭もて、)

 Welch Freude, das Spiel der Wasserwellen(波立て遊ぶぞたのしけれ。)

 Durch die nun zerbrochene Stille, (澄める大気をふるわせて、)

 Rufen wir unsere Namen(互に高く呼びかわし)

 Pechschwarzes Haar wirbelt im Wind(緑なす濡れ髪うちふるい)

 Welch Freude, sie trocknen zu sehen.(乾かし遊ぶぞたのしけれ!)

 Briah―(創造)

 Csejte Ungarn Nachatzehrer(拷問城の食人影)

 

 影の怪物食人影(ナハツェーラー)。己の影に他者の怨念を込める事で影を怪物と化し、それを操作する"個性"。ただ、こちらは影が生まれない完全な暗闇の中では使用できない欠点がある。

 拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)は上記に影を踏んだ者の動きを完全に封じる停止の"個性"を付加した能力であり、触れるとほぼ相手は詰み確定の能力。

 ちなみにマスターの記憶からの再現です。詠唱なんて必要ないし、弱点なんてないのだ。でも、つけたほうが面白いよね。

 

「ナニソレ」

 

 人型の影が大量にコースを突き進んでいく。同時に巨人も動かす。その彼等は入口から出て、拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)はコースの行き先と帰りしに両サイドから向かわせる。巨人はこのドームの入口に陣取らせる。実体化させさせて。

 

『うわ、こいつ。障害を追加しやがった』

『確かに絶望だな』

「私はコースを守って進めばいいのだから、何も問題ないですよね」

「そうね……」

「じゃあ、いってきます」

 

 闇で傘を作って優雅に歩いて移動する。幽香さんみたいに恐怖を巻き散らかしながら。

 

 

 歩いていくと、生徒の大半が第一関門は抜けていた。第二関門で止まっていた奴等は大概座りこんでいるか、拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)によって止められ、そのまま闇に飲まれて悲鳴をあげている。その声は絶賛、放送中。

 

『これってどうみても、魔王の行進だよな』

『阿鼻叫喚の地獄絵図だな』

 

 拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)は当然のように拷問器具を持っているので、止められる前に降参して座る以外は闇の中でそれをうけることになる。障害は残らない程度にはしてあげる。

 

『これがヒーロー志望なんだよな……』

『正確にはこいつの主人がだ。今、身体の中に引き篭もってやがるから、この惨状を知らないのだろう』

『なんで引き篭もってるんだ? 絶好のアピールチャンスなのによ』

『本人に聞いたら、女性の身体と服装でやってられるかとのことだったな。これには俺も納得した』

『ああ、確かに嫌だな。だが、これどうすんだ?』

『一応、手加減はしてくれているようだからな……始末書は確定だろうが』

 

 楽し気に歌いながら、闇に染まった道を歩く。周りには震えて身体を抱きしめる生徒や、闇の中から悲鳴の歌声をあげる生徒達。

 そんな中を進んでいく。大きな穴があったけれど、それも大剣を製造して足場にかえて歩いていく。同時に拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)もどんどん追加していく。

 

「げっ、もうおいついてきた!」

「けろ~」

「おわった!」

 

 何故か、生徒達が共闘して拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)を倒していた。何人かは巨人に挑んでいるようだけど、容赦ない破壊のラッシュで通れていない。コースを完全に埋めているからしかたないかもしれない。

 

「くそがぁあああああああああああぁぁぁぁっ!」

「氷漬けにしても力付くで砕いてきやがる!」

「だめだ。とてもじゃないけどアレを越えられない!」

「「「なら、やることは一つ!」」」

 

 A組だけでなく、B組も含めて全員が私に視線をやってくる。私の周りには大量の拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)がいる。

 

「よろしい。相手をしてあげる。きなさい」

 

 手でくいくいっとやってから、傘を大剣に変化させる。ちゃんと刃は潰してある。その後は大乱闘。殺し、殺されることはないけれど、全員をボコボコにして拷問送りにしてあげる。

 

「ジャスト4分。大分持つようになったね。成長しているよ」

 

 懐中時計で確認してから、倒れて動けずにボロボロで首だけ地面から出している彼等を置いて私はクレーターだらけの道を優雅に魔王を歌いながら入口を通る。

 

「あれ、拍手も歓声もないね。とても素晴らしい」

「ゴールしたのなら、"個性"を解除して助けてあげなさい」

「了解」

 

 "個性"を解除してあげる。拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)で闇からとりだして、取り出した全員をコースを戻して最初からにさせようと思ったけれど、流石にそれを今やったら駄目だと思うので、大人しく後ろから順番に取り出して解放していく。これでデットヒート間違いなし。

 

 

 

 結果。四科で完走できた生徒は30名を切って25人だけだった。それ以外は完走すらできておらず、ほぼ病室送りになったらしい。仕方ないね。警告はしたし、大丈夫大丈夫。

 そう思っていたけれど、次の種目は当初予定していた騎馬戦ではなく、借り物競争となった。この借り物競争がまたとんでもないことになった。

 

「え、ナニコレ」

「おー、すごい当たりね!」

「はずれじゃない!」

「当たりでしょう。なに、オールマイトなのだから。ちなみに彼は全力で逃げてもらうわ」

 

 私が引いたカードに書かれていたのは、オールマイト本人。つまり、私とオールマイトの壮絶な鬼ごっこが始まった。しかし、弱体化しても流石はオール・フォー・ワンのライバル。同じく弱体化してLUルーミアとしての力を発揮できない今の私ではどうしようもない。そして、合格者もでてきて、本格的に危ない。だから、私はこういってやる。

 

「オールマイトの秘密をみんなに教えちゃうよ! そうだね、まずオールマイトはの"個性"はね~」

「はっはっはっ、ハッタリは……」

「私、オール・フォー・ワンを食べて"個性"を奪って取り返した時、その記憶とかも覗いたんだよね」

「ちょっと待て。つまり、君は次代のオール・フォー・ワンだと?」

「そうなるね!」

「よ~し、ちょっと待とうか」

 

 必死に考えるオールマイトの背後から拷問城の食人影(チェイテ・ハンガリア・ナハツェーラー)で確保。逃げられかけたけど、その前に触れられた。停止させたので後は運ぶと、無事に合格できた。

 

「まさか、本当にオールマイトを捕まえてくるなんて」

「ホーリーシット! やられたよ、まさかあんなブラフを使うなんて」

「え、ブラフじゃないけど?」

「本当に?」

「うん。私は嘘はつかない」

「っ、危険度が増した!」

 

 次の戦いは一対一なので、ただ単に蹂躙するだけで終わった。どんな相手でも大剣を振り回すだけで勝ててしまうけど、できる限り恐怖を与える方法で頑張った。終わった後? 表彰式で私は闇。あなた達のすぐそばにいる。何時でも何処からでも這いよって現れてあげる。私のマスターがヒーロー免許を取るまで、精々楽しく過ごしているといいと、言ってあげた。そしたら、無茶苦茶怒られたよ。

 

 

 

 

 

 雄英体育祭、常闇事変と呼ばれるそれは日本全土で放送され、人々の心は基本的に一つになった。アレがヒーロー? (ヴィラン)じゃないかということだ。

(ヴィラン)は恐怖に震え、暗がりにまともに潜むことはできなくなった。一般人ですら、恐怖の対象として認識された。そしてなにより、彼女の"個性"をみた一部の者は数年前に起きた地獄の門(ゲート・オブ・ヘル)事件と呼ばれるショッピングモールでの大虐殺事件のことを思いだす者達もいた。

 

 

 

 

 

 

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