「ヤバイヤバイヤバイ!!」
「落ちてる落ちてる落ちてる!!」
「あのクソ神やっぱクソ神特有のお約束を忘れてないな!!」
「そんなお約束なんてもう古臭いんだよ!!せめてマグマの中にしろや!!?」
「お前すげぇ事口走ってんぞ」
「ウルセェ!!これで死んだらあのクソ神を呪い殺してやらぁぁ!!!」
「お前すげぇ事口走ってんぞ(2回目)」
「兄貴!俺の踏み台になってくれ!!」
「お前すげぇ事言ってんぞ(3回目)」
「しつけぇ!!」
「つか、その顔で焦るな!フリーザ様の顔がとんでもない事になってる!!」
「ハッ!?何で気づかなかったんだ!?」
「いや、もうヤバイ!地面が近づいて来てる!あと10秒で俺たち死んじゃう!」
「そんな空間把握能力高かったっけお前!?」
「いや、俺たち兄弟の中にそこまで大した能力持ってるやつなんて早々にいないだろ」
「ごめん。この馬鹿兄貴たちが何でこんな冷静なのか見当もつかないんですが、誰か説明プリーズ」
「いや、待ってもう時間がn…」
ゴスッ!
そんな鈍い音が四連続で響いた。
その音の所為でか羽を休めていた小鳥やら虫が統率も取れぬまま散り散りになり、やがてそこは静寂に包まれた……。
さて、最初っからなんか概要が掴めそうに無い頭の悪い会話を繰り広げていた悟空(仮)、ベジータ(仮)、ブロリー (仮)、フリーザ(爆)。
彼等は全神王によって転生させられた
フリーザ(笑)(南)(四男)「………」
ブロリー (馬鹿)(錦)(三男)「………」
悟空(偽)(流星)(長男)「……」
ベジータ(BINGO☆)(恒星)(次男)「………」
そんな四人はのそのそと穴から出てくる。さながら墓から蘇るアンデッドだ。ドラゴンボールの世界観のかけらも無い。
流星(悟空)「……いや、うん。ドラゴンボールキャラがこんなことで死ぬわけないもんな……」
恒星(ベジータ)「……何故あんなに焦っていたのか分からない……」
錦(ブロリー )「やだ……めっちゃ恥ずかしい……」
南(フリーザ)「顔芸の帝王…」
「「「やめろ!!」」」
3人が同時にフリーザ(四男)の言ったことを否定した。もうこれ以上何か言うとこの姿を貰った意味も無くなりそうだった。
少しだけ沈黙が続き…ハァ……と同時に全員息を吐いた。
ドラゴンボールファンとしてこれは非常に不名誉な事だ。
なんで『そうだ!飛べばいいんだ!』と、思わなかったんだろうか、舞空術を使って飛んでいれば地面に激突することも無かったし、こんな醜態を晒す必要もなかった。
穴があったら入りたいとはこの事だろう。まあ、正直しょうもないちっぽけなプライドによる羞恥心なので、そこまでする必要はない。
「取り敢えず……ここは幻想郷って事で良いんだよな?」
「まあ、空を落ちてる最中に飛んでる人型の影もいくつか見かけたし…見渡す限り人里なんてなくて、殆ど山や森しかなかったからな。今の日本にそこまで都市開発が進んでいない土地なんてないだろうし、ここが幻想郷って事で合ってるとは思う」
「なんかパッとしないな。パッと……」
「……異世界転生直後がこれって中々来るものがあるな……」
ハァ~………
4人はもう一度大きなため息を吐いた。若い男子ながら異世界転生というものに憧れたりするのだが、こんな始まり方は要望していなかった。というか、ドラゴンボールキャラさながら平然と舞空術で飛んで摩訶不思議大冒険を繰り広げたかった。
そんな事を胸にしまいつつ、彼らはこれからどうするのか決める事にした。
「まず、長男の俺から言えば…女の子とイチャイチャすればいいと思う」
「クズがぁ…」
「やめて!?その顔と声で『クズがぁ』とか言わないで!?怖いから!」
「……長男が凄い情けない……つうか悟空の容姿と声してんのにそんな醜態を晒すな」
「殺しますよ」
「ヒッ!?」
実に情けない、もらった力は宇宙最強と言われても過言では無い力と体を手に入れたのに、余りにも精神が軟弱だ。ドラゴンボールファンとしても、本来のキャラクターとしてもとんでもない醜態を晒している。だから、駄目長男(悟空)を『一度〆ようかな』なんて兄弟が思うのは仕方のない事なのだ。
「カカロット!貴様それでも誇り高き戦闘民族かぁー!!」
ここで、次男が長男をさらに虐めてやろうと、本物と遜色のない迫力で激励とも文句とも捉えられる言葉を叫ぶ。
「お前までそうする!?キャラになりきるのお前ら!?」
「一度頂いたチャンスをそう簡単に手放すわけがないでしょう?」
「もう、空気を読め。俺たちらしさを残したまんまキャラになり切ろうぜ?せっかくの異世界転生なんだしよ」
三男、もといブロリーが本来の口調で悟空、もとい
「……そうすっか。せっかくの異世界転生だもんなぁ!」
「だが、俺たちがこれから何をするかは決まったわけではない」
「フム……。ペジータさんの言う通り。まず何をするか…から決めましょう。ま、もう決まってる様なもんですが」
「血祭りか?」
「馬鹿じゃないの!?……んっ!…すまねぇ。フリーザがする事って、食いもん探すって事だろ?」
「ええ。なんせ此処には大食らいの猿どもが3匹も居るんですからねぇ…」
「なに?」
「おや。すいません。つい本音が」
「ほう…。貴様、余程地獄に返されたいらしいな」
「ちょ、ちょっと落ち着けよ!2人とも!別に喧嘩する必要なんてねぇじゃあねぇか」
三男(ブロリー )は悔やんだ。劇場版限定キャラであり、一番のお気に入りのキャラとはいえ、片方はマジで悪魔な破壊の申し子クレイジーサイヤ人で、もう片方はピュアピュアめちゃめちゃ良い子のサイヤ人の所為で、自分の本来のキャラと合っていなく、話す機会がなくなってる事に気づいたのだ。
そして、此処までの一連を完成させた、悟空(長男)、ペジータ(次男)、フリーザ(四男)はハイタッチしてブロリーに向けて渾身のドヤ顔を向けてたりする。その後、辺りに3回デデーン☆という、音が響いたとか響かなかったとか。
その後は色々と氷の妖精やその他の愉快な仲間たちと一緒に軽い弾幕バトル繰り広げてたり、無事に食料を集め終わって仲良く魚だったり果物を食べてる姿が河川の近くで目撃された。因みに、見たのは前回何処にいるかも紹介されなかった
その後、3人の屈強な男たちと、ロリータ4人、美少女1人、宇宙の帝王1人が仲良く魚焼いて食ってるという構図が完成した。
期間開かせたのに大変短くてすまない!!
でも、この作品って短編集みたいなもんだから……許してくれるよね?(そんな妄想は無い)
これからの小説投稿方針
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短い内容だけど投稿頻度多め
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長い内容の替わりに投稿頻度少なめ