バカとリリカルとシンフォギアと召喚獣   作:桐野 ユウ

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はいどうも桐野 ユウデース。

超久々にバカテスのを書いていこうと思います ハーレムと書いた私・・・・うーんなのはたち以外に増やそうか悩むでござる・・まぁ気ままに書いていきますよ。


第1章 再開と召喚戦争
プロローグ


「・・・・・どこにいったの?」

彼女には探している男性がいる。その子は自分を逃がすために囮となりそのまま行方をくらませてしまった・・・彼女たちも探すが・・・見つかることはなかった。

 

それから数年がたち、少女たちも大人になりかかっていた。長い髪を左のサイドテールにしている女性・・・高町 なのはは今もずっと探している。

 

彼女だけじゃない、探しているのは・・・。彼のことを探し続けて数年経っているが未だ行方はわからない状態だ。

 

「どこにいるの・・・明久君・・・・・」

彼女はその名前を呼ぶ、“明久”という名を・・・彼女たちを救ってくれた彼のことを・・・。

 

さてその明久と呼ばれている男性はというと?

 

「ふぁあああああああ・・・・」

 

『おはようございますマスター』

 

「おはよう、ライカ」

 

『今日は振り分け試験発表の日ですね・・・・』

 

「そうだね・・・・でも僕は決まっているから・・・・」

 

『あれは仕方がないですよ・・・』

 

明久side

 

僕は吉井 明久、そして今会話していた相手はブレスレットのデバイス『ライカ』。そう、僕は色々とあって魔導師・・・だったんだけど。実はある事件である少女をかばってそのまま自爆同然の技を使ってしまい、現在ここ…元々住んでいた場所へ帰ってきている。

 

本当だったらすぐに帰ってよかったんだけど・・・さすがに向こうでは死んだことになっている。だからこそ僕は・・・・・。

 

「我ながら情けないね・・・・ライカ」

 

『・・・マスター・・・・』

 

「なのはたちに何も言わないで・・・魔力も昔に比べたらなんとかなっている感じだね・・・・」

 

『ですが、まだ効いているみたいですよ、隠蔽魔法は・・・。おかげで魔導師の方々にはバレていない・・・はずです・・・・』

 

「だといいけどさ・・・・でも、もし会えたら・・・謝りたいね・・・」

 

『そうですね・・・・・あ、マスター、時間が』

 

「ん?」

ぼくはライカで時間を確認をする・・・げ!!

 

「やば!!遅刻寸前だあああああああああああああああああああ!!」

さすがに初日に遅刻はまずい・・・・

 

 

「仕方がないライカ!!脚部に強化魔法を使うよ?」

 

『Yes Master』

 

フェイトから学んだソニックフォームを僕用にチューンナップしたライジングシューズを使い、僕は家を出る。

 

「吉井 明久いっきまーす!!」

僕は急いで外へ出るが、その時に気づかなかった・・・一つのサーチャーが僕を見つけていたことを・・・・・

 

そして、あの少女たちが僕を追ってくることなんて・・・・・

 

明久が入学する数日前、ある司令室にて六人の少女たちが集まっていた。

 

『集まったね6人とも・・・・・』

 

「なんなのよクロノ!!いきなり私たちを集めて!!」

っと金髪の髪を短くした女性が、モニターの男性に怒っている。

 

「まぁまぁアリサちゃん落ち着いて」

隣にいる紫の長い髪をした女性が、アリサと呼ばれる金髪の女性を落ち着くように宥めている。

 

「だって明久を探しているときに呼びだされたのよ!!・・・まだお礼も言ってないのに・・・」

 

「アリサちゃん・・・・・・・」

紫髪の女性、月村 すずかは、金髪の少女アリサ=バニングスのことをよく知っている。だからこそ彼女の気持ちも痛いほどわかっている。

 

「でも、本当にアキ、どこに行ったんだろう・・・」

 

「うん・・・・姉さん心配だね・・・・」

そっくりな双子、アリシア・T・ハラオウンとフェイト・T・ハラオウン・・・同じ顔,同じ体型故に、アリシアは髪をポニーテールにしている。

 

金色の長い髪を降ろしているフェイトは、クロノを見ている。

 

「せやけど6人集めるなんてどうしたんや?」

 

茶髪の髪をした女性、八神 はやてが自分たちを呼んだ張本人クロノ・ハラオウンに問いかける。

 

「うん・・・クロノ君、何かあったの?」

 

『・・・それは・・・・」

 

「「「「「「それは?」」」」」」

 

『見つかったんだよ・・・・“彼”が』

 

「「「「「「!!」」」」」」」

クロノが言っている“彼”・・・それは今、彼女たちが探している男性のことを言っている。

 

「おった!?」

 

『海鳴市以外にサーチャーを飛ばした時にある学園に注目をしていたんだ・・・“文月学園”というところをね・・・・・』

クロノはサーチャーの映像を出す。そこには成長している彼の姿が映った。

 

「あき・・・ひさくん・・・・」

なのはの瞳から涙が溢れだす。彼女が涙を流しているのには理由がある。

 

彼女が11歳の時、彼女は彼とヴィータと呼ばれる女性と一緒に任務をこなしていた。ところが、彼女は今までの無茶が祟って、敵ガジェットに襲われてしまう・・・だがそれを彼・・・明久が庇ったのだ。明久は腹部に致命傷を負ってしまう。

 

『あ・・あああ・・・・・あき・・・ひさ・・・くん?』

 

『えへへ・・・ごめん・・・ドジっちゃった・・・・ごふ・・・・』

明久はそのままライカを構えていた。

 

『ヴィータちゃん・・・ごめん・・・なのはを連れて・・・・先に行ってくれないか?』

 

『何言ってやがるんだ!!お前も一緒に!!』

 

『だめだ!!もし、僕まで逃げたら・・・なのはちゃんを、背負って戦えない・・・だから、僕が、囮となる・・・いいから行って!!』

 

『くそ!!』

ヴィータはなのはを連れてその場を離れた。

 

『明久君!!明久君!!』

なのはは手を伸ばした時、明久は彼女の方へ向いて笑顔で・・・。

 

『ご・め・ん・ね』

 

『!!』

なのはに声は聞こえなかったが、はっきりとその口の動きだけは見えていた。そして、次の瞬間・・・・爆発が起こった。

 

『いやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!』

 

「よかった・・・・よかったよ・・・・・」

 

「なのは・・・・・・・」

涙を流しているなのはのそばにフェイトが近づいて慰めた。

 

「ほんまによかった・・・ヴィータからアキ君が行方不明になったって聞いたときは・・・・驚いたで・・・・」

 

『そこで君達にここへ通ってもらうことになった、君達は魔導師として素晴らしい活躍をしてきた・・・だけど、最近無理をしているからね。大丈夫、すでに向こうに通えるように手続きはしてあるから』

 

「「「「「「はや!?」」」」」」」

 

「そういえば明久君ってどのクラスなんだろう?」

 

『・・・・・彼はFクラスだ』

 

「「「「「「え?」」」」」」」

彼女たちは驚いていた。彼は頭が良くてアリサといい勝負をしていたからだ。

 

「どうしてなの!?」

 

「そうだよ!!明久は頭がいいのに!!」

 

『それが・・・熱を出して倒れた女の子を、保健室へ連れて行ったからだそうだ・・・」

 

「「「「「「女の子・・・・・へぇ・・・・」」」」」」

 

『!!』

 

「私たちがどれだけ心配をしたと思っているのかな・・・・」

 

「うん、なのは、そうだね・・・」

 

「うんうん、この6年間ずっと探していたのに・・・姿を見せなかったのにね・・・・」

 

「あははは、これは彼に会いに行かないけんな?」

 

「そうね」

 

「ふふふふふふふふ」

 

六人はとてつもないぐらいの黒いオーラを纏っていた。通信越しのクロノですら震えるほど彼女たちのオーラは途轍もなかった・・・・

 

「「「「「「クロノ君(義兄ちゃん)」」」」」」」

 

『あ・・あぁ・・・・』

 

「「「「「「その任務、受けるよ(で)(わよ)」」」」」」」

 

『た・・・頼んだぞ?・・・シグナムやシャマル、アインスたちもあの学園に先生として派遣することにした,ヴィータとザフィーラは・・・まぁ色々とあるからな・・・・・・』

 

「今から楽しみだよ・・・・・・あ・き・ひ・さ・く・ん」

っと目に光がない瞳で彼女たちは笑うのであった。

 

さてそんなことは知らない当日の日、彼は急いで門へ到着をした。

 

「セーフ!!」

 

「こら吉井!!遅刻寸前ではないか!!」

 

「申し訳ございせん、西村先生!!」

 

今、彼の目の前には、教師西村 宗一が立っていた。生徒の一部からは「鉄人」や「ソロモンの悪夢」と呼ばれている男性だ。

 

「でも先生がどうしてここに?」

 

「ん?あぁ、生徒諸君一人一人にこれを渡すためにな」

そういって彼は懐から封筒を出した。

 

「まぁ僕は決まってるようなもんですから・・・・」

 

「すまない吉井・・・学園長もお前のことをもう一度受けさせてやるつもりだったが・・・」

 

「いいえ、気にしないでください、僕が好きでやったことです・・・・」

 

「優しいな、お前は・・・自分から“観察処分者”にしてくれという男だ・・・なにか困ったことがあったらいつでも言ってくれ」

 

「ありがとうございます、西村先生」

彼は受け取った封筒を破り中を確認をする。

 

『吉井 明久 所属Fクラス』

彼が入っていくのを確認をすると……

 

「もういいぞ、お前たち」

すると隠れていた六人の少女たちが現れる。魔法のことは先生達も知っているのだ。

 

「あらーばれてもうたか・・・・」

 

「今のは明久だったね・・・」

 

「うんうん、元気でよかったよ・・・・・・」

 

「やれやれ・・・吉井も随分好かれているようだな・・・まぁいいが、よかったのか?お前たちの成績なら本来の吉井と同様・・・Aクラスにもなれたのだぞ?」

 

「確かにね・・・でも・・・・」

 

「「「「「「明久(明久,アキ君,アキ)がいないならね・・・・」」」」」」」

その答えに西村先生は笑ってしまう。

 

「なるほど、『恋をする乙女は強い』ってことか・・・いいだろう・・・さて俺たちもいくとするかお前たちのクラスに。俺もあそこの担任だからな・・・」

 

彼女たちも西村先生の後をついていく。再会を果たすのは次回までお楽しみ。




というわけで第1話になります、まぁこれは気分で書いているものなので、最後まで行くかは・・・わかりません!!もしかしたらSTS編もやるかもね、卒業後になりますが・・・

さーて次回のバカテスは?

「明久です、僕はAクラスの前を通ってから自分の教室へ行くが・・・そこで・・・ね・・・」

「次回「再会の僕たち」次回もお楽しみに」

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