Fクラス全員でAクラスへと歩いていく。そう決戦の地であるAクラスへと・・・明久たちはAクラスの前に到着すると、雄二が扉を開ける。
そこにはAクラスに、教師陣・・・西村先生に高橋先生、さらにはシグナム、シャマルにアインスがいた。
そしていよいよ試合が始まろうとしている。最初はフェイト対レヴィの戦いだ・・・二人は試合会場の真ん中に立っている。
「へいと!!負けないからね!!」
「私だって・・・」
「「サモン!!」」
Fクラス フェイト・T・ハラオウン対Aクラス レヴィ・ザ・スラッシャー
現国 652点対 532点
「ううう・・・やっぱり苦手だよーーーー」
っとレヴィはいっているが、Fクラスは驚いている・・そうフェイトとレヴィが似ているからだ。
まぁ元がプログラムみたいなものでフェイトをベースに作られているから似てて当たり前なのだ。
「「「「「レヴィちゃんつきあって!!」」」」」」
「嫌だ!!僕は明久がいいの!!」
「「「「「ごふらあああああああああああああ!!」」」」」
レヴィに告白をしたFクラス男性たちはレヴィの一言で粉砕されて、島田と姫路は明久に攻撃をしようとしていた。
「吉井!!あんたってやつは!!」
「吉井君、覚悟はいいですか?」
「僕が何をしたって言うんだ!!」
島田と姫路が明久に襲い掛かろうとしたとき、二人の足に何かが絡まってこけだした。
「!!」
明久は誰の仕業かすぐにわかった。シャマルがこっそりと魔法を使って二人の足をつかんで転ばしたのだ。
さてフェイトとレヴィの戦いはお互い同じ武器のためにぶつかりあっている。
Fクラス フェイト・T・ハラオウン対Aクラス レヴィ・ザ・スラッシャー
現国 235点対 141点
お互いにぶつかり合って点数は減っているが、レヴィはザンバーモードへと変えて構える。
「これで終わりだよへいと!!」
「!!」
レヴィの召喚獣の武器が光りだしてきた。
「砕け散れ!!雷刃滅殺!極光斬!!」
レヴィの召喚獣が放った攻撃はフェイトの召喚獣を包み込む。
「はっはっはっは今日は僕の勝ちだよ!!オリジナル!!」
「それはどうかな?」
「え?」
みると、レヴィの召喚獣が上空に舞い上がっているのだ。
「なんでなんで!?」
すると姿が現れたフェイトの召喚獣は真・ソニックフォームへと変わっており高機動攻撃でそのまま構えていた。
「やばい!!」
「ジェットザンバー!!」
フェイトが放った一撃はレヴィの召喚獣に命中をしてそのまま消滅をした。
Fクラス フェイト・T・ハラオウン対Aクラス レヴィ・ザ・スラッシャー
現国 135点対 0点
「まけたああああああああああああああ!!」
「「「「「うおおおおおおおおおおおおお!!」」」」
最初の戦いはフェイトの勝利に終わって戻ってきた。
「明久、勝ったよ!!」
「うん、おめでとう、フェイト!」
二人はハイタッチをしてFクラスは勝利に沸いた。
明久side
さて次は横溝君だっけ・・・その相手は誰かな?
「さぁ浩二、出て来なさい!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
金色の髪にツインテールをしている女性が試合場所に立っていた。第二試合目の相手だけど・・・確か名前は・・・。
「城崎 花音・・・Aクラスでも霧島 翔子たちと同じくらい頭がいい・・・」
康太が情報をくれた。そして、彼女は横溝君をずっと見ている・・・横溝君はそのまま顔を俯いているけど・・・。
「こらああああ!!さっさと出て来なさいよ!!私の彼氏!!」
「ちょおま!!」
「「「「「「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」」」」」」
Fクラスの男性も驚いているが、Aクラスの男たちも驚いていた・・・誰にも言ってなかったんだね・・・。
「横溝貴様ああああああああああああ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
横溝君はめんどくさそうに立ちあがって試合場へ到着する。
「さて花音、どれで戦うんだ?」
「決まってるわ!!生物で勝負よ!!」
「生物承認しました!!」
「「サモン!!」」
二人の召喚獣が現れて構えている。
Aクラス 城崎 花音対Fクラス 横溝 浩二
生物 658点対 432点
「「「「「「「なにいいいいいいいいいいいい!!」」」」」」」
「やっぱり生物じゃ負けるか・・・花音」
「さぁ覚悟はいいかしら?」
「悪いが俺も負けるわけにはいかないんだよ・・・・」
二人の召喚獣は武器を構えてお互いに攻撃をする。
横溝side
さてそうは言ったが・・・点数はあっちが高いのはわかっている・・・だが問題は操作の差だ。
俺はDクラスやBクラスでの戦いで慣れてきたが・・花音はおそらくまだ慣れてないはずだ・・・なら!!
「いくぞ!!」
俺は双剣を構えて突撃をする。
「くる!!」
花音は持っている銃で攻撃をしてきたが、俺の召喚獣はステップでかわしていく。接近をして斬りかかるが、すぐに反応をして俺に弾が命中をする。
「ぐ!!」
横溝 浩二 408点
「厄介な攻撃なことで・・・・」
そうだった、花音は俺と小さいときからずっと一緒だから・・俺のことを誰よりも知ってやがる・・・
「ふふーん、浩二どうしたの?先ほどの勢いがなくなってきたわよ?」
花音の召喚獣は撃ってくるが、俺の召喚獣は双剣を使って弾を弾かせながら花音の召喚獣にぶつけた。
「やるじゃない・・・・」
城崎 花音 623点
あんまり減ってないか・・だが俺もFクラスのためじゃない・・・吉井や木下姉たちのために俺は勝つ!!
たとえ点数で負けていてもだ!!
横溝side終了
二人の召喚獣の戦いは激闘が続いた。
「「はぁ・・・・はぁ・・・・・」」
Aクラス 城崎 花音 21点対Fクラス 横溝 浩二 11点
わずか10点という差にまで追い込んでいたのだ。
「やるじゃん、浩二・・・・」
「そっちもな・・・慣れてきたから厄介だぜ・・・」
「でもお互いに点数はわずかしかない・・・」
「そうみたいだな・・・」
「「次の一撃で決める!!」」
俺たちはお互いの召喚獣は構えている。どちらも一撃で決めないと勝てないからな・・・。
そして俺の召喚獣は動きだした。
花音の召喚獣は一度も撃たないで構えている・・・。だがそれは好都合、俺は左手に持っている双剣の一つを投げつけた。
「!!」
花音の召喚獣はそれに気づいて持っている銃を投げつけた。だが俺は回転をしている双剣を踏み台にしてそのまま花音の召喚獣の目の前に立っていた。
「はあああああああああああああああああああああ!!」
そして俺の召喚獣は花音の召喚獣を攻撃をして決める。
「負けたわ浩二・・・さすがね」
「危なかったわ・・・」
こうして俺はFクラスに一勝利をつかんだ。さてあとは任せたぜ?八神、高町、姫路、明久、雄二・・・。
横溝side終了
はやてside
さて横溝君が勝ってくれたからね・・・さてわたしの相手は・・・
「子鴉・・・お前の相手は我だ。前に戦ったときは負けてしまったが・・・この戦いではそうはいかぬぞ!!」
「いいで王様・・・相手したるで!!」
次回 「Aクラスの戦い その2」