えっと質問があったので答えていきますね?
質問 Qアリシアは生存をしていましたがプレシアは死んでいるのでしょうか?
Aいいえプレシアさんも生きておりますよ?明久のレア能力でアリシアと一緒に受けてましたので。
Q明久が助けたのは優子でしたが、姫路さんは原作と同じ理由ですか?
Aイエス
えー待たせてすみません、ではバカとリリカルと召喚獣スタート!!
明久はなのはたちに襲われて遂に一線を越えてしまった。次の朝、明久が学校へ行く準備をしていた時、シャマルに呼ばれた。
「どうしたんですか、シャマルさん?」
「明久君、あなたにこれをあげる。」
シャマルは何かの薬を彼に渡した。明久はこの薬について、彼女の説明を受けることにした。
「それは、お隣さんのブライトさんがあなた用にってもらったものよ?」
「ブライトさんが?」
「えぇ、あなたの体を治すためのものだって、どうかそれを使ってほしいって頼まれて・・・昨日のパーティーの時に渡されたの。」
(ジェイルさん・・・ありがとうございます。)
彼は制服に着替え、なのはたちよりもはやく登校していた時、前から何やら集団が近づいてきた・・・。
「・・・・・・・・・」
「いたぞ!!吉井 明久!!」
前から現れたのはFFF団だった。彼らはいつも通りに武装しており、明久が呆れたのも無理はない。「こんなことをしているから女の子にもてないのにな」と内心突っ込んだ。
彼は無視を決め込んでいたが、回り込まれてしまう。
「吉井・・・明久!!」
「コロス・・・コロス!!」
(ん、様子がいつもと変だ・・・ライカわかる?)
(『少しお待ちください・・・これは!!催眠魔法がかかっております!!』)
(催眠魔法か・・・仕方がない。ライカ、結界を張るんだ!!)
(『了解です!!』)
ライカが結界を張ったのを確認して、彼は左手のブレスレットを構え、目を閉じた。
「まさか、この世界で再び纏うことになるとはね・・・ライカセットアップ!!」
『Roger!!Set-Up!!』
明久が光に包まれた時、FFF団は目を閉じてしまう。そして、明久は、黒い服に黒いズボン、鎧、マントを装備した。
仮面はつけていないが、これが明久の新たなバリアジャケット姿なのだ。彼は、ライカが変形したブレードモードを構えて、FFF団を挑発した。
「さぁ・・・かかっておいでよ!!」
「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」
「って、いきなりかい!!仕方がない、ライカ!!」
『Yes,Master!!』
刀身に炎を纏わせた彼は、襲い掛かってきたFFF団に技を放つ。
「炎一閃!!」
「「「「ぎゃああああああああああああああ!!」」」」
炎一閃が決まり、FFF団の何人かが倒れていくがそれでも数が多いので明久は苦笑いをしていた。
「うわー、まだいるんだね・・・仕方がない、ライカ、シューティングモードだ。」
『Chage The Shooting Mode』
ライカがシューティングモードに変わると、明久は一気に終わらせるため、雷属性を纏わせることにした。
「ライトニングレイン!!」
『Lightning Rain』
上空へ魔力を込めた弾を放つと、それが上空で爆発をして雨のように降ってきた。
「「「「ぎええええええええええええええええええええ!!」」」」
雷属性を纏った雨なので、FFF団は全員がその攻撃をくらい倒れていった。明久は彼らに申し訳ないなと思いながら、彼らに近づいて記憶を消す。
「メモリーデリート」
連中のこの戦いの部分だけ消すことにした。
「さすがに戦った後に、メモリーデリートを使うとかなりの魔力を消耗してしまうね。さて、ライカ、時間は大丈夫かな?」
『はい、いつもよりもはやく出ておりますので問題ないですよ?』
「そうか、じゃあ結界を解除をする前に彼らを回復させ・・・そうだ!!」
明久はにっしっしっしと笑いながら彼らの素顔に何かをしていた。
──青少年いたずら中──
「よし、これでいいだろう」
明久がしたこと・・・それは落書きだ。彼からしたら「これぐらいはいいよね?」と思う小さな反撃でもあった。
彼はジェイルからもらった薬を飲んだおかげで体がいつもよりも調子がいいぐらいになっていた。
結界を解除をして彼らを安全な場所で寝かせておき、学校の方へと向かった。校門に到着した明久は、目的の先生を探したが、どうやら今日は校門にはいないようだ。
「ここじゃないとすると・・・学校の裏門あたりかな?」
荷物を持ったまま裏門の方へと行ってみると、そこには一人の男性がいた。
「西村先生!!」
「ん?吉井じゃないか・・・お前がはやく来たのも久々だな・・・まぁいいだろう、着替えは持ってきたか?」
「はい、お願いします!!」
彼は制服を脱いで体操服へと着替える。そして西村先生の前へ立つ。
「よろしくお願いします!!」
「では・・・かかってこい!!」
「いきます!!はあああああああああああああああああああああああああ!!」
西村先生と明久の激突は時間ぎりぎりまで続いており、決着は・・・
「うわ!!」
「ふぅ・・・強くなった吉井・・・だがまだお前に負けるわけにはいかないからな。さて、そろそろ学校が始まる時間だ。お前も着替えて教室に行くように。」
「はい、ありがとうございました!!」
挨拶を終えると、西村先生はその場を去った。明久も制服へ着替えて教室の方へと向かっていく。
「ふぅ・・・西村先生は強いな・・・」
『ですね、マスターの攻撃をあの剛腕で回避していきながら、威力を抑えた蹴りなどで攻める。防戦一方でしたね・・・非魔導師でしたら士郎さんに匹敵するほどと思われます。』
「そっか・・・さて、そろそろ教室へつくから、ライカ」
『分かっております。スリープモードにはしていませんので。』
彼は教室へ入りいつものメンバーに挨拶をして自分の椅子へと座り授業が始まるまでは勉強に集中することにした。
「明久君、おはよう」
「おはよう、優子さんどうしたの?」
「うん、ここの部分を教えてほしいの」
「どれどれ?」
明久は優子のノートを見て教えているのを見て二人の女性は武器を構えていたが・・・
「「きゃ!!」」
突如として二人は転んでしまい、地面へダイレクトに激突する。
「「「「?」」」」
島田たちが突然こけたのをみて、全員「何をしたんだこいつら」と思ったが、チャイムが鳴ったのでそれぞれ自分の席へと戻っていった。
西村先生が入ってきた。
「おはよう諸君、さてこのFクラスに新たな仲間が増えることになった」
「はい先生!!女性ですか!?」
「「「「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」
「・・そうだ」
「「「「「いよっしゃあああああああああああああああああ!!ひゃっはああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」」
「やかましい!!全く・・・そろそろいいぞ、はいってこい」
「「「はい(おう)(うぃっす!!)」」」
三人の女性の声がしたので、明久は「あれ?このパターンは」と思いつつドアの方を注視し、かつてなのは達が入ってきた時と同じ反応をしてしまう。
(もしかしてジェイルさんが言っていたことって・・・こういうことなんだろうか)
「はじめまして、セイン・ノアでーす!!」
「ノーヴェ・ノアだ・・・」
「ウェンディ・ノアっす!!よろしくお願いするっス!!」
「「「「かわいい子きたああああああああああああああああああああああ!!」」」」
Fクラス男子たちは燃え上がっているが、彼女たちはあまり嬉しそうにしてない。その理由はシンプルだ。彼らが明久をいじめていた奴らだと知っているからである。
(あいつらのせいで明久は・・・)
(許せねぇ・・・あたしたちの明久を・・・)
(明久は私たちが守るっす!!)
三人は心の中で決意をする、明久を絶対に守って見せると・・・。
明久side
昼休みとなり、僕たちは屋上で食べることにした・・・今日はアミティアさんたちも屋上で一緒に食べることとなり、屋上の方へと向かっている。
「まさかノ―ヴェたちが僕たちのクラスに来るなんてね・・・思ってもなかった」
「だろ?はか・・・じゃなかった親父にも黙っておいてくれといわれてな、サプライズって奴だ」
「なるほどね・・・」
さて屋上の扉を開けてみるとすでにレヴィ達がいたが、あれ?
「セッテにディエチ、ディードにオットー?」
そこにはほかのナンバーズの四人が一緒にいた。
「明久さん!!」
「明久君!!」
「アキ!!」
「あーやっほー明久ー」
僕は驚くばかりだよ、なのはたちも驚いているが、雄二たちはもっと驚いていた。
「明久、俺はお前に驚かされてばかりだぞ?えっとこの人たちはいったい?」
「あぁ僕の隣の家に住んでいるノアさん一家の姉妹だよ。」
「姉妹か・・・・・」
「姉妹ね・・・・・・」
優子さんと秀吉が何かを思っているようだった。優子さんごめんなさい・・・僕、秀吉の正体を知っておりますので、姉妹だってこともはい。さて改めて見ると人数が多いな、僕,雄二,秀吉,康太,優子さんになのは,フェイトにアリシア,すずかにはやて,アリサ・・・それに翔子さんに久保君に工藤さん・・・さらにはレヴィにシュテル,ディアーチェにユーリ,アミティアさんにキリエさん・・・そこからセイン,セッテ,オットー,ノ―ヴェ,ディエチ,ウェンディにディード・・・大入り満員だよ屋上。
比率的に男子が四人に女性がたくさんって・・・とりあえず僕たちはご飯を食べようとしたその時だった。
「「吉井(君!!)」」
「・・・・・・・・・・・」
またこの二人か、いい加減にあきらめてほしいんだけどな・・・二人は僕たちに攻撃をしてこようとしたけど、その前に二人が持っていたバッドが蹴りによって壊れる。
「おい・・・・」
立っていたのはノーヴェだった。彼女は目を光らせている・・・やばいあの状態は戦闘機人モードってやつだ!まずいって!!
ノーヴェside
あたしは明久には攻撃をしようとしたこの女二人が持っていたバットを蹴りで破壊した。こいつらのことはドゥーエねぇからの情報で知っている・・・こいつらが・・・こいつらが明久を・・・あたしは許さねぇ・・・ユルサネェ・・・ユルサネェ・・・
「「ひぃ!!」」
アキヒサガウケタイタミヲテメェラ二アジワワセテヤル・・・カクゴヲ・・・
「駄目だノーヴェ!!」
「!!」
あたしが放った蹴りを明久が受け止めていた。あたしはすぐに足を下ろした。
「なんでだよ明久!!」
「・・・駄目だ、君がそんなことをしなくてもいいんだ・・・ノーヴェ・・・!」
「・・・・・・・・・・・」
あたしは明久の目をみて本気だということがわかった。あの目を見たのは久々だ・・・あたしたちは戦闘機人だ。戦うためなら命だって捨てることができる・・・だがそれを変えてくれたのは明久だった。
『そんな命を無駄にすることなんて駄目だ!!君達は女の子だ・・・そんなことは・・・言わないでくれ!!』
その時に明久の目を見た。あたしは大人しく退がることにした。
「ありがとう、ノーヴェ。」
「・・・・・・・・・」
明久は優しい、だからこそ心がもろいからな。だが明久をいじめる奴からあたしが絶対に守ってみせる!!明久を・・・守ってみせるさ!!
ノーヴェside終了
屋上での昼ご飯を食べ終え、授業を受け、明久たちは帰る準備をしていた。その時、そこに先生がやってきた。
「吉井君、少しいいかしら?」
「なんでしょうか、上野先生?」
上野先生とはこの学園に去年配属となった先生だ。よく明久のことを見守っている先生でもある。
「観察処分者としての仕事を任せたいのだけどいいかしら?」
「わかりました、みんな、ごめん。悪いけど先に帰ってくれない?」
「わかったよ」
なのは達を先に帰らせてから、明久は上野先生の方を見ていた。教室には彼と彼女しかいない・・・。
「それじゃあ、いきま・・・ってえ?」
明久は突然のことでパニックになってしまった。上野先生が彼に抱き付いてきたからだ。突然のことで明久の思考回路はショート寸前である。
(え!?なんで上野先生が僕に?!ぬおおおお胸が当たってる!?大きさ的におよそEカップ!!じゃなくて)
「よかった、父さんの薬が効いているわね明久君・・・」
「え?」
明久は上野先生から漏れた「お父さん」,「薬」というフレーズ・・・それらから思い出すのはブライト・ノアことジェイル・スカリエッティのことをであった。
「どうして薬のことを上野先生が知っているのですか?それに、結界が張られているのも・・・」
「ふふふ、それはね」
上野先生は彼から離れてくるりと回転をすると光りだして本当の姿へと変わった。
「ドゥーエさん!?」
上野先生の正体がドゥーエだったことに驚いた。まさか一年前から文月学園の中にいたのか、と。
「ふふふ大成功とでも言っておこうかしら・・・でも明久君・・・」
彼女は笑っていたが、泣きそうな顔になっていた。
「ドゥーエさん・・・・・」
「どうしてあなたはそこまで我慢が出来るの・・・私には理解が出来なかったわ・・・あなたに対しての暴力、あれは尋常じゃないわ・・・一年前からずっとあなたを見てきた・・・あなたは何もしない・・・どうしてかしら?」
「・・・・・・・・・・・」
明久はドゥーエの言葉にどう答えようか悩んでいた、姫路たちの暴力に彼は何もしなかった、抵抗などもせずに・・・
「・・・確かに暴力を受けてきた。だけどそれを暴力で返したって彼女たちと同じ事をしてしまう。そんなのは僕、嫌なんです・・・いつかは無くなる事を信じて僕は我慢をしてきました・・・」
「けど!!」
「ドゥーエさん!!それでもなんです・・・ノーヴェやなのはたちには手を出してほしくないんです・・・この決着は僕自身でつけないといけない・・・いつかは必ず彼女たちが分かってくれる日が来るのを信じて・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
明久の決意にドゥーエは声をかけることができなかった。彼の意志が固いと分かったからだ。
しかしジェイルの薬を使って回復をしても、また暴力を受けたら彼の体は再びボロボロになってしまうことも分かっていた。
「明久君、これだけは言わせて・・・私たちはあなたの味方よ、ウーノ姉様、それにトーレやクアットロは先生として、他のみんなは生徒として入っているのよ・・・まぁチンクはちょっと問題が発生したけどね。」
「?」
さてそのチンクはというと・・・
「な・・・なぜだ・・・なぜ私だけ一年生なんだ!!」
「・・・わかるぜその気持ち・・・なんであたしまで・・・」
そうヴィータとチンクは見た目の関係なのか知らないが一年生として入っている。
さて話を戻そう。結界が解除され、明久はドゥーエと別れて家へと戻る途中だ。
「まさかドゥーエさんがいたなんて思わなかったよ・・・・」
『まさか一年前から入っていたとは、私もまだまだ未熟です・・・?マスター・・・!』
「あぁ、誰かが近づいてるね、しかも魔力を感じるよ・・・」
彼は途中から魔力をずっと感じており、人通りの無い場所へと歩いていった。そして明久は結界を張る。
「さぁそろそろ出て来てください・・・魔力をずっと出してるなんて間抜けですね?」
「くそ!!せっかくミッドチルダから逃げてきたのに魔導師がいたのかよ!!」
(なるほど、ミッドチルダから逃走をしてきた魔導師ってことか・・・。転移魔法でここへ来たのはいいがお金がない・・・だからこそ僕を狙っていたわけか・・・だけど運が悪かったね・・・・)
明久はランサーモードにセットアップをしてライカを構えていた。相手はデバイスを構えて明久に魔法を放ってきた。
「ライジングシューズ」
脚部に魔法を唱えて、相手の攻撃を素早く回避をしていった。
「ランサースパーク!!」
エネルギーがためられた刀身が放たれて相手は吹き飛んだ。殺傷設定をOFFにしているため、相手は怒り狂っていた。
「この野郎!!ナメルナ!!」
「・・・・・・・・・そろそろいいかな?クロノ!!」
「なに!?」
「そこまでだ、時空管理局だ!!お前を逮捕するぞ!!」
クロノを始め時空管理局員たちが相手を抑えていた。
「ティーダさん!!」
「明久君!!久しぶりだね・・・」
ティーダ・ランスター・・・本来の歴史ならば彼は死んでいる人物・・・だが、明久がジェイルのラボから帰る途中でミッドチルダに寄った。その際に犯人との戦いで死にかけていたティーダを救うために魔力を解放したのだ。彼の体が成長をしているためか全魔力を使わなくても回復させることが可能となっていた。
「ぼ・・・僕は・・・・」
「大丈夫ですか、犯人はそこで伸びています・・・捕まえるなら今ですよ?」
「き・・・君は・・・・」
「吉井・・・明久です」
それが彼とティーダの出会いだった。
「今はクロノ執務官の元で学んでいるんだ・・・それと明久君、あの時は本当にありがとう。君がいなかったら俺は死んでいた・・・だからお礼を言いたくてずっと君を探していたんだ。本当にありがとう・・・・」
彼は頭を下げていた。
「顔を上げてくださいティーダさん、あの時、僕はたまたま通りがかっただけですよ・・・」
挨拶もそこそこに、彼はそのまま去っていった。
明久side
「・・・・・・・・・」
『マスター?』
「あ・・・ごめん少しだけ考えていたんだ・・・」
・・・彼女たちは本当に分かってくれるだろうか。
だけどなのはたちにはあの子たちのようになってほしくない。だからこそ我慢をすればいいのは僕だ。
たとえ体がボロボロになろうとも、それが僕が今やるべきことなんだ・・・。
次回 家へと戻った明久、なのはたちは心配をしていたので彼のところへ来る。
「大丈夫だよ、しんぱいをかけてごめんね?」
次回「なのはたちの心配」
この小説は何とか終わらせるために頑張ります。