バカとリリカルとシンフォギアと召喚獣   作:桐野 ユウ

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はい こちらに関しては久しぶりに投稿となります。何か月ぶりに更新です。

で清涼祭の時のパートナーですがなのはが多かったのでなのはになりました。

アンケートや感想で書いてくださった皆様誠にご協力感謝します。

ではどうぞ。


雄二死す

明久side

 

アインスさんとの模擬戦を終えた後、ナハトは僕の上にちょこんと乗っていた。彼女は普段は僕の中にいるけど、たまに出てきて僕と一緒にいることが多かったな。

 

まぁ当然暴走を止めることも何度かあったけどね・・・いや止めるのに苦労したよ・・・。

 

暴走をしたら絶対にクロノとかに怒られるもん!!あの若そうで僕たちよりも年上な人に!!

 

しかも結婚をしただと!!まぁどうせエイミィさんのお尻に・・・うご!!

 

「あ・・・明久君?」

 

「この技って・・・お兄ちゃんの技だよねフェイト・・・」

 

「うん・・・けどなんで?」

 

「あーもしかしてサーチャーじゃないかしら?明久を見張ってる・・・」

 

「あれやない?」

 

はやてが指した方を見ると、そこにはサーチャーが一体実体化していた。彼処から僕に攻撃したみたいだ。おのれクロノ・・・この恨みいつか晴らしてやる・・・。

 

次の日となり、僕たちは教室で準備をしている。畳や窓などは母さんたちに頼んで改修及び交換してもらっていた。

 

窓やドアの罅がなくなり、黒板や腐った畳等も新品同然になった。このビフォーアフターには、雄二達も良い意味で驚いてくれた。

 

「おいおい・・・凄すぎるだろ・・・よっしゃ!これで準備が出来るな・・・さて野郎ども!!行くぞぉッ!!」

 

「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」

 

とりあえず僕達に出来る事・・・まずは料理をどうしようかなって、康太?

 

「すまない・・・これを作っていた。」

 

そこにはゴマ団子とお茶が用意をされていた。

 

「お、上手そうじゃないか。」

 

(ん?)

 

僕の第六感が警報を鳴らしている間、すでに雄二はゴマ団子に手を伸ばしていた。

 

「うん・・・なかなかゴリゴリしてて中身がねばねばしていて・・・!?ごふぁ!?」

 

「雄二いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」

 

倒れた雄二を介抱しながら、康太の方を見たけど・・・彼は大慌てで首を横に振っていた。康太は犯人じゃない・・・ってことは他の誰かか?

 

「そういえば姫路が入っていくのを見たな・・・・」

 

「まさか!!」

 

彼女が作ったのか!?ナンテコッタイ!!ってあれ?なのはたちが厨房の方へ入っていった。

 

「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

なんか聞こえてきたけど、僕は気にせず雄二を蘇生するために拳に力を込めた。

 

「南無三!!」

 

「ごふぁ!!」

 

僕は雄二のお腹に思いっきり魔力を込めた拳で殴り、蘇生させた。おそらくこれぐらいしないと一生目覚めなかっただろう。反省すれども後悔はない。

 

「は!?危ねえ、もう少しでくそじじぃに舟に乗せられるところだった・・・」

 

「それ危なくないかの?」

 

「本当にね・・・坂本君、渡らなくて良かったわね。」

 

秀吉と優子さんもそう声をかけていた。とりあえず僕たちは飾り付けなどをしている。ちなみに、OHANASIを終えたなのはたちはチャイナ服を着るために別の部屋にいる。

 

なお康太が見様見真似で作ったらしい。さてと、急いで飾りつけをしないとね。

 

「お待たせなのーーーーーー!」

 

「おや、みんな準備は・・おわ・・った・・・?」

 

なんということでしょう。そこにはチャイナ服を着た天使たちがいるじゃないですか!

 

「ちょ、アキ君・・・恥ずかしいで・・・」

 

「あ・・・あたしは似合ってないだろう・・・」

 

いやいやノーヴェやウェンディたちも似合ってるよ。セインも小さいけどそれもまた良し!!

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

いやーみんな美人だねーーー華ざかりだよ!!うんうん!さてとりあえず僕はなのはと話をしなきゃ。あ・・・皆いっておくけどOHANASIじゃないからね?違うんだから。

 

「なのはーーー!」

 

「明久君、どうしたの?」

 

「実はね、清涼祭で召喚獣の大会があるんだけど、それがタッグマッチでね。僕と組んでくれないかな?」

 

「ふぇ!?いいの!!」

 

「うん、こっちからお願いしたいぐらいだよ!」

 

「わかった!!頑張るの!!(やったーーー明久君と一緒なの!!)」

 

なのはは凄く喜んでくれて、良かった良かった。さーて何故かは知らないけど二人ほど殺気を感じるので、僕はこっそりとライカに頼んだ。

 

(ライカ・・・・)

 

(Roger!Fire!)

 

光弾が放たれて二人の頭の後ろに命中した。もちろん威力は、気絶する程度に抑えたよ。

 

これで懲りてくれたら良いんだけどな・・・。

 

明久side終了

 

清涼祭の準備を終えて明久はなのはたちと一緒に帰っていた。もちろんディアーチェやノ―ヴェたちも一緒だ。

 

「そういえば明久君たちは、清涼祭は何をするのですか?」

 

「僕たちは中華喫茶ですよ。アミティアさんたちは?」

 

「私たちはメイド喫茶ですよ。明久君ぜひ来てくださいな!おもてなしをしてさしあげますよ!!」

 

「そうそう私のこの胸で挟んであ・げ・る♡」

 

「うぇ!?」

 

キリエの言葉に明久が顔を真っ赤にする中、アミティエがハリセンでキリエの頭をぶっ叩く。

 

「あなたは何を言っているのですか!?」

 

「痛いじゃないアミタ!ハリセンなんかどこから出したのよ!!」

 

「あなたがそんな破廉恥な事を言うからでしょうが!!全く・・・」

 

アミティエはハリセンを収納をしていると、ディアーチェたちも妄想に耽り始めた。

 

「明久を奉公・・・・・」

 

シュテルの想像

 

『ご・・・ご主人様・・・どうかこの駄目なメイドにお仕置きをしてくださいませ・・・」

 

『しょうがないな、駄メイドのシュテルにはお仕置きが必要だね。」

 

『あ・・・駄目です、ご主人様・・・!』

 

「明久にご奉公・・・・・」

 

レヴィの想像

 

『どうかな明久・・・僕上手いかな?』

 

『うん、上手いよレヴィ・・・ううっ・・・』

 

『えへへへ、なら僕もっと動くね!!』

 

「うへへへへ・・・」

 

「ふーむ・・・・・・」

 

ディアーチェ想像

 

『ふん、どうだ?小鴉よりはいいボディをしているだろ?』

 

『ディア・・・いいのかい?』

 

『決まっているであろう?貴様だからいいのだ』

 

『ディア・・・・・・』

 

『明久・・・・・・』

 

「ぬおおおおおおお!!これは我の柄ではない!!」

 

「明久さんに・・・・・・」

 

ユーリの想像

 

『ご主人様ーーー私がお世話させてもらいます!!』

 

『えっとよろしくお願いするよ・・・』

 

『はい!!このメイドユーリにお任せください!!』

 

「うふふふふふふふふふ!!」

 

顔を真っ赤にしたり悩んだりえへへへと笑ったりしている四人に、明久達は頭に疑問符を浮かべた。

 

そんなこんなで帰宅した後、明久は夕食の準備をしようと台所へ向かう。

 

すでにシグナムたちも戻っており、シャマルが手伝おうとしたが止められている。

 

「離してよ二人とも!!」

 

「離すか!!」

 

「貴様を台所へ行かせるわけにはいかん!!」

 

結局、リインフォースとシグナムがシャマルを止めている間に、はやてとすずかが明久の手伝いに行った。

 

「はい完成!ってどうしたのシャマルさん・・・?」

 

「明久よ、気にするな。」

 

「うむ。お前が気にする事は一つも無いからな・・・」

 

「アッハイ」

 

明久はシャマルの料理を知っているので、全てを察し、食事を始めるのであった。




次回「清涼祭り開催へ」

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