明久side
アミティエと僕は騒がしい方へと走っていく。そこでは野獣と化したFクラス男子達に襲われている女子たちの姿が見えた。
フィールドが形成されているから、僕達は直ぐに召喚獣を呼び出した。
「「サモン!!」」
なんか久々に呼んだ気がするのは何故でしょう・・・僕達の召喚獣はFクラス男子達を襲撃した。
「な!!貴様は吉井!?なぜそっちにいる!!そして美人と一緒だと!!」
「「「なにいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」」
Fクラス男子たちが更に燃えた気が・・・僕は一気にケリを付ける為に、召喚獣にバスターモードを構えさせた。
「「「「え?」」」」
「終わりだ、バスターノヴァ!!」
僕の召喚獣が放った一撃はFクラスの召喚獣達を一掃した。ふんすと僕の召喚獣はドヤ顔をしている。
まぁ最近ある意味出番が無かったからね。そのせいで活躍出来なかった鬱憤晴らしかな。
取り敢えず、あいつらも西村先生に連れて行かれるのを見て、僕は呆れながら部屋の方へと戻っていく。
「明久、大丈夫か?」
「雄二、問題ないよ・・・それにあのバカ達は何したかったの?」
僕が訊いていると、康太がやってきた。
「明久・・・お前が言ってた通りだ。先程のカメラを解析をしてみた・・・どうやら仕掛けたのは女らしい・・・。」
女か・・・・一体誰が僕にこんな写真を送ってきたのか・・・いずれにしても犯人はこの合宿場の中にいる、か・・・。
その夜。
「ライカ、それじゃあお願いするよ」
『Roger,Searcher Injection』
僕はサーチャーを飛ばして女湯の更衣室に向かわせた。おそらくもう一つ秘密のカメラがあるはずだ。
一つは見つかりやすい場所に・・・そしてもう一つは・・・確実に見つからない場所へと隠すために・・・。
(いずれにしても、僕に脅しの手紙を出してきた人物と一緒だろう。だけど一体誰が・・・)
おそらく明日、Fクラス男子はまた何かをやらかすつもりだ。僕も連中の対処をしないといけなくなるかもな・・・。
考えても仕方がないので、僕はライカとナハトに頼んで眠ることにした。
「お休み二人とも・・・」
僕はそういって眠りについた。
ライカside
マスターが眠ったのを確認をした私とナハトさんは、現在サーチャーの映像を共有しています。
今のところ動いている人物はいませんね・・・しかしマスターに仇なす輩は一体誰なのか・・・。
『ライカ!!』
『どうしました?ナハトさん。』
『女子更衣室に入ってくる人間がいるぞ。あれは・・・』
あれはDクラスの清水 美春さん・・・確か彼女は島田さんのことが好きな女の子・・・。
どうやら彼女は仕掛けているカメラを確認しに来た・・・ということは犯人は清水さんで間違いないですね。
『ナハトさん、映像は。』
『安心しろ、既に録画済みだ』
『分かりました。明日マスターが起きたら報告をしましょう。取り敢えず私達も眠りますか』
『そうだな』
それでは、私もスリープモードへと移行させて頂きます。
ライカside終了
次の日、クラスごとで自習していた。明久は分からない人達に教えたりしていた。
須川と横溝は彼女と一緒に勉強をしている。
勉強後、明久は離れた場所にいた。ライカ達から分かった事の報告を受ける為だ。
「そうか・・・清水さんが・・・」
『間違いない。隠しカメラを掘り起こしていたしな。』
ナハトの言葉に彼は苦笑いをするしかなかった。彼女は島田の事が好きな女性と言う事は知っていたが・・・流石にやり過ぎたなと思っている。
「いずれにしても、彼女を見張ってもらう必要があるね・・・よし」
明久が少しだけ目を閉じると、ポンッと小さい明久が誕生をした。召喚獣みたいなデフォルトの姿をした彼が現れる。
清水を見張らせる為に、使い魔(ミニ明久)を生み出したのだ。
(さて今日もFクラス男子が色々と話をしてるな・・・おそらく彼女も・・・よし!!)
明久は何かを決意をして、西村先生達に話をするのであった。
そしてその夜。
「全員突撃だああああああああああ!!」
「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」
Fクラスの男子を始め、Bクラスまでの男子たちが暴走していた。迎え撃つ女子たちの中にはなのは達も居た。
「スターライトブレイカー!!」
なのはの召喚獣が放ったスターライトブレイカーが命中し、野獣男子達は次々と補習室へと送り込まれた。
「なのは!!」
「フェイトちゃん、大丈夫!?」
「うん・・・なのはの方は?」
「今終わらせた所だよ?・・・明久君大丈夫かな?」
「・・・大丈夫だと思いたい・・・明久自ら犯人を捕まえるなんて言ってたけど・・・」
二人は女湯の方を見ていた。
???side
「・・・よし誰もいないですわ」
私は隠してあるもう一つのカメラを回収をするために女湯へとやってきた。ふっふっふっふ、これで・・・「あなたが探しているのはこれかしら?」
え?
「誰ですの!?」
そこにいたのは茶髪の長い髪をした女性?一体誰かしら・・・ってそれは!?
「清水 美春さん・・・あなたが探しているカメラはこれかしら?あなたが隠していたもう一つのカメラ・・・」
「!!」
どうしてあなたがカメラの位置を!!そのカメラはバレない為に隠しておいたはず・・・何故!!
「何故かしらね、貴方がした事は犯罪よ?何の為にとは聞かないけど・・・!!」
「それを返せえええええええええええええええ!!」
私は取り返す為に襲い掛かるが、彼女は私が放つ攻撃をあっさり回避した。
「危ない危ない。とりあえず眠っていなさい。スリープ」
「あ・・・あれ?」
急に眠気が・・・・・ZZZZZZZZZZ
明久side
「ふぅ・・・危なかったわね・・・なんちゃって」
僕は現在女体化状態になっている。前までは勝手になっていたけど、意識をしたら成れるようになっていた。
危なかった・・・いきなり襲ってきた時は焦ったよ・・・取り敢えず彼女が犯人だと言う事は分かったから良しとしましょうか・・・さて・・・。
「そこで見ているのは分かっているのよ!!出て来なさい!!」
僕の声に反応をして二人が現れる。やはりあんたたちが現れるか・・・島田さん、姫路さん・・・。
「どうしてうちたちが此処に居る事が分かったの!?」
「そうです!!」
「さぁなんでかしら?おっと。」
彼女達は持っているバットで私に襲い掛かってきた。女の子に向かって何て事を。
って僕は男の子なんだけどね。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
二人はバットを持ったままじりじりと迫っている。さすがに二人の前で魔法を使う訳にはいかないか・・・ライカ。
『分かっております、身体能力を上げておきますね?』
さすが僕の相棒。さーて島田さん、姫路さん・・・あんた達に対してのお仕置きタイムの始まりだ!
次回「明久対島田・姫路。」