「待ってそれフラグって奴だよね!!ねぇ!!」
さーてどうなるのでしょうか・・・・
「ちょっと!!」
ナームー
雄二side
さてこいつらを震え立たせたことだし、召喚戦争をするために、まずは死者をだすことにするか、ん?なんで「使」者じゃなくて「死」者かって?
簡単なことだ、Fクラスは上位クラスに挑戦をするからな・・・その死者はその名の通りに上位クラスからフルボッコされるからな・・・これは明久に頼むとするか・・・あいつは俺と同じぐらいに喧嘩が強いからな・・・
「さて明久、お前には使者としてDクラスに宣戦布告をしてもらうぜ?」
「うんいい「「「「「「ちょっと待って」」」」よ・・・・」
「ん?」
突然「待った」がかかった。確か高町たちだったな・・・って、
「うお!?」
「明久君とOHANASIしたいんだけどいいかな?」
「うんちょっと明久とOHANASIをしたいことがあるんだ」
「うんうん、OHANASIをねw」
「そうね・・・今までどこで何をしていたのかOHANASIをする必要があるわね・・・・」
「そうだね・・・・・・」
「というわけでアキ君を今すぐに借りていきたいんやけど?」
「「「「「「いいよね?」」」」」」」
なんじゃ、この黒いオーラは・・・耐えきれなかった俺が目をそらすと、近くにいた須川と目が合った。
「悪いが須川・・・Fクラスの死者としてDクラスに宣戦布告にいってきてくれ・・・・」
「あぁ・・・了解した」
須川もこの空気の中にいたくないのかすぐにDクラスへと向かっていった。
「さーて明久君行こうか?」
「・・・・・・はい」
明久は連れられて教室をドナドナしていった。7人が部屋を出ていくのを確認すると、秀吉たちが俺に近づいてきた。
「す・・・すごい邪気だったの・・・・」
「あぁ、凄まじいほどのな・・・・・・」
「俺も動けなかった・・・・・・」
康太も動けないって・・・どんだけだよ。それはそれとして、俺は気になったことがある。
「そういえば高町達と明久はどういう関係なんだろうな・・・・・・」
「それはわしも思ったのじゃ・・・・・・」
「俺も知らんぞ?」
「まぁそれはあいつが戻ってから聞けばいいk「ぎゃああああああああああ!!」・・・どうやら須川がやられたみたいだな・・・」
廊下からどたどたと走ってくる音が聞こえてきた。
「てめぇ、坂本!!だましたのか!?」
「お前、俺の話聞かずに行ったからな・・・・」
「あ、そうだったのか悪い・・・」
「本当だったら明久に行かせる予定だったんだけどな・・・あいつらに俺も口出しできんかった」
「あぁ確かにな。それにしても吉井・・・大丈夫なのか?」
っておい康太、地味に十字を切るな、縁起でもない!・・・まぁ声は聞こえてこないし、大丈夫だろう・・・・・・・・・・・・たぶん。
明久side
僕は、今、なのはたちに連れられてある場所へ連れてこられた・・・ここは体育館の裏?
「さて・・・もう、えーよ。シグナムたちに結界を張ってもらったからな」
すると、突然5人現れた。僕もよく知っている・・・。
「シグナムさん、シャマルさん、ザフィーラさん、アインスさん、ヴィータちゃん・・・・」
「久しぶりだな、吉井・・・」
「明久君・・・・」
「よくぞ生きていた・・・」
「あぁ・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
僕は彼女たちを知っているヴォルケンリッターと呼ばれている戦士たちだ。すると、僕に衝撃が走る。
「なの、は・・・?」
それは、なのはが僕に抱き付いてきたからだった。体がふるえている・・・
「よか・・・った・・・よかった・・・明久君・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
僕はなのはの背中の撫でた。今、彼女の脳裏に映っているのはあの雪の日のことだろう・・・。
「ごめんなさい・・・明久君・・・あの時、私が、しっかり、していれば・・・明久君を、昭久君を・・・!」
「それは違うよ、なのは・・・あの時、僕は君を助けたくて体が動いたんだ・・・だから後悔なんてしてないよ・・・」
「でも!!」
「ねぇ明久・・・どうしてすぐに生きていたことを連絡をしてくれなかったの?」
「・・・それは」
『それは私が故障をしてしまったからです・・・』
僕が答えようとした時、ライカが代わりに答えてくれた。そう、あの時の戦いで連絡がとれなくなってしまったからだ。
僕はある世界に迷い込み、修理をするのに時間がかかったんだ・・・
「僕は、あの時の強さだけじゃダメだってわかってから、あるところで修行をしていたんだ・・・魔法だけじゃなく体力などを鍛えるためにね」
「アキ君・・・・・・」
「僕はずっと悩んでいたんだ・・・ジュエルシード事件とか闇の書事件とか、あの時に僕は・・・・」
「そんなことないわよ!!明久だって戦ったわ!!」
「そうだよ!!明久君は私たちを助けてくれた・・・あの言葉はうれしかったんだよ?」
「すずか・・・アリサ・・・」
二人が言っているのは、ジュエルシード事件の時のことだろう。それは、なのはとアリサが喧嘩をしたとき・・・僕が買い物をしている帰りの時の出来事だった。
『えっと・・・これで終わりかな?』
『マスター!!あれを!!』
『ん?』
僕は、その時、すぐにピンと来て、こっそり裏路地へ入ってライカをセットアップして車を追いかけるために透明魔法を使った。
え?どうしてそんなことができるって?もちろん練習あるのみです(`・ω・´)
『ここに・・・』
僕は追いかけた後、すぐにアジトの中へ侵入して、ライカをライフルモードにして長距離から拘束弾を放った。その後、姿を現してライカをブレードモードに変更して連中を無力化した時にばれてしまったんだよね・・・
だけど、いずれにしても最終的に解決をしてきたのは、なのはとフェイトだった・・・僕は彼女たちを助けるために影から見守ってきたにすぎない・・・。
「そんなことないよ!!明久は私やお母さんを救ってくれた!!」
「アリシア・・・・・・」
そうアリシアは五歳の時に魔導炉が暴走をしてその事故で植物人間の状態になっていた。僕が彼女と出会ったのは、ジュエルシードの暴走を止める為に、なのはたちと一緒に突入をした時のことだ。あの時、敵の奇襲で穴に落ちてしまったんだ・・・。
『いたたたた・・・ってあれは、フェイト・・・?』
そう、その時、僕は気絶していたせいで、その時の状況がわかってなかった・・・。
『この方はフェイトさんと少し違いますね・・・似ていますけど・・・』
ライカが説明してくれたけど、僕には、はっきりといってわからなかった。だけど・・・
『ねぇライカ・・・確か僕のレアスキルって使えるよね?』
『はい。ですがマスター、それは・・・・』
『わかってるよ・・・だけど、僕には彼女が寂しそうに見える。なんでかわからないけどさ。とりあえず・・・』
僕はレアスキルを使う決意を固めた。このレアスキル、使うとかなり魔力を消耗するけどね。
『・・・・・・・・・・・・・・』
僕は全魔力を集中させてこの子に渡した。そして僕は膝をついてしまう。
『はぁ・・・はぁ・・・!』
全魔力を使いきってしまい、立っているのが限界だった。・・・すると扉が開いて、黒い髪をした女性・・・プレシアさんが入ってきた。
『あなたどこか・・・って・・・え?なんでアリシアが・・・・』
僕が見上げると、カプセルをごんごんと叩いている少女が目に映った。僕は急いでその子が閉じこもっているカプセルを殴り、彼女を救出をしたんだ。
『ありがとう!!』
それが僕とアリシアの出会いだった・・・
「そうだったね・・・あの時は必死でアリシアを救いたいと魔力をすべて使ったんだっけ・・・」
僕が昔の話に耽っていると、ヴィータちゃんが僕に抱き付いてきた。
「馬鹿野郎・・・馬鹿野郎・・・・」
「ヴィータちゃん・・・・・・」
「生きていたなら・・・連絡ぐらい・・・よこしやがれよぉ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい」
どうやらアインスたちは学校の先生として通うこととなったらしい。そしてお昼になった後、僕たちは雄二たちと合流をした。
「それで雄二、いつ戦うことに?」
「あぁ明日の午前・・・1限目の時にだ。」
「でも僕、振り分け試験を受けないと・・・」
「そうだったな、回復試験か・・・」
そう。僕は振り分け試験の時、優子さんを助けるために退出をしているから点数がない・・・つまり言えば、僕は0点なのだ。
なのはたちもおそらく転入をしたから点数はないと思うから一緒に受けるかな・・・おそらく。
次回 「僕たちは放課後となり僕たちはそれぞれの帰宅をするために歩くが・・・あれ?なのはたちどこに・・・・・ってあれ?なんでドアが開いてるの?」
「次回「同棲!?」ふああああああああああああああ!!」