バカとリリカルとシンフォギアと召喚獣   作:桐野 ユウ

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明かされた明久への暴行の数々。

明久side

 

合宿が終わり、僕達は文月学園へと戻ってきた・・・。何故か恵梨香が僕の家に居たのには驚いたよ。なのは達には自己紹介をした後、一緒に住む事やクラスまで一緒という事を教えてくれた。

 

さて話を飛ばそう。今僕達は体育館にいる。Fクラスは姫路さんや島田さん、更には男子の殆どが居ない状態だ。雄二や須川君、横溝君に康太、それに僕を除いてね。まさか全校集会をする事になるとは・・・思わなかったな。

 

『それほど大事な話ですよ!!マスター!!』

 

ライカ・・・怒らないで、僕だっていつかはこうなるとは思っていたから。そして、おばあちゃん・・・学園長藤堂 カヲルが生徒達の前に立った。

 

『さて皆、今日は全校集会に集まってくれてありがとうね・・・まぁある一部のクラスの奴らには此処では無い所に集まって貰ったが・・・実はあんた達にはこの映像を見てもらうよ。』

 

おばあちゃんは高橋先生に指示をすると映像が映される。そこに映っていたのは僕が島田さん達やFFF団達にバット等で殴られている所だった。

 

周りは「酷い」や「なんであんな事をしているのか理解が出来ない」、という声がざわざわしてきた。

 

なのは達はそれを見て怒っていた。Aクラスの方をちらっと見たがレヴィ達が映像を見て此方も怒っているし、ノーヴェ達は直ぐにでも殴りかかろうとするぐらいにキレている。この映像は勿論僕が提供をした物だ。ライカが映像として撮っていたのを僕が西村先生に渡して学園長に託した物だ。

 

『さて今回見せて貰ったのは一部の映像だけど、あたしは今こんな事をする生徒がうちに居るって事が恥ずかしいわさ。一人の生徒に対して複数人がバットを持ったりして暴力をふるう事にね!!』

 

(おばあちゃん・・・・・・!)

 

長いお話が終わり僕達は教室の方へと戻っていく。どうやらFクラスの一部は此処に残されていたようだ。ノーヴェやウェンディ、セインは殴ろうとしたが僕が止めた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

僕は無言で彼女達を睨んでいた。しかしあの映像が全校集会で流されるとは思ってもなかっただろうな・・・そして今日の夜は保護者が集まって話をするという事だ。呼ばれている生徒は島田さん達だ。

 

西村先生以外にはなんと僕の母さんが参加をするという。母さんもおばあちゃんから貰った映像を見て怒っており、直ぐに日本へ帰国をすると言った。

 

「仕事は大丈夫なのかな?」

 

「大丈夫よ!!あっちの仕事なら晃さんだけでも出来るから・・・それと明久・・・・何で直ぐに言わなかったのよ!!」

 

「・・・えっと・・・それはその・・・・」

 

「貴方は私達に迷惑を掛けていると思っているの!?違うでしょ!!私たちは確かに仕事が忙しいかもしれないわ。でもね・・・息子が虐められているのを知って黙っている訳にはいかないわよ!!」

 

「母さん・・・・・・・」

 

「だからこそあんた達を虐めてきた奴らのデータは全て集めてきたわ。ふふふ、私達を怒らせた事を後悔をするといいわ!」

 

一番怖いのはうちの両親だったようだ。確かに吉井グループはでかい会社だし、そういえば姫路さんところの会社もうちにお世話になっていたりするらしいし。

 

「ふっふっふっふっふっふ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「あ・・・明久君・・・美菜さんが怖いよ・・・・」

 

なのは達が震えるほど母さんは怒っているみたいだ。うん、うん・・・僕も怖いよ。

 

明久side終了

 

その夜、Fクラスの保護者達は集まっていた。そこにはもちろん明久たちや美菜の姿もあった。

 

全員が西村先生を見ている。

 

「皆さん、お忙しいところをお集まりいただいてありがとうございます・・・実は今から見せる映像は本当にあったことです」

 

西村先生がDVDを入れて映像が流れる。

 

数十分後

 

「・・・以上が今回皆様に集まっていただいたことなのです。」

 

全員が黙っていると、ある親が息子を叱り出した。

 

「この馬鹿者が!!」

 

「あんたとは親子の縁を切らせてもらうわよ!!」

 

「ちょ!!」

 

「まってくれ!!それだけは!!」

 

あっちこっちで騒がしい事になってきた、そして美菜は立ちあがり姫路の父親の所へとやってきた。

 

「姫路さん」

 

「は・・・はい・・・・・」

 

「悪いのですが、今日限り、うちは貴方の会社と契約を切らさせて貰います」

 

「ま・・待って下さい!!それだけはご勘弁を!!」

 

「何を言っているのかしら?・・・貴方達の娘さんがうちの息子を釘バットなんかで殴って骨折させたり関節を潰したりするなんて思ってもなかったですからね、今の私は副社長としてではなく一人の母親として怒っているのですよ?これは吉井グループの総意となりますので、うちからは撤退をさせて貰いますね?」

 

美菜は後ろを振り返り明久の所へと座る。阿鼻叫喚の地獄絵図に明久が絶句する中・・・西村先生が一喝する。

 

「静かに!!処分に関しては後々言わせて貰います!!その間は自宅謹慎とさせて貰います!!それでは解散!!」

 

西村先生の言葉に全員が立ち上がりその場を去っていく。全員が去った後、美菜は明久の方を向いて抱きしめた。

 

「・・・母さん?」

 

「ごめんね・・・ごめんね・・・アキ君・・・私達が傍に居たら・・・こんな事には・・・ごめんね・・・ごめんね・・・!」

 

彼女は彼を抱きしめながら涙を流していた、なぜ自慢の息子がここまで痛めつけられないといけないのか、その時に何故傍に居てやれなかったのかを・・・彼女はなのは達が見ている中、涙を流している。

 

「・・・母さん・・・」

 

明久は涙を流す美菜を初めて見た。普段は強い母である美菜が涙を流して自分を抱きしめているが・・・

 

「く・・・苦しい・・・ギブギブギブ!」

 

彼女は力いっぱい抱きしめていたので、明久は呼吸がしづらい状態になっていた。

 

「美菜さん!!あかん!!アキ君が!!」

 

「え?」

 

美菜はようやく自分がやらかしたことに気づいた。

 

一方で島田家の美波の部屋

 

「これも全てアキのせいよ・・・全部あいつが・・・憎い・・・憎い憎いコロスコロスコロスコロス・・・」

 

姫路の部屋

 

「どうして私がこんな目に・・・これも全部吉井君のせいです・・・そうですよ吉井君さえ居なければ・・・そう・・・」

 

「「吉井(君)を殺せばいい!!」」

 

二人の少女達の目にはもう・・・かつてのような恋じゃなく殺す思いが彼女たちの体を動かしていた。

 

「吉井を殺せ・・・」

 

「吉井を殺せ!!」

 

FFF団の男子達も彼を殺す為に動こうとしていたのであった。




次回 FFF団や島田たちが学校に来ていない、謹慎処分を受けていた・・・だが彼は嫌な予感がした。

ある日彼は一人で帰っているときに突然として気絶をしてしまい起きたときにはFFF団と島田たちが目の前にいた。

明久はある決意を固める。

次回「本当の意味での戦い。」
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