バカとリリカルとシンフォギアと召喚獣   作:桐野 ユウ

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明久恐る恐る家に帰る

明久side

 

ギンガとスバルちゃんのお願いで家にお泊りをしてから僕はミッドチルダから街の方へと戻ってきた。だけど、怖いですよ!!いつの間に彼女たちはヤンデレモードをインストールしたんですか?!

 

え!?僕が昨日「ちょっと出かける」ってメール送ってからいったいどうしたんだよ!!怖いよ!!通知もまだブーンブーン鳴ってるし、てか999って何!?どんだけ通知したの!!

 

家の前に到着をした僕は誰にもばれないようにそーっと家の方へ入る。

 

「おかえり明久君」

 

「…………………」

 

「随分遅いお帰りだね」

 

僕を迎えてくれたのはすごい笑顔で立っていたなのはだ。やばいな……めっちゃくちゃ怒っているじゃないですか。

 

「ひどいね明久君、私たち心配してLINEを送ったのに既読スルーするなんてね?」

 

「そうよねーーーーー」

 

「( ゚Д゚)」

 

後ろから声が聞こえてきたけど、フェイトやアリシアたちがぞろぞろとやってきた。しかも彼女たちの目から光が失われているのですけど!?

 

「アキーひどいなーー私たちがどれだけ心配をしてたのか、わかってないのーーーー?」

 

「そうだよね、お姉ちゃん。」

 

「ふふふふふ、アキ君にはお仕置きが必要かな?」

 

「そうよねー、明久」

 

「アキ君、ふっふっふっふっふっふ。」

 

「あばばばばばばばばばばばばば」

 

まずいまずいまずい、彼女たちの目がまじでやばい!!だってギンガとスバルちゃんが上目遣いで「泊まっていかないの?」っておねだりされたら断れないよ!!

 

とりあえず、

 

「逃げるんだよォ!」

 

僕はすぐにライニングシューズを唱えて、回れ右をしてドアを開けて出ようとしたけど。

 

「ぐほ!!」

 

何かが当たり僕はこけてしまう、なんだ!?

 

「結界!?」

 

家の周りに結界が張られている!?てかなんで!?おかしいでしょ!!

 

「明久くーん、少し頭冷やそっか!!」

 

「なんでや!?」

 

振り向くと、なのはたちはバリアジャケットを纏っていた。デバイスのみんな、主人を止めて!!

 

『申し訳ございません。これもマスターの愛だと思ってください』

 

『その通りです、外出した時のマスターたちがどれだけ恐ろしかったか……』

 

あのレイジングハートやバルディッシュたちが恐ろしく感じるって、半端ないね……。

 

「いくで!!」

 

「この!!」

 

はやてはブリューナクを、アリサはバーニングブレークを放ってきた。僕はまずいと思いプロテクションを張り、二人の攻撃をふさぐと、すずかが後ろから氷の矢アイスアローを放ってきた。

 

「まず!!フレイムショット!!」

 

フレイムショットを放ち、アイスアローを相殺すると、フェイトが後ろから斬りかかってきた、危ない!?

 

「バルディッシュ!!」

 

『……すみません。』

 

謝るなら止めてよぉ!!ってまた危ない!!

 

「外したの!!」

 

「なのはかい!!」

 

アクセルシューター!?てか家の中で暴れないでよォ!!ってあれ?LINE?みんなと少し距離を取ってから、確認する。

 

内容は……ギンガ?

 

『明久さん……また泊まりに来てくださいね?』

 

はい、ごめんなさい!今、返信できません!!どうしようどうしようどうしよう!?なのはが接近をしてきた。ええええい、ままよ!!

 

「なのは!!」

 

「なにあきひさ…うぐ!?」

 

僕はなのはにキスをする。なのはもいきなり僕がキスをしてきたので驚いているようだ。

 

「「「「「ああああああああああああああああああ!!」」」」」

 

五人が叫び出した。やむを得ん。僕は分身体を作り出し、彼女たちとキスをする。でもこれ、記憶とかダメージとかも共有されるから、合体をしたら6人分疲れるんだよね。

 

数十分後。

 

「うへへへへへへ♡」

 

「アキとキスしちゃった♡」

 

「えへへへへ♡」

 

「まさか舌まで入れてくるなんて……♡」

 

「アキ君のけだもの♡」

 

「悪く無かったでーーーーー♡」

 

六人ともすごい笑顔で赤くなって倒れている。僕は六人分の疲れが一気に来ておりますよ。しかもそのあとなのはたちが我慢限界なのか服まで抜きだして襲い掛かってきたときはまずかった。

 

そのせいで僕は現在疲れ切っております。いや死ぬレベルだよ!!なんで6回も(バキュン)しないといけないの!?

 

学生だってこと忘れてないかな!?とりあえず僕は六人を部屋に寝かせてから地下に行きいつも通りに訓練をしようとしたけど……どうも疲れが出てしまい集中ができない。

 

『マスター、今更ですが、今日はお休みなさった方がよろしいか、と』

 

「……あー、そうだね。とりあえず訓練システム解除っと。」

 

僕は訓練システムをダウンさせてから、自分の部屋に戻る。寝る前にライカを少し整備した。

 

ライカがチェンジできるのは、ブレード,ランサー,ガン,シューティング,バスター……最近ではロングライフルとツインバレットに二刀流が加わっている。おまけにブラスタービット装備だ。

 

「本当に最初に比べたら色々と増えたねライカ。」

 

『えぇジェイル博士が拡張パックを作ってくれたので色々と収納が可能となっていますしね』

 

「そうだね。さて明日もお休みだからどうしようかな?」

 

今日は土曜日なんだ。なのは達には心配かけたし、一緒に出かけようかな?

 

おっと、ギンガに返信返信っと。




次回 日曜日なので明久たちは遊びに行くことにした。

次回「明久たち遊びに行く。」

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