ミッドチルダではなのは達はバリアジャケットを纏ってある人物を探していた。その名は、存知、吉井 明久だ……。
彼女たちは、明久が病院から消えたと聞いて、急いでミッドチルダの方へやってきた。ある程度探し回った後、一旦合流した。
「いた!?」
「駄目!どこにもいないよ……!」
「いったいどこに行ったんだろうアキ……」
「フレイムアイズ」
『駄目だこりゃ、ライカと通信が繋がらねぇ!おそらく向こうが通信切っりやがったんだ』
「アキ君、どうして……」
全員が明久の行方を探している中、その明久はある地点を飛んでいた。
「…………………………」
『マスター…………』
「ごめんねライカ、ナハト……僕のわがままにつき合わせて…………」
『気にしないでくれ。私は主に命を救ってもらった身……今度は私が主を守護るだけだ」
「ありがとう……!どうやら来たみたいだよ!!」
明久が構えると同時に砲撃が飛んできた。彼が回避をした場所にFFF団たちが現れた。
「グルルルルルルル・・・・・・!」
「グオオオオオオォオオオオオオオッ!!」
彼らの理性は喪われ、まるで獣のように吠えていた。
「……かつては一緒に勉強をした中だった。だけど、もうそんな彼らはいないんだね。なら、僕がすることはただ一つ!ライカ、ランサーモード!」
『Ready』
ライカをランサーモードへと変えた明久は身構える。
「せめて、僕の手で……!!」
「「「「ぐおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」
FFF団だったものたちは明久に襲い掛かるが、
「ランサースパーク!!」
刀身が光りだして光の槍となり、FFF団のメンバーを貫いた。これは明久にとっての彼らの最期を看取る戦いだ。
突き刺したランサースパークを解除して、襲い掛かってきた彼らをブレードモードで斬りつけた。
「グオッ………ア゛リ゛カ゛ト゛」
倒れていくFFF団を見ながら、明久は心の中で詫びる。そして、そのまま襲い掛かってきたFFF団を次々に斬りつけていく。
「ライカ、カートリッジ……」
『Roger』
刀身に炎と電撃を纏わせ、そのまま突撃をして、FFF団を斬り伏せる。
「炎上雷神!!」
残りのメンバーは死を恐れずに襲い掛かってきたが、
「ライカ、終わらせるよ……?」
『はい……』
バスターモードへと変えた彼はカートリッジでチャージを速めていく。
「終わりだ……フレイムプラズマバスター!!」
放たれたフレイムプラズマバスターが残りのFFF団に命中して、大爆発を起こす。煙が立ち昇る中、誰かが拍手をしている。
「素晴らしいですねぇ、吉井 明久。さすがと言っておこう……」
「ドクター、ライチ…………」
「だか、彼女たちを倒せますかな?さらに大改造をした彼女たちをね!!」
「「「ガルルルルルル゛ッ゛!!」」」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
明久は彼女たちを見ても冷静にライカを構えている。彼は弾を発射させて、三人に攻撃をするが、彼女たちは回避をして彼に襲い掛かってきた。
「…………」
「さぁさぁ攻撃をしなさい!!我が改造軍団よ!!」
明久が攻撃をしようとしたとき、衝撃波が放たれて三人を吹き飛ばした。
「今の技は……!」
「明久君!!」
そこに駆けつけたのはなのはたちだった。彼女たちはバリアジャケットを纏い駆けつけた。
シュテルたちも同じように駆けつけていた。
「皆、どうして!?」
「クロノ君が見つけてくれたんや!!全く!一人で全部片付けるつもりやったやろ!?」
「…………うぐっ」
「「「グルルルルルルル……!」」」
「もう人としての人格が残っていないのか……」
全員が構えている中、ドクターライチは笑っていた。
「まさかエースオブエースたちがやってくるとは思ってもいませんでしたよ。あっはっはっはっはっは!!これは傑作だ!!さぁいでよ!!我が愛しの兵器(コドモ)たちよ!!彼女たちを殺しなさい!!」
ドクターライチの指示で改造兵団が動きだした。
「ナハト!!ユニゾンだ!!」
「明久、私もだ!!」
「わかった!はやて、借りるよ!!」
「ええよ!!」
「「「ダブルユニゾンイン!!」」」
ナハトヴァールとリインフォースとのダブルユニゾンを果たした明久は、パイルバンカーで島田の攻撃を受け止めていた。
「ぐるルるるル・・・・・・ヨシイ゛ッ!!」
「島田さん…-」
「吉井いいいいいいいい゛いいいいいいイッ!!」
襲い掛かってきた島田の攻撃を受け流した明久は、リインフォースに頼んで、彼女が使っている夜天の書のデータをライカに写してもらっている。
そのため明久も闇の書の魔法を使うことが可能となった。
「ブラッディダガー!!」
放たれたナイフが島田たちに命中した。そして明久は島田を倒す為に接近した。
「ッ!!」
「……さようなら島田さん!!プラズマフレイムブレイカー!!」
島田はその直撃を受けて大破した。姫路と清水は島田が倒されたのを見て、襲い掛かるが彼は回避して、ライフルモードを二丁へと変え、ブラスタービットを射出させる。
「……二人とも……ごめん!!バスターカノン!!発射!!」
バスターカノンが二人に命中して大爆発を起こした。明久が着地をすると、ライチの方はなのは達と交戦していた。
「ほーう吉井 明久の方は終わったみたいですな……ならば我の方も終わらせてましょうか!!」
ライチが何かのスイッチを押した。全員が直感で離れると、何かの穴が出てきた。
「なんやそれ!!」
「これは次元の穴ですよ!!彼を別の世界へ葬るつもりでしたが…………まぁいい、先にエースオブエースたちを次元の中へご招待しましょう!!」
ライチが高笑いをする中、彼女たちはなんとか踏ん張ろうとしていた。
「アカン!!なんちゅう吸い込みや!!」
「ふっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
ライチが笑っている中、明久は目を閉じて、とある決意を固める。
「ライカ、ナハト……それにリイン、悪いけど付き合ってもらえるかい?」
『私はマスターと共にどこまでも……』
『私もだ』
『私も……お前に助けてもらっている。お前と一緒なら本望だ!』
「……ありがとう。ライトニングシューズ!」
彼はダッシュをして、ドクターライチにタックルをかまし、次元の穴の方へ向かっていく。
「ぬおっ!?何を!!」
「決まってるだろ!!」
「あ、明久君!!」
「来るな!!」
「「「「「「!!」」」」」」
明久の声を聞いて彼女たちは止まってしまう。彼はそのままライチごと次元を超えるために……。
「アキ君!!」
「ごめんね、だけど、この方法しかない!!」
「明久君!!」
なのはは手を伸ばしたが彼は決意を固めてライチと共に次元の中へと突入した。そして、穴が収縮されていき、明久はライチと共に行方不明となる。
次元の中、ライチにとどめを刺すべく、明久はランサーモードを構える。
「これで終わりだ!!ドクターライチ!!ランサースパーク!!」
ライチにランサースパークが突き刺さると、ライチは吐血しながら、不敵に笑う。
「ぐふふふ……我を刺したところで……貴方はもう戻れませんよ……貴方の負けだ吉井 明久……ふふふふはっはっはっはっはっはっは!!あはははははははははははは!!」
ライチは笑いながら絶命した。明久はどうするか考えるも、次元を超えることできないと悟った。
「なのは……フェイト……アリシア……はやて……アリサ……すずか……アミティアさん……恵梨香、そして皆……さようなら……そして翼……ごめんね?約束、守れそうにないや……」
彼は目を閉じて次元をさまようことになる。
???場所
研究所に住んでいた一人の女の子は外を歩いていた。そして、何かが落ちてきたのを見つける。
「いったいなんだろう……?」
彼女は走っていくと、何かが穴が空いているのを見つけた。
「あれって……人!?マムたちに言わないと!!」
なんと、彼女が見つけた人とは我らが吉井 明久だった。彼は救助されて運ばれて行く。果たして……どうなるどうする?
次回 戦姫絶唱シンフォギア編突入
明久が目を覚ました場所はどこかの部屋だった。そこにいたのは黒い髪をした女の子と金髪の女の子だった。
「目を覚ましました?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
次回 「目を覚ました明久。」