明久side
僕は、弦十郎さんからノイズ出現の報を聞き、現場にやってきた。マリアやセレナたち、そして、なのは達とも合流した。
なのは達も対ノイズ装備が間に合ったので戦うことができるようだ。僕はライカをブレードモードにして炎を纏わせる。
「炎一閃!!」
炎の一閃で、現れたノイズを斬り伏せて、辺りを見回すと、翼たちも駆けつけてくれた。
「明久!!」
「……来る!!」
「「「え?」」」
ズシーンと重い着地をしたその黒い物体……そいつのことは、僕やマリア達はその姿を知っている。まさかコイツも復活したなんて……。
「な、なんで……?」
「あれは明久お兄ちゃんが倒したのに……」
「明久君、あれって……」
「以前戦ったことがあるよ……完全聖遺物『巨人(ネフィリム)』……」
『バーニングプラズマブレイカーで完全に仕留めたはずだったのですが……』
「ふふふふ、そんなの私たちの“組織”が復活させたに決まってるじゃない!!」
「……やっぱりそういうことか」
僕が声をした方を見ると、島田さんたちがいた。なのは達や翼達はギリッと歯を鳴らしながら彼女たちを睨んでいた。
「あいつが明久を……」
「そうだな……」
「えぇ……」
全員が武器を構えてたので、僕はなんとか皆を冷静になるように抑えた。そして、僕はライカを構えてモードをチェンジさせる。
「バスターモード・・・・・・一気に決着(ケリ)をつける!!」
『Roger!!Cartridge Loading!!』
「皆は後ろに下がって!!これで決めるよ!!」
『行きましょう!!』
「バーニングプラズマブレイカー!!」
『Burning Plazma Breaker!!』
放たれたバーニングプラズマブレイカーがネフィリムに向かって放たれる。前はこれで倒したけど、今回はどうだ!?
『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』
ネフィリムは僕が放ったバーニングプラズマブレイカーを両手でガードした。そんな芸当ができるようになったのか!?
「あ、明久君のバーニングプラズマブレイカーが効いてない!?」
「そんな!前にあれで倒したのに!!」
「あっはっはっは!!聖遺物に同じ技は通用しない!!」
島田さんは笑いながら良い情報を教えてくれた。つまり僕はの技じゃなかったらいいのかな?それなら、僕たちがやることは一つだ!
「なのは!フェイト!はやて!三人は“あの技”の準備をしてくれないか?その間の時間は、僕たちが稼ぐ!」
「もしかして明久が言ってるのはあの技?」
「そうだよ、ライトニングアーマー!!」
僕はライトニングアーマーを装着をしてネフィリムを翻弄する。ネフィリムは僕に攻撃をしようとしたけど、そこにミサイルが飛んできた。
「アキヒサお兄ちゃんはやらせない!!」
クリスちゃんが放った爆撃に加え、アリサがバーニングウェーブを構えて、ぶっ飛ばし、さらにトーレさんたちも参戦をしてネフィリムに攻撃する。
島田さんたちはネフィリムが攻撃をされているのを見て、防ごうと動いたけど、突然現れた西村先生にFFF団Rたちは怯えだした。
「ひいいいい、なんで鉄人が!?」
「うふふふふ、クアットロちゃん特製の幻影魔法いかがかしら?」
なるほどクアットロさんの力を発動させたんだね?シンフォギア装者のみんなもネフィリムに攻撃をしていく。すると念話が聞こえてきた。
『明久君!!準備いいよ!!』
「よし、みんな、退避だ!!」
僕の声を聞いて全員が退避する。
「いくよフェイトちゃん!!はやてちゃん!!」
「うん!!」
「ほないくで!!」
三人のチャージが完了をして構えていた。
「スターライト!!」
「ジェットザンバー!!」
「うなれラグナロク!!」
「「「ブレイカあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」
「明久やっぱりこれなのね!!」
「あぁ彼女達の最大の技トリプルブレイカーさ!!」
「だけどこれって威力が高いから私たちもかなり離れないとダメなんだよね!!」
「そうよ!!」
アリシアたちが文句を言うけど、多分僕らも加わったセプテットブレイカーよりはまだマシだろう。
「「「う!?」」」
流石のネフィリムも……
『ぐ…おおお……おおお……』
あー、やっぱりボロボロになったな。
「あー、やっぱり七人の方が良かったんやない?」
「そうだね」
「うんうん」
リリアンが吹っ飛んじゃうでしょ!?だからトリプルブレイカーで抑えたのに……この三人だけは……!
「なんなのよ、ネフィリムが!!」
「そんな!!」
「この豚野郎が!!」
「さてテメェラ……覚悟はできているだろうな?」
「「「な!!」」」
島田さんたちが後ろを振り返ると、ノーヴェを始め全員が立っていた。全員が腕を鳴らしながら立っており、ティアナ君やギンガ、スバルちゃんもゴキゴキと骨を鳴らしていた。それにシンフォギア装者のみんなもこいつらに慈悲はないと判断をして武器を構えていた。
「お前らが明久を痛めつけてくれたんだよな?」
「……明久をよくも……」
「許せません……お覚悟を!!」
全員が構えていると、ネフィリムが突然として立ちあがったのを見て、僕は急いで彼女たちを守るために構える。
「まだ起き上がるのか!?うが!!」
「くっくっくっく……やっぱりあんたには毒が一番ね……」
「ぐ…あ……」
僕は膝をついてしまう。島田さんたちは今のうちとばかりに逃げていった……だ、駄目だ……意識が……
明久side終了
「明久!!」
翼たちは膝をついた明久のところへ駆ける。島田が言っていた毒は明久の体内を駆け巡っていった。
「シャマル!!」
「わかっています!!」
シャマルは急いで治療魔法で彼の毒を除去をしようとした。だが彼の毒は先程よりも進行をしており、シャマルも途方に暮れる。
「主!!」
ナハトヴァールは彼の中に入りユニゾンをしようとしている。
「な、ナハト……駄目だこの毒は強力だ。だから、君の命まで……!」
『嫌だ!!あなたがいない世界など私はいらない!!だから私はあなたと共に生きると決めたのだ!!主!!』
「ぐうううううう……」
「明久君!!明久君!!」
「くそ!!収まりや!!」
「なんて毒なの!?」
「……………」
「すずか?」
「ごめん、明久君」
すずかは彼の首筋にかぷっと噛みついた。
「うぐ!?」
彼女はそのまま吸いとり、ペッと吐いた。
「あ、あれ?」
「ふぅ……どうやら成功したみたいだね?」
「す、すずか?」
「吸血鬼の力を使ったらいけるかなと思ってたけど、成功して本当に良かった」
「・・・・・・・・・・・・」
明久が手を動かしてみると、先ほどの痺れがなくなっているのに気づいた。
「あいつらには逃げられちまったな」
「そうだね。そしてネフィリムにも……」
明久は手を握りしめて、悔しがる。
「明久君……」
「ごめん、僕が油断をしたせいで……彼女達を」
「ううん、明久のせいじゃない。卑怯なやつらの方が悪い!!」
皆を代表して、翼はそう励ましてくれるが、彼は目を閉じていた。
「やっぱり彼女たちが原因かな?」
「私はそう思ってるわ」
「……………」
明久が無言で考えていると、ナハトがひょこっと出てきた。
「主」
「大丈夫だよナハト、ただ彼女たちがこれから何をするのかわからないからね。いずれにしても止めないと……!」
彼は決意を固めて、手を握りしめた。
次回 響の体調が悪いと未来が言ってきたので了子は響を調べることにした、一方で明久はシンフォギアモードを慣れるために模擬戦をすることにした。
次回「響の体調を調べる。明久のシンフォギアモード」