明久side
今、僕はシンフォギアモードに変身している。こんかいは、響ちゃんが変身するガングニールの状態なので、彼女同様僕はは構えを取る。
「はい!!せい!!せいやああああああああああああああ!!」
そのまま光りだして、アメノハバキリ状態へと変わり、剣が装備される。普段ライカブレードをつかってるから、やりやすいな。その他の形態も鎌,ヨーヨー,射撃,短剣,槍へと変わることができるので、案外便利だ。
「ん?」
シミュレーション室から戻ろうとした時に、響ちゃんが運ばれるのを見た。だけどどうして彼女が?僕はその場所へ近づくと、響ちゃんの親友小日向 未来ちゃんがいた。
「未来ちゃん?」
「明久さん……」
「響ちゃん、どうしたんだい?」
「それがわからないんです。突然倒れてそれで……。
なるほど……響ちゃんは元々奏さんのギアが突き刺さった特殊症例だ。だから、ガングニールを纏えるんだった。
「……何事もなければいいな」
現在了子さんが響ちゃんを調べている。いずれにしても、今は彼女達が出てこないだけ、まだいいか……。
明久side終了
一方で美菜は弦十郎と話をしている。それはシンフォギア世界での拠点となる場所などをどこか提供ができないかという話である。
「なるほど……こちらの世界とそちらの世界をいつでも繋げられる場所をってことか……」
「えぇ、その通りよ。そうすればあなたたちの世界とこちらの世界を自由に行ったり来たりすることが可能になるのよ。」
弦十郎は両手を組みながらどの場所がいいのかと考えている。そのような技術は流石に外でやるのはまずいとも思う……。
「いずれにしても、どこかの研究所とかがあればいいじゃないかな?」
「ブライトさん」
「僕がこちらの世界で過ごすとなればらいずれにしても研究所も丁度ほしかったところですからね……」
「なるほど研究所ならありかもしれませんね!」
「繋げる場所はうちの地下室を使えばいいわね」
っとこちらは色々と大事なお話をしている中、明久は食堂の方へとやってきていた。
「あ、明久君!!」
なのはが気づいて走ってきたので、挨拶代わりに彼は手をあげる。なお今日は自由登校のため基地にいるのだ。
なのはに連れられて、皆が座っている場所へとやってきた。彼は椅子に座り一息吐きながら、ライカを置く。
「アキ、疲れてるね?」
「まぁね……あの次元のさまよった後に、この世界へ帰ってくるなんて夢にも思ってなかったよ……」
「まぁあんたが人助けするのはわかっていたけど……やっぱり現地妻を作るとは、ねぇ……」
じーーーと六人の乙女たちに見つめられ、苦笑いをするしかない明久であった。
「うわ!!」
「明久どうしたのーーー?」
「アリシア、いきなり顔を近づけないでびっくりしたよ。」
「あははははは、ごめんごめん」
「どうしたの、アキ?」
「?」
「いや何でもないよ・・・・・・」
明久が「フェイトとアリシアの声は翼と似てるな」と思っていると、了子さんが食堂の方へとやって来た。
「了子さん」
「明久君か…………ふぅ」
「どうしたんですか?」
「……響ちゃんの検査をしたけどこれはと思ってね……」
了子にレントゲン写真を見せられ、彼は目を見開く。
「こ、これは……!?」
ほかのみんなも明久が持っているレントゲン写真を見ようと近づいてみると、心臓付近から響の体を浸食するかのようにシンフォギアが伸びており驚く。
「……まさか響ちゃんの体がこんな状態になってるなんて……もしこのままシンフォギアを纏い続けたら……」
「彼女は死ぬわ、確実に…………」
「「「「「「………………………」」」」」」
明久たちは警報が鳴ったので出動をする。しかし、響は待機命令が出された。
次回 出動をした明久たちの前に現れたFFF団Rはノイズ達を呼びだして攻撃をしてきた。明久はFFF団を倒す為に突撃をして攻撃をしようとしたが謎のアーマーを装着をした敵に殴られて吹き飛ばされる。
次回「現れた謎の敵」