バカとリリカルとシンフォギアと召喚獣   作:桐野 ユウ

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ネフィリムとの最終決戦

ネフィリムが地面から現れた時、明久はふと思い出した……セレナ達に助けてもらう前に出会った、奴隷の服を着た白い髪の女の子、そして、金髪の女の子だ。

 

なぜ今思いだしたのか明久にも分からなかった……しかし、いつか会えそうな気がするのだ。さて場所を戻す、ネフィリムは咆哮をして剛腕を振り下ろした。

 

全員が回避すると、明久は飛びあがり、シンフォギアモードへと変わり、蹴りをお見舞いさせる。

 

「明久さん!!」

 

「同時に行こう!合わせてね?」

 

「はい!!」

 

二人はダッシュをしてダブルパンチでネフィリムを殴る。だがネフィリムはその剛腕で二人を吹き飛ばす。明久はすぐにシンフォギアモードをガングニールからアメノハバキリへと変えると翼が同じように構える。

 

「ならば見せてやろう!!」

 

「私達の力をね!!」

 

「参る!!」

 

なぜかシグナム,アリシア,フェイトも混ざり、アリサが先に先行をして大剣愛用デバイス「バーニングブレイズ」を振り下ろした。

 

ネフィリムは剛腕でガードをしたが、そこにフェイトとアリシア、さらにシグナムがネフィリムの体に斬りつけらと明久と翼が続いて斬る!

 

今度はガングニール形態となると槍を持った奏とマリアが隣に立つ。

 

「明久兄さん!!」

 

「やろうマリア!奏!」

 

「おうさ!!」

 

三人はガングニールの槍を一斉に投げつけてネフィリムにダメージを与える。

 

「な、なんだと!?なぜネフィリムが押されているんだ!!ってなんデスこれ!?」

 

「バインドやで?」

 

「明久君がいるから私たちは戦うことができるの!!これこそ愛なの!!」

 

「「「「なぜそこで愛!?」」」」

 

なのはが言った言葉に、全員、そして、その場にいないナスターシャ教授がツッコミを入れた。ネフィリムは口から火球を放つ。そこに未来がビームを放ちネフィリムの火球を相殺をすると、明久が接近をしてイチイバル形態へと変える。至近距離からのミサイルを発射させてネフィリムにダメージを与えた。

 

彼はそのまま後ろへと下がり元の形態へと戻り、七人が揃った。

 

「さて、皆、久々にやるよ?いいね!!」

 

「わかったなの!!」

 

「うん!!」

 

「よっしゃ久々にやったるで!!」

 

「私も準備いいよ!!」

 

「さーて見せてあげようじゃないの!!あたしたちの愛の力をね!!」

 

「だからなんで愛なの!?」

 

明久のツッコミもそこそこに、なのは達はカートリッジを起動させる。

 

「いくよーーーー!!スターライト!!」

 

「ジェットザンバー」

 

「ラグナロク」

 

「バーニング」

 

「アイスアロー」

 

「プラズマスパーク」

 

「くらえ!!四つの属性を一つに!!エレメント!!」

 

「「「「「「「ブレイカああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」」」」

 

明久たちが放ったセプテットブレイカーがネフィリムの体全体に命中をする。そんな中、シャマルは旅の鏡を使って何かを捕まえようとしている。

 

「みーつけた!!」

 

それはネフィリムの心臓だった。彼女は明久の方へと投げると、明久は構え直す。

 

そして彼の手にはソロモンの杖があった。明久はライカを大剣モードへと変えてバットのように構える。そして、投げ飛ばされたネフィリムの心臓をバビロニアの間へと飛ばしてからソロモンの杖を投げてそのまま構える。

 

「チャージ完了……エレメントスペシャルブレイカあああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ライカから放たれた一撃はネフィリムの心臓に当たりエネルギーが暴発をしてソロモンの杖ごと爆発した。ネフィリムもノイズごと大爆発をする。全員がその様子を見ていると、明久は後ろの方へと倒れようとしたが一人の女性が駆けつけて支えた。

 

「ありがとう……ハト」

 

そうナハトである。彼女は明久の中におりユニゾンをしていたのだ。倒れようとしていた明久をすぐに支えて助けたのである。

 

「いいえ主、私は主と共にいる。だからあなたのためなら私は何でもするからな」

 

「はは頼れる相棒だ」

 

『マスタあああああああああああ!!』

 

「ライカもだから大丈夫だよ」

 

だがこのときに放った明久の魔力を感じて動こうとする人物たちがいた。

 

「感じる。感じたぞ!!間違いない!!ふははははははは日本にいたなんて思ってもいなったぞ!!ファラ!ガリィ!レイア!ミカ!……ミカはまだ動けないか、何やってんだミカァッ!」

 

「「「は!!」」」

 

「アルカ・ノイズの調整は?」

 

「は!!まだかかっておりますが、来年には」

 

「そうか……ふふふ待っていろよアキヒサ」

 

一方で別の場所でも目を見開いていた。

 

「サンジェルマン、どうしたのよ?」

 

「てかなんだ今のは魔力ってワケダ?」

 

「……カリオストロ、プレラーティ、すぐに準備をしなさい」

 

「「え?」」

 

二人は突然としてサンジェルマンに言われたことが分からず、どこに行くのかを尋ねた。

 

「日本だ」

 

「日本?確かシンフォギアってのがあるやつよね?」

 

「もう動くワケダ?」

 

「えぇ動くわよ。(待っていてねアキヒサオニイチャン、スグニタスケテアゲルカラネ?❤)」

 

そう彼の魔力を感じて動こうとしている者たちが現れていることを明久たちは知らない、てか書いている主も知らない。

 

「「メタァッ!!」」

 

これはつまりどういうことかというと……明久に危機が来るってことですよ(笑)!果たしてどうなる!!




次回 ネフィリムを倒してソロモンの杖をネフィリムの心臓ごとバビロニアの間へと投げて倒した明久。

だがすでに一つの組織、いや人物たちが動いているのを知らない。その明久はというと一人で歩いているとナイスボディの女の人が声をかけてきた。

次回「ナイスボディな女性」

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