明久side
僕たちは康太からの話を聞いて急いで教室へ戻った・・・そこに立っていたのは・・・。
「あ、明久!」
フェイトと召喚獣が立っていた、彼女の召喚獣はバルディッシュを構えており格好はあれ?なんか違う気がするな・・・
「ごめん、私が教室に来た時には、Bクラスの人たちが壊していたの・・・」
「いやフェイト、君がいなかったらもっと大変なことになっていたよ・・・」
僕は辺りを見るが、無残に折られた鉛筆たち・・・だけどもっと気になるのが・・・
「これは根本君がやったことかな・・・・」
彼は僕とは中学時代からの親友だ。だからこのようなことを彼がするとは思えない・・・
「あぁ、これは根本がやったわけじゃない」
「雄二?」
後ろの方から雄二がやってきた、でもどこへ行ってたの?
「あぁ、根本から今回は休戦をして明日にしないかと言われてな・・・こっちも体力がない姫路とかを考えたらな・・・」
「なるほどね・・・」
「大変だ!!島田が人質に取られた!!」
「ふぁ!?」
なにやってるの、島田さんは!?
「・・・ねぇ明久君」
「・・・ナンデショウカナノハサン?」
「私が行ってもいいよね?答えは聞かないよ」
「ハイイッテクダサイ」
「ふふふふありがとう行ってくるね?」
「あぁ、なのは、私もいくわ」
「うん、私もいくね?」
「奇遇やな自分もやで?」
「じゃあ皆で行こうか」
そういって六人は島田さんがいる場所へ向かっていく。僕?僕は動かないよ?だって怖いもん、今の六人は・・・。
「なぁ明久・・・あいつらって・・・」
「雄二・・・世の中は知っていいことと悪いことがあるんだよ・・・」
「あ、あぁ、悪かった・・・」
「「「「「「ぎゃあああああああああああああああああああ!!」」」」」」」
おー派手にやってるね・・・おそらく島田さんごとやったんだな・・・まぁ僕がやられそうな気がするけど・・・大丈夫だよね?
チャイムが鳴り、続きは明日となった。そして、僕たちが玄関の方へ向かおうとしたときだ。
「明久!!」
僕を呼ぶ声がしたので振り返るとそこにはBクラス代表の根本君とCクラス代表の小山 友香さんがいた。
「あぁ根本君に小山さん」
「明久・・・すまなかった・・・・」
根本君が僕に謝ってきた、おそらくFクラスに攻撃をしたことかな?
「もしかして・・・・・」
「あぁやったのは斎藤なんだ・・・あいつがFクラスの教室や備品を壊したって。俺もそれを知ったのは報告を受けてからなんだ。すまない・・・・・・」
「やっぱりね、根本君があんな指示を出すとは思えなかったから・・・なるほど、そいつか・・・」
僕は根本君から話を聞いて明日どうするか考える。
「そういえば小山さんたちはどうするの?」
「私たちは明日Aクラスと模擬試召戦争をするの・・・それで慣れないと戦えないからね」
なるほどね、それから僕たちは別れて家に帰ろうとしたとき、突然両手に痛みが走った。
「吉井!!よくもよくも!!」
「ぐああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
し・・・島田さん・・・な・・・なんで・・・・ぐあああ・・・ま・・・まずい・・・意識が・・・
(『マスターが・・・レイジングハート!!皆さん、急いで玄関へ!マスターが襲われています!!』)
あ・・・もう・・・だめ・・・僕は意識がなくなった・・・
明久side終了
「さーてまだまだやりましょうかしら?」
島田はそのまま足の方へ攻撃をしようとしたとき、何かがからだに巻き付いた。
「な・・・何よこれ!!」
突然自分の体が動けなくなった・・・しかも音が聞こえない。現れたのはなのは達だった。
「何やっているのかな、島田さん・・・・・」
「・・・そこに倒れているのは明久だよね?」
「間違いないね・・・」
「へぇ・・・あんた、何をしてくれたのかしら?」
「うふふふふふふふ」
「どうする?」
「ちょ!!あんたたち何をしているのよ!!こんなことをして!!」
「こんなこと?明久君に攻撃をしたのは島田さんでしょ?」
「なによ、吉井はうちらの所有物だからいいでしょ!?どう使おうが!!」
島田のこの一言は、彼のことを愛している彼女たちの逆鱗に触れた。
「ふざけないで・・・明久君は・・・明久君はあなたたちの所有物でもなんでもない!!そんなことで明久君を傷つけていたというなら私たちは絶対に許さない!!」
「なによ!!高町たちには関係ないでしょ!!」
「関係大ありだよ!!明久は私たちの大事な親友なんだよ・・・それを・・それを!!」
「何事だ!!」
そこに西村先生が駆けつける。
「西村先生、島田さんがアキ君を!!」
「なに!!島田、お前は!!」
「なによ!!吉井がうちを助けないのがいけないのよ!!」
「だからといって貴様のやっていることは体罰同然だ!!今から臨時の補習を行う!!その前にシャマル先生を!!!」
「離して!!まだ吉井にお仕置きが!!」
そういいながら島田は西村先生に連れられて行くのであった。
「アキくん!!」
はやてたちは明久の方へ急いで向かい、彼の傷を見ている・・・
「ひどい・・・」
「明久君・・・・なんで・・・・」
なのは達は涙を流しているとシグナムたちが出てきた。
「あ、主はやて・・・明久!!」
「明久君、ひどいけが・・・なんてことを!」
「シャマル、急いでアキくんの治療を!!」
「はい!!」
シャマルは急いで明久に治療魔法を使うために結界を張り使用する。明久の体は島田の関節攻撃を受けて両手がまずい状態になっている。
そのためシャマルも冷静になって治療を続けている。
「・・・・・・・・・・・・」
明久の治療が終わった後、なのはたちは転移魔法を使って彼を家へと運んだ。
なのはside
「明久君・・・・・・」
布団に眠っている明久君・・・なんで?どうして・・・彼が何をしたって言うの?
「・・・なのは、明久は?」
「ぐっすりと眠ってるよ・・・」
「・・・あのねなのは、明久の体だけど・・・」
「どうしたの?」
「体中に・・・罅が入ってたって・・・」
「え?」
どういうこと・・・明久君の体に罅って・・・
「それについて今からシャマルが説明をしてくれるって・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
私は明久君を見てから部屋を出る。
なのはside終了
シャマルに集まってくれといわれてなのはを始め全員が部屋に来ていた・・・
「シャマル、全員そろったぞ?」
「えぇそれじゃあ明久君の状態を報告するわね・・・正直言ってこれでよく保てたと思うわ・・・彼の体、何かの体罰でも受けたかのような傷が多いのよ・・・」
「「「「「「え?」」」」」」」
なのは達が驚いたのも無理はない。明久は自分たちの前ではそんな姿を見せてなかったからだ。彼はいつも通りに話をしたり、普通に走ったりしていた。
「嘘だよね・・・明久が・・・そんなボロボロになっていたなんて・・・・・・」
フェイトが言うが、シャマルは首を横に振る。彼女自身もその結果を嘘だと思いたかった。しかし、彼の体は真実を伝える。
「・・・が・・・」
「ヴィータ?」
「誰が明久をボロボロにしやがった!!あたしは・・・あたしは絶対に許せねぇ!!」
「そうよ!!明久がどうしてボロボロにならないといけないのよ!!」
「・・・・まさか・・・・」
「どうしたんや、すずかちゃん?」
はやてはすずかに声をかける。先ほどからすずかが何かを察したのか考え事をしていたからだ。
「さっき島田さんが言っていたことを思い出してね・・・まさかね・・・・・」
「・・・・・・そういうことか・・・・つまり島田さんが明久君を?」
「でもあれは一人でやるほどは無理よ・・・そうね・・バットとかで殴らないといけないぐらいに・・・・」
「バット・・・バット・・・ふははははははは」
「姉さんいきなりどうして笑ったの?」
「あぁごめんフェイト、いやバットマンかなって思ってしまった私がいた・・・」
「あぁバットマンやな・・・ってちゃうやろ!!」
関西人のサガかノリツッコミをしてしまったが、今はそんな状況ではない。しかも滑ってる(笑)。
「なんやろう・・・急にラグナロクを撃ちたくなったわ・・・!」
はやては夜天の書をかまえようとしたが・・・
「「「「「だめ!!」」」」」
なのはたちに抑えられてしまい失敗に終わったのであった。
明久side
「・・・・・・・・そうか・・・僕は島田さんに・・・いてててて・・・ライカ」
『・・・はい』
「もしかして全員に知られちゃった感じかい?」
僕はデバイスであるライカにそのことを聞く。ライカはしばらく光っていたが話を始める。
『はいシャマルさんがマスターを治した際に気づかれたようです・・・』
「・・・そうか・・・知られてしまったんだな・・・」
そう僕は一年の時に島田さんや姫路さん、そしてFFF団の奴らのサンドバッグにされてしまっていた。FFF団は殴ってもよかったけど・・・島田さんたちを殴ることはできなかったので、僕はやられるだけだった。雄二たちがいるときは助けてくれるが・・・最近はほとんど一人になったときを狙った襲撃が多かったな・・・。
中にはバットで攻撃をしたりしてけがを負ったこともあったっけ・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
その時に受けた痣はまだ残ってるな。なのは達にはばれないようにしていたけど・・・限界みたいだ・・・。
『マスター・・・・・・』
「・・・はぁ・・・・」
僕はため息をしながら部屋の扉を開けると・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
アインスさんと目が合いました。
「明久、起きていたのか・・・その、大丈夫か?」
「・・・聞いたんですね?」
「・・・すまない、だが・・・」
「わかってますよ・・・でもこれは僕の問題です。アインスさんたちを巻き込むわけにはいかないよ・・・」
「だが、お前の体は!」
「アインスさん!!」
「!!」
「お願いだ・・・この問題は僕が解決をする・・・・・・」
そうなのはたちを巻き込むわけにはいかない・・・この問題は・・・僕が終わらせないと・・・いけない・・・。
明久side終了
リインside
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
私は明久のレアスキルで助けてもらった・・・最初は何をするかと思った。突然明久は自分のリンカーコアを出したからだ。
『何をする気だ!?』
『決まってます!!リインフォースさん・・・あなたを助けるために!!』
『なぜだ!!なぜそこまでお前は!!』
『はやてちゃんを悲しませたくない・・・それにあなただって本当ははやてちゃんと一緒にいたいはずです!!だから・・・僕はあなたを救います!!絶対に!!』
彼のリンカーコアから放たれた光が夜天の書を包み込んでいく。私は驚いていた・・・先ほどまで治らなかったデータなどが復元されていったからだ。
『はぁ・・・はぁ・・・・』
『ヨシイ、アキヒサ・・・・・・』
私は彼を抱える、9歳の子に・・・私は・・・・。
『アキ・・・私と同じようにしたんだね・・・』
『同じ?』
『そう、私もね植物人間状態だったの。でもアキが私を救うためにさっきと同じことをしたの・・・でもそれはアキの魔力をすべて解放するから、しばらく魔法は使えなくなるんだって・・・。』
そうだったのか・・・それなのにお前は・・・私を救うために・・・
『ありがとう・・・明久・・・』
明久・・・私を救ってくれた人・・・そして私がはじめて恋をした・・・人物だ・・・。私はお前が傷つくのを見たくない・・・たとえ何があろうとも・・・お前を守って見せる・・・“祝福の風”である私が・・・絶対に・・・。
リインside終了
次の日 明久は家を出た。だがいつもと違いフラフラとしている。
『マスター?』
「・・・・・・・・・・・・」
突然明久は倒れた。
「ん?」
演劇部のため学校へと向かっている途中だった秀吉は、倒れている人を見つける。
「大丈夫ですか!?しっか・・・明久!?明久、いったいどうしたのじゃ!?しっかりするのじゃ!!」
秀吉は急いで119番を呼び病院へ明久と共に病院へと行くことになり、雄二達に連絡をする。
次回 明久が倒れたと聞いた雄二たちは病院へと駆けつける、先生は明久の状態をみて驚いているからだ。
それから雄二は根本に戦争を明日まで伸ばしてくれと頼む、根本も彼のことを思い賛成をして伸ばしてもらったのだ。
次回「病院へ運ばれた明久」
「明久君・・・・・・」