宇宙 サイド4 コロニー フロンティアⅣ ラー・カイラム級 アドミラル・スターン
「フロンティアⅣからの応答なし、引き続き通信を試みます。」
「ふむ、よしシャッター閉じろ!ビームシールド展開、戦闘ブリッジに移行。」
「艦長!ミノフスキー粒子濃度上昇!コロニーからMS出現、推定20機以上。」
「やはりフロンティアⅣ全体がテロリストとグルのようだ。MS隊発進急がせろ!現段階をもって作戦プランをAからBに移行。コロニー付近及び内部でのビーム兵器の使用を許可する、オールウェポンズフリー!」
「MS隊各隊へ通達 作戦プランをBに変更。直掩機を除くV装備とTV装備の機体も外部の敵を殲滅後コロニー内部に突入せよ」
「バルーン射出!続いてフロンティアⅣの工業ブロック及び港に各艦一斉射!」
ラー・カイラム級1隻とクラップ級2隻の主砲が一斉に光を放ちコロニーに大量のビームが吸い込まれるように命中した。
まったくやはりこうなったか。どうやらお偉いさんはコロニーの民間人など犠牲になっても構わないということらしいな。いやフロンティアⅣそのものを反乱分子として扱うつもりかもしれん。
「MS隊射出位置へ!」
「了解、射出位置についた。」
「進路クリア、オールグリーン、発進どうぞ。」
「ロバート・マクラウド、ジュリエット1出るぞ!」
カタパルトから俺のジェイブスV装備が射出される。加速したことにより加速Gが体にかかる。
俺の機体の後ろから2番機と3番機のジェイブスも俺に続いた。
敵はデナンタイプか。まあ大したことはないが数は多いな。
3番機のジェイブスTV(ツインヴェスバー)装備がヴェスバーを発射、敵機のビームシールドを貫通してデナン・ゾンが爆散した。
敵さんはビームシールドを装備しているとはなかなか整備が行き渡っていると見えるが逆にそれが命取りだ。
ビームシールドは確かに実体盾に比べて多くのメリットがある、がしかし相対する相手側がビームシールドを貫通できる装備を持っていた場合話は別だ。
ビームシールドにはいくつかのデメリットが存在するのだが、特にこの二つが大きいであろう。一つは自機のセンサー系に干渉すること、もう一つは目立つということだ。つまりビームシールドを貫通できる装備があれば逆に目立つ的になってしまう危険性がある。ならかといってビームシールドの展開を解除すればいいと思うかもしれないがそれをやると今度は通常のビームライフルが防げなくなってしまう。
まあ悩みどころだが幸いなのはそれを考えるのが俺達ではなく敵さんのほうだと言うことだ。
俺もビームライフルを敵機に向かって発射、動きが止まったところをヴェスバーでとどめを刺した。
戦闘はこちらが優勢のようだ。敵機の数は明らかに減っておりコロニー内部へ撤退する機体も出始めていた。
「MS隊各隊へミノフスキー通信で通達、コロニー内部への進入路を作る、これよりコロニー中央部へ艦砲射撃を実施、射線上から退避せよ。」
さてコロニー内部への突入だ、果たして連中いつまで抵抗を続けるのやら。