宇宙 サイド2 コロニー ヘラス
艦艇と言うものはMSなどの機動兵器に比べて更新速度がかなり遅めである。(実際の所そのMSも以前に比べるとその更新速度はかなり遅くなっているのだが)
しかし現在連邦軍で運用中の艦艇、ラーカイラム級やクラップ級はまだいい方としてアレキサンドリア級やサラミス級などは流石にもう限界の時期に差し掛かっている。
その新型艦 クエゼリン級巡洋艦1番艦クエゼリンがまもなく進宙しようとしていた。
このクエゼリン級も連邦軍およびマハ両方で使用予定である。
もっとも本艦の開発計画の時点ではマハの宇宙進出の話は持ち上がっていなかった為マハでの使用決定は最近決まったものであるのだが・・・
このクエゼリン級は宇宙大気圏内どちらでも使用可能な汎用性を持ちその構造も完全にモジュール化されているため量産性も非常に高い。またMSやマンマシーン運用能力も以前の艦艇に比べて向上している。
クラップ級、アレキサンドリア級、サラミス級と異なる巡洋艦を本艦に統合交代すれば運用面はもちろん長期的なコスト削減にも繋がるであろう。
ここに来て連邦軍の兵器更新が一気に押し寄せたため軍需産業・・・主にアナハイム社だが業績が非常に好調、その好景気に歓喜しているようであった。
またその経済効果は親連邦派のコロニーにも波及、実際に艦艇を建造しているここヘラスなどは一番その恩恵を受けているであろう。
そしてそれがコロニー間の格差拡大に拍車がかかっているとも言えるのだが・・・
親連邦派のコロニーは比較的裕福であることが多い・・・その為もあるだろうし反連邦派コロニーとの対立というのもあるが、やはりそういう裕福なコロニー所属の艦艇は海賊被害に頭を悩ませているというのが現状である。
そのため親連邦派コロニーの自治軍へ連邦軍から兵器の払い下げが行われているのだがそれも十分とは言えない。最も払い下げられたMSがジェムズガンでは海賊連中のMSよりも性能が低い場合が多い、せめてジャベリン改をと言う声が日に日に大きくなっているらしい。(ジャベリン改を求める声は地上のマハからも出ている)
そのためアナハイム社では現在連邦政府と共同で親連邦派へ供給するMSの新規開発計画が持ち上がっている。・・・と言っても全くの新型と言うわけでもなくジェイブスのスペックダウンモデル・・・俗にいうモンキーモデルという物である。
具体的にはバイオコンピューターをオミットしその他性能も若干低下させたジェイブスと言ったところであろう。ヴェスバーも装備されずジャベリンユニットを装備する予定である。