宇宙
※サラ視点
「・・・それにしてもあなたのイーディムにガンダムの頭を取り付けるなんて・・・目立ってしょうがないじゃない、もしかしてあなた自殺願望でもあるのかしら?」
「違いますよ・・・オーソシエさんは海賊部隊のガンダムだからって理由であんまり気に入らないんですか?」
私は自分の機体にF90Ⅱの頭を取り付けてもらうことにした・・・そうすればアレックスが私に気が付くかもしれないと考えたからだ。それに既にこのことはサルヴァー氏も承諾済みである。
「ええ、まあそんなところよ。昔私達と敵対していたガンダムがいたってだけの理由だからあなたはあまり気にしなくていいわ。」
「それって前に言っていたクロスボーンっていう人達の事ですか?」
「ええ、海賊部隊にガンダムと来たら嫌でも想像してしまうのよ。」
「でも頭を取り換える許可をサルヴァー氏に貰いに行ったときまるでマフティー・エリンの再来みたいだと私は言われましたよ?クロスボーンじゃないですよ。」
「マフティーねぇ・・・たしかあれの正体も有名な連邦の軍人の息子だったって話よね。私は木星の出身だからあまり詳しくないけれど・・・」
「ええ・・・だからあんまり縁起のいい名前じゃないですね・・・それにマフティー・ナビーユ・エリンなんて散らかった名前・・・私は名乗りたくないです。」
そのマフティーという人と私はもしかしたら近いものがあるのかもしれない・・・なんたって父親が連邦の人間で私は今こんなところにいるのだから・・・でも私の本音は別に連邦政府を打倒するだとか世の中を良くしたいなどではないのだけれど・・・
「反政府組織の人間がガンダムに乗って戦うとなれば確かにそれを連想するのも無理ないかもしれないわね。」
「・・・頭だけですよ。」
まあこの機体自体チューンアップしてもらったので性能は上がっているのだけれど・・・
それにしてもマフティーか・・・確かに有名ではあるけれど赤い彗星のシャアやアムロ・レイに比べたらかなりマイナーな存在であることは確かだ。というよりマフティーという名前は個人の名前でもあるが組織名でもあったはずだ・・・いずれにしても私の育った環境ではあまりよく思われていない存在であった。
「まあでもガンダムにしろマフティーにしろそう言った戦場での伝説なんてあんまり真に受けないほうがいいのよね・・・木星にもそう言った類の伝説ならあるけど全部デタラメの大嘘で信じてる人なんて子供くらいなものよ・・・おっと総統閣下は信じていたっけ・・・今のは口外無用でお願いね。」
「はぁ・・・でも木星の伝説ってなんです?クロスボーンとは違うんですか?」
「ええ、まあお伽噺みたいなものよ、でもあのお話はお伽噺にしてはそこまで昔の話じゃないのよね・・・でも内容はあんまりにも現実離れしているから伝説は伝説よ。」
閃光のハサウェイはベルト―チカ・チルドレンの続編なので正直マフティー関係のワードを入れるか迷いましたが正史でもマフティー動乱は起こったという設定なので入れました。