ヒュー・ボネット
47歳 男性
ズィー・ジオン・オーガニゼーション海賊部隊所属艦カパーヘッド艦長
宇宙 巡洋艦カパーヘッド
※サラ視点
しかしサルヴァー氏はいったいどこから宇宙艦なんて調達してきたのだろうか・・・MSもそうだが補給関係において特に問題が発生していないのはひとえにサルヴァー氏の働きによるものであろう。このカパーヘッドなんてそれこそ連邦軍の軍艦と比べたって見劣りするものではない。
巡洋艦カパーヘッド 全長300mほどであり前面に連装メガ粒子砲2基を備えMSを6機搭載できるスペックを持つ。その深紅の船体はとても頼もしく見え連邦政府に対抗しようとする組織だけあってこれだけの艦艇を用意できるズィー・ジオン・オーガニゼーションの力・・・いやクワック・サルヴァーという人物の力をますます思い知らされたような気がする。
「それにしても私が艦を預かるとは思ってもみなかったですけどねぇ、それにこんなお嬢さんまでクルーにいるとは・・・」
「ボネット艦長こそ海賊船の艦長って柄にはみえませんけど。」
「それはもっとも、ま、私は給料さえ貰えればそれでいいですけどね。」
「・・・そうですか。艦長はズィー・ジオンの理念に共感して参加したわけじゃないんですね・・・」
「まあ組織の理念は否定しませんよ、ただ私のような人間は理念よりも優先するものがあるのですよ・・・理念があれば腹が減らないのなら話は別ですがね。」
「まあ私も人のことは言えない立場にありますから・・・それより海賊部隊ってだけじゃ何かちょっと味気なくないですか?名前とかって付けないんでしょうか?」
「そうですねぇ・・・まあ我々は割と自由にやっていいと言われていますから名前くらい勝手につけても大丈夫だと思いますよ、何か案でも?」
「うーん・・・特に思い浮かばないです、艦長が決めたほうがいいんじゃないですか?」
「私がねぇ・・・そういえばお嬢さんは確か地球の出身・・・アメリカのどこかでしたっけ?」
「はい、そうですけど・・・まさか私の故郷の地名から取るんですか?」
「いやいや、ちょうどこの艦のネーミングもアメリカ由来でして・・・なら少し言い換えてアメリアなんてのはどうです?」
「アメリアですか・・・アメリアの海賊部隊・・・いいじゃないですか!言いやすいですし!すごくいいと思いますよ!」
「ならそれで、一応他のクルーにも確認を取りますがまあ問題ないでしょう。」
「ええ、きっとみんなも気に入ると思いますよ、それに名前があったほうがやっぱりいいですよ。」
「まあお嬢さんが気に入っているなら皆も反対はせんでしょう、それより次の作戦、アメリア海賊部隊にとっての初仕事の内容・・・それを聞いてもまだここにいるとはお嬢さんは見た目によらず肝が据わっているのですなぁ。」
「そうでもないですよ、それに今はビームシールドと耐熱フィルムがあれば最悪地球の重力に掴まっても大丈夫なんでしょう?」
「確かにそうですが危険な事には変わり有りませんので・・・甘く見ないほうが良いと思いますな。」