機動戦士ガンダム 宇宙世紀0180   作:NY15

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海賊部隊5

宇宙 

※サラ視点

 

 「MS隊を発進、僚艦とMS隊準備ができ次第目標を攻撃する。」

 

 「しかしキャプテン、まだ第一戦闘距離に入っていません、当たりっこないですよ。」

 

 「それでいいんですよ、彼等はまだ宇宙に不慣れな連中・・・それが大気圏突入時に攻撃されるという事はストレスになるということでありましょう。目標正面!ビーム撹乱幕ミサイルの準備は出来ているな!?」

 

 「準備は完了しています!・・・ミノフスキー通信入ります!ダイアモンドバックとキングスネーク両艦とも作戦位置に付いた模様、いつでもいけますよ!」

 

 「MS隊射出位置へ!」

 

 始まる・・・やるからには中途半端では終わらせない

 

 「サラ機準備完了です・・・整備士さん、耐熱フィルムってこれ本当に大丈夫なんですか?」

 

 「大丈夫ですよ、ただそれを使うような事態にならないように気を付けてくださいね?お嬢さんご武運を。」

 

 「了解です、サラ機出ます。」

 

 艦が主砲で攻撃するまではなるべく機体の推進光で目立たないよう注意して接近しなければ・・・ビームシールドなんて論外であろう。幸いにも連邦軍は実戦を想定してのテストなのか自分からミノフスキー粒子を散布してくれている・・・しかしその分光学カメラでの監視は厳しいはずだ。

 

 問題があるとすれば諜報部が入手した情報に有った機体・・・サイコミュ・センサー搭載機だと思うけど・・・あれはNTでなければ短時間しか使用できないようだ。ならこちらの攻撃後遠距離から撹乱幕を撒けば母艦をやられる心配もないはずだ。その性質上哨戒機代わりにもならないはず・・・先手は取れるであろう。

 

 あそこにアレックスがいるかどうか・・・いや最初から遭遇出来るなんて思わないほうがいいだろうけど何となくあそこに彼がいるような気がする・・・何故だか最近は妙に勘が冴えるような感じがするのだ。

 

 あるいは戦場に出るから感情が高ぶってそう感じているだけかも・・・

 

 

 

 

 作戦宙域まで接近すると予定通りカパーヘッド含めた3隻の巡洋艦が主砲を発射 まるでバックの地球に吸い込まれるように連続したビームの軌跡が過ぎ去っていった。

 

 「MSが出てくる!?でも!!」

 

 連邦軍のMSが数機、ビームシールドを発光させながら接近してきた。

 

 カパーヘッドからミサイルが発射されその中身・・・ビーム撹乱幕が展開された。

 

 私の装備はビームライフルの他にマシンガンも持ってきている、撹乱幕が展開されている状況なら効果的なはずである。

 

 ブルーノ砲を装備した味方がこちらを援護し始めた・・・これなら一方的に攻撃できるというわけだ、だが向こうだってやられっぱなしと言うわけでない、いかにビーム撹乱幕と言えども接近戦でのビームには効果は薄い・・・完全に防ぎきれるというわけにはいかない。

 

 「狙われているッ!?この感覚は前にも!?」

 

 敵から放たれた長距離ビームが機体を掠める・・・何とか回避できたが撹乱幕があるというのにこの威力・・・流石に母艦までは届かないと思うけど・・・

 

 それにしてもこの感覚はあのカイラスギリーの時にもあった・・・あのザンネックに狙われたときの感覚だ

 

 一体何だっていうの・・・でもこれがなければ今のでお終いだったのも事実である。

 

 「考えるのは後にしないと・・・長距離ビームの敵は・・・そこね!!」

 

 あれほど強力なビームを持っているという事は接近して対処するべきだと私は判断、敵に向けて急加速をかける。

 

 周囲は乱戦になっているようで連邦軍は明らかに混乱しているようである・・・本命の新型機も見つけないといけないけど今はあの敵を優先しないと味方に被害が出る・・・

 

 いた・・・あの大きいライフルを持っている敵をまず先に対処しなければ。

 

 私は敵にビームライフルを2発発射、このコースなら間違いなく直撃のはずであった。

 

 「ビームが弾かれた!?これは撹乱幕の効果じゃない・・・Iフィールド!?」

 

 敵は長物のライフルからショートバレルのライフルに持ち替えこちらを攻撃してきた。

 

 「ビームシールド!!それくらいのビームなら・・・」

 

 ビームが効かないとなれば実弾で対処するしかない 幸いにもマシンガンがある・・・だがこの距離ならビームソードも使える!!

 

 私はビームソードアックスを構え敵機に斬りつけたが向こうも同じ考えだったようでサーベル同士の鍔迫り合いが発生する。

 

 機体同士が接触・・・向こうからの通信がこちらに入ってきた。

 

 「そのガンダム!!まさかあなたって・・・」

 

 向こうの機体からの通信・・・その声は女性の声であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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