第3話の暗礁宙域で話に無理がある設定があったので加筆修正しました。
サイド3 コロニー スウィート・ウォーター
ここスウィート・ウォーターは元は難民収容の為に建設された密閉型とオープン型を繋ぎ合わせたコロニーである。異なる設計をつなぎ合わせつくられたためにお世辞にもバランスがいいとは言えず、また過去に反連邦勢力の拠点になったこともあり、連邦政府からの復興支援もあまり受けられていない。他のコロニーよりもさらに環境が悪いと言えるだろう。
またサイド3には現在連邦軍が駐留していないこともあり、連邦に不満をもつ、または実際に行動に起こすような反連邦勢力組織の温床になっていた。
「で、そうか奴らはこの件を了承したか。よしならば問題ないな。それと例のデータの件だが、おそらくは1バンチコロニーのズム・シティにあるはずだ。そちらの件も早急に。では。」
さてと、ようやくだ。これでやっと計画が進められる。データの件は我々自身で手に入れたほうがいいだろうな。このサイド3は連邦の監視などほとんどない。
この計画が完了すればいよいよ我々の本格的な活動開始だ。今はまだ下地作りの時といっていいだろう。すでに我々の同志もかなり集まっている。他の反連邦勢力もこの計画が完了した暁には我々に加わる、もしくは連携するだろう。そしてなにより民衆の支持も受けるはずだ。
しかしやはり例の件・・・初めから実績のあるザンスカールの奴らに依頼すべき事案だった。
以前依頼した男がすでに亡くなっていたというのもあるが、あまり同じ連中を使うのも躊躇われたというのが本音だ。12年前の件はかなりの大規模だったためというのもある。
いやあれほど計画に重要な物だ。多少のリスクを冒してでも我々の手でやるべきだったのかもしれない。
しかし現在例の物はサイド7にある。あそこで我々が今活動するのはさすがに危険すぎる。
「後悔先に立たず、というやつか」
そういえば前の依頼の時の子供、あの件も我々で対処したほうがよかったのかもしれない。いやもう12年も前のことだ、今更になって何か問題が起きるとも考えにくいが・・・
あの子供の件を連中に一任した時、もし連中がその子供を使って連邦政府に身代金でも要求しようとしていたらそのときに消えてもらっていたのだが、あのザンスカールの男はなかなかに分別のある奴だったのでそのようなことはしなかった。
仮に何か問題になるようでも計画さえ完了してしまえばもはや何の意味ももたらさないか。それにもしその子供の件で計画完了前に我々の存在が露見する恐れがあれば消えてもらうだけだ。
さて息子のほうはどうだろうか。できれば私を失望させないでほしいものだ。