宇宙
※サラ視点
最近木星の人達の動きが慌ただしくなっているようだ。例のレコンギスタ作戦決行が近いのかもしれない。
・・・もしかしたら木星と地球との距離を考えればもうすでに
その為かもしれないが最近木星の仮装巡洋艦テミストが何やら物資やMSの積み込み作業を行っているのをよく見る あれは木星帝国の先遣部隊が地球圏で活動する際に使用している艦であり一見しただけでは普通の輸送船や貨物船のようにしか見えないがMSや物資を搭載できもちろん艦艇自体にも武装が施されている。
まだコンテニューオペレーションが完了していないというのにこれではイニシアチブがズィー・ジオンではなく木星に取られてしまうような気がするのだがサルヴァー氏の考えはどうなっているのだろうか・・・
そういえば最近知ったことがある・・・私はてっきりこのズィー・ジオン・オーガニゼーションの創設者がサルヴァー氏だとばかり思い込んでいたがどうやら違うようである。創設者は既にもう組織に居ないようだが・・・名前は確かケネスというらしい でも聞いたことのない名前だったし年齢的にもう生きてはいないだろうとのことである。
そうこう考えているエドゥが奥の通路からやってきた 彼も本当なら海賊部隊に志願したかったそうだがズィー・ジオンは彼にあくまでMSの教官をやってほしいということなのでそれは却下されてしまったようだ。
「お疲れサラ、とにかく君が無事でよかった・・・」
「ええ、でも完璧に作戦を遂行は出来なかったけど・・・」
「それより例の彼・・・あそこに居たんだって?」
「うん・・・でも駄目だった・・・確かにまた会えて話せただけでも前進なのかもしれないけれどやっぱり信じてもらうのは無理なのかもしれない・・・」
「そうか・・・俺にはわからないが昔は友達だったんだろ?きっといつかは信じてもらえるさ」
「ありがとう・・・分かり合うって難しいね・・・」
「そうかもな・・・」
「ねぇ・・・エドゥはサルヴァー氏のことどう思う?」
「どうって・・・まあ謎は多いとは思うな、だがまあこんな組織のトップだからな、多かれ少なかれそういうところはあるのだと思うが・・・」
「これは別に私の勘で証拠とか確信があるわけじゃないんだけど・・・サルヴァー氏は本当にこのズィー機構の目的・・・連邦政府に対抗できる国家規模の組織の確立なんて本気でやろうとしているのかってちょっと疑問に思ってね・・・」
「・・・まあ例のシャアの復活なんて進めているくらいだからそうだとは思うが・・・もっとも例の計画に関しての詳細については俺も知らされていない・・・ただシャアを復活させるという事以外はな、だからあれが本当に実現できるかどうかの技術的な問題に関しては・・・少し調べてみるのもいいかもしれないな。」
「本当にメモリークローンなんて実現できるのかしら・・・気を付けてねエドゥ・・・私が言い出してこんなこと言うのはあれなんだけどあんまり深入りすると危険かもしれないから」
「ああわかってる、それに俺はこういうのは慣れてるから大丈夫さ、ばれないように上手くやるよ」