機動戦士ガンダム 宇宙世紀0180   作:NY15

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正位置の死神5

宇宙 月周辺宙域

※ローレンス視点

 

 クソッ!なんなんだ一体!?

 

 前のシートに座っているヨハンナから声をかけても返事がない・・・

 

 いや俺自身がそれどころではないというのもあるが、とにかく敵を何とかしなければ・・・それにしてもあいつあの輸送艦は味方だったんじゃないのか?それを沈めるとは証拠隠滅のつもりであろうか・・・その隙にサーベルで斬りかかったのだが機体パワーでこちらが負けてしまっているらしくそのまま弾き飛ばされてしまった。

 

 ライフルで敵機に狙いをつけ発射する、まぐれ当たりで2発ほど命中させたのだがビームシールドに阻まれてしまった。

 

 やはりサーベルしか有効打は無いか・・・

 

 再びサーベルを構え敵機に突撃する しかし相手の方が速いのだ、まともに相手してくれるかどうか・・・こちらにIフィールドが無ければその可能性は間違いなくゼロであろう。

 

 敵機もサーベルを発生させ迎え撃つ構えをとる 

 

 「貴様!!その機体はテロリストではないな!?」

 

 「さあ?それは自分の頭で考えてみたら?まあでもどの道分かったとしてもあなたはここで終わりよ」

 

 あれのパイロットは女!?いやそんなことは関係ない 男だろうが女だろうがテロリストはテロリストである

 

 やはり機体パワーで負ける なんてパワーだ・・・それに今の時代に可変機だって!?

 

 敵機がこちらを吹き飛ばしビームガンを連射する あのマニュピレーターは複合兵装のようだ

 

 敵機の実弾兵装がもう無ければある程度逃げに徹するのもありかもしれない だがそれでは結局じり貧になってしまう。

 

 ・・・その考えは甘かったようだ 敵機から連続した実弾と思われる攻撃が襲い掛かる

 

 あれはバルカンか!?それにしてもあの機体どれだけの武装を装備してやがる それでいてあの速度とは!!

 

 どこかに弱点は無いのか・・・いやあるにはあるのか あの機体はどう見ても一撃離脱が得意な機体であるのは間違いがない

 

 サーベルで斬り結んだ感触からして接近戦はそこまで得意でないはずである ただその機体パワーに任せているだけである しかし相手は接近戦に応じてくれている・・・今ならチャンスはあるかもしれない

 

 自分の腕に自信があるつもりだろうなあの女 でなければこんなことはしないはずである

 

 

 嫌な女だ全く ああいう女の相手は御免蒙りたいがその驕りが今はありがたいのかもしれない

 

 敵機のバルカンをシールドで防ぎつつサーベルを構える せめてこちらにもバルカンがあれば・・・

 

 頭部バルカンが装備できないのであればサンド・バレルが欲しいところである なぜ装備されなかったのであろうか?

 

 敵機がサーベルでこちらを切り払い装備していたライフルとシールドを切断される このままでは・・・

 

 クソッ!クソッ!

 

 俺は機体を反転させ先ほど大破した輸送艦の残骸の陰に逃げ込む 

 

 あれに有効な武器が無い、というよりもう既にこちらにはビームサーベルしかないのだ

 

 どうにかしなければ 援軍は期待できないであろう 

 

 何か手はないか?何かあるはずだ・・・

 

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