宇宙
※サラ視点
無人機を撃破した私は直にアレックスの救援に向かう 消耗してしまっているせいもあってか押され気味のようである。
ビームキャノンを敵機に向けて発射 放たれた2発は確かに敵機を捉えるがバリアーに防がれてしまう だがこの威力であればそのうちバリアーを破ることは可能なはずである。
「邪魔が入ったか、モビルウェポンをもう撃破するとはどうやら注意するべきはこちらの方であったか!!」
敵機はアレックスの機体を吹き飛ばしこちらに向かってくる サイズではアレックス機の方が遥かに勝っているが機体パワーは恐らく互角・・・しかし連戦でしかもバリアーを破られていることを考えればアレックス機はパワーダウンしている可能性が高く押し負けているのはそのせいであろう。
敵機がこちらに向かってサーベルのような物で攻撃を仕掛けてくる
「貴方は一体何なんです!?まさか貴方もクワック・サルヴァーの!?」
「そうではないな!我々はあのインチキ医者の計画を乗っ取らせてもらっただけさ!」
「!?」
どういうことなのだろうか?いや、この人の正体が何であろうが私のやることに変わりはない!
敵機の攻撃がこちらに迫る 私はシールドでそれを防ごうとするが嫌な予感が脳内を支配する・・・このまま盾で受けてはまずいという直感があったのだ。
機体を後退させ紙一重で回避することに成功するがシールドにあの攻撃が当たってしまったようだ。
「サイコフレーム製のシールドがっ!?」
ビームサーベルすら防いだこの盾が切断された、と言っても被害はシールド上部が少しなので盾としてはまだ機能する(内臓のビーム砲は使用不能になってしまったが)問題なのはあの装備の恐ろしい切れ味であると言えるだろう。
「このヴァリアブルスライサーを防ぐことは出来んよ、そうとも!この機体が貴様らのマザーマシーンであるという事は対ソードの装備をしているという事だよ!」
その時アレックス機が敵機の背後を取りサーベルで不意を突いた しかし敵機から板のような物体が2つほど射出されアレックスに襲い掛かる。あれは一体・・・ファンネルとは違うようだが・・・
その板がアレックス機に損傷を与える ファンネルでないならミサイルかと思ったが爆発していないようなのでそれも違う・・・とにかくサイコミュ兵装ではあるようだ。
「アレックス!!」
「グゥッ!!まだだ・・・まだ!!」
「どうやらトラックフィンが気に入ったようだな。だがお遊びはここまでだ、流石に2対1では不利なのでな!」
敵機から謎の攻撃が放たれアレックス機の動きが封じられてしまったようだ。
私はサーベルを構え突撃、何とか間に合わせないと!!
「機体が動かない!?何故動かない!?」
「こいつがトラクタービームと言うものだ、そしてこうなってしまえば回避はできないなぁ!?」
敵機の剣が機体を切り裂きそのまま向きを私の方向へ転換、再びこちらに斬りかかるようだ。
そんな・・・でも機体は爆発していないようなのでまだアレックスは生きているかもしれない、コックピットから外れていればいいけど・・・
「さあこれでタイマンだ!すぐ終わらせるさ!!」
・・・私にはまだアレックスが生きているという確信があった、何故だかは分からない、どうしてそんな事分かるのかは自分でも理解不能だけど私は人の死を感じることが出来るようになっていたのだ・・・だから今まだアレックスが生きているということも・・・エドゥが命を落としたという事も分かってしまったのだ。しかし私には悲しんでいる時間は無かった、今は目の前の事に集中しなければいけない・・・
エドゥの命を奪ったのは間違いなくクワック・サルヴァーであろう、ならばまだ彼は何かをやるつもりだろう。
敵機の剣がこちらに迫る だがまだ私には切り札がある
ヴァリアブルスライサーの元ネタはゴジラのアレです