某所
「・・・以上が月面、特にフォン・ブラウン市の被害実態である。なお今回の事件の犯行声明などは出ておらず依然として首謀者及び組織は不明、現在調査中。」
今回の非公式会議には連邦政府閣僚や連邦軍の将官・・・そしてマハの人員の何人かが出席することになっている、実際自分の役目は
「しかし困りましたな、今回の件で月での反連邦的な運動が勢いづいている・・・」
「それだけではない!次期主力機のミノフスキー・ドライブの生産にかなりの遅延が発生するぞ!」
「その件に関しましては我々警察機構特捜13課情報部のダーゴル少佐から詳しい説明を行わせて頂こう、少佐!」
ダーゴル少佐が説明を始めようとする・・・そうこの男こそ今、
しかし何故高々少佐などを委員会は危険視するのだろうか?いや私などが考えても仕方あるまい・・・私は自分の役目をこなせればそれでいい。
「現在ホンコン・マハの研究技術開発部門にてドライブの技術をスピンオフさせた新型のミノフスキー・クラフトの開発に成功しております、性能は多少落ちますが推進剤込みのコスト、メンテナンス性は遥かにこちらが勝ります、全て地球工廠で生産可能であり次期主力機へこれを用いれば遅延は発生しないと見込まれることでしょう。」
その発言に連邦の将官や政府閣僚・・・特にアナハイム社と関係の深い者から反対意見が続出したがこのダーゴル少佐の発言はかなり魅力的に捉えられたのだ。
しかし地球工廠など・・・全面居住禁止の法など本当にあってないようなものだと実感する。
これでまたマハの力が増すことになる・・・恐らくはミノフスキー・クラフトだけではなく自前のMSやMMを地球で生産するつもりだろう。まさにティターンズの再来か・・・、
そんなことを考えているとダーゴル少佐と一瞬だが目が合ってしまった。少佐の鋭い目つきがこちらに睨みをきかせていると感じた・・・私は背筋が凍るような感覚に襲われてしまったのだ。
まさか私が、
宇宙 サイド5 リボーコロニー
※サラ視点
あれから暫くの時間が経過していた・・・あの後私はアザリアさんの助けもありこのサイド5のリボーコロニーに移り住むことに成功していた。
勿論名前など全てを変えて
心地よく吹く風にあたりながら私は庭に出してある椅子に座り物思いにふける 最も風が心地よいのは調節されたものなので当たり前なのだが・・・程度はあれどコロニーでは地球のように天気が大荒れになることは無いのだ。あの自然のままの気候と言うものがひどく懐かしく感じるのは私の贅沢だろうか?
お腹の膨らみも大きくなり一人ではなかなか生活するのが大変だけど周りの人たちの助けもあって何とか暮らしていけそうだ・・・いきなり引っ越してきたこんな得体のしれない人間を受け入れてくれた近所の人達にはどれだけ感謝しても足らないだろう。
これから先の時代どうなるかなんて私には分からない でも私は何とか生きて行こう
この子達やさらに次の世代の人達が幸せに生きられるよう私には願うくらいしかできないけど・・・
大丈夫だよね?
きっと人類はお互いを理解できるようになる 争いを捨て助け合って生きていくことが出来るようになる
エドゥ・・・パパ・・・アレックス・・・そうだよね?
次の時代が平和になるように、この子達の世代が幸せでありますように
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宇宙世紀0190 次期主力機としてUM-190Aガウッサロールアウト
0196 ガウッサとは別にさらに安価な機体MM
フリーダムがロールアウト、後に機体
カテゴリーが再びMSに改められる
0197 地球連邦政府、マハの権限拡大を容認
0204 マハ地球逆移民計画発表
マハの反乱発生
020x マハの反乱を受け宇宙での反連邦政府
運動が再び激化 また連邦内部での
反サイド主義(地球至上主義)勢力の台頭
0217 地球連邦政府 組織防衛本能を発動させ
各サイドへの武力制圧を開始 自治政府
の激しい抵抗から高烈度紛争へと発展
0218 地球連邦政府崩壊 2世紀以上に亘る歴史に
終止符が打たれる
これにて一応完結になります。かなり投げっぱなしな展開になった事もあり本当に申し訳ないです。一応続編は何となく頭の中で妄想してみたりしてるんですけどまだ書くかは決めていません・・・が書くとしたら宇宙世紀0223年以降の時代設定になると思います。
小説に挑戦したのは初めてなので文章があれだったりとかなり不備があるにも関わらず最後まで読んでくださった読者の方に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。