リンダ・ウィリアムズ
16歳 女性
サイド5 リボーセツルメント在住
宇宙 サイド5 リボーセツルメント(旧称リボーコロニー)
まず初めに私の名前について・・・ファミリーネームは祖母のものである。と言ってもこの本来の祖母の姓はついこの間までは別のものであったが最近昔の姓に戻したらしい。なぜかは私には分からないし祖母も教えてはくれなかったのだ。
父は幼いころに亡くなった・・・曰く戦争で亡くなったらしいけど詳しいことはこれまた私には分からない・・・そして母は生きてはいるだろうけどどこで何をしてるのやら・・・サラお祖母ちゃんは自分の娘である母にもの凄く怒っているけど私は別に気にしてはいない。・・・とにかく私には分からないことだらけなのだ。
別に全てを知りたいわけじゃない こんな時代だから私の苦悩なんてそれこそちっぽけなものなんだろうと思う・・・実際他にはそれどころじゃないような人をよく見るし私は恵まれている方なんだと思うようにしている。
サラお祖母ちゃんは最近世の中の移り変わりが速くてついていけないと言う 昔話してくれたっけか・・・お祖母ちゃんの父親は昔あった連邦っていう国の偉い人だったって・・・
地球連邦政府は私が9歳の時に無くなってしまった 今私の住んでいるこのサイド5はセツルメント国家議会に属するセツルメントである。
宇宙に住む人達にとって地球連邦政府というのは必ずしも好意的に抱ける存在ではなかったらしい だからこそ反連邦政府運動に加担していた人達も沢山いたようなのだ・・・だけど実際に連邦政府が崩壊した現在、かつてを知る人々は口をそろえて言う あの頃のがまだマシだったと。
実際にそうなんだろうと私も思う 国家議会は現状では最大勢力であり最も安定している陣営でもあるけれどそれはあくまで相対的にであるのだ。
また戦争こそしていないもののセツルメント自由同盟とは敵対しているし中立のサイド8や第3勢力との衝突というのもあるらしい 実際に外では小競り合いのようなものが起きることなど日常茶飯事だと誰かが言っていた。
先日も宇宙港に入ってきた定期船が攻撃を受け損傷した状態だったらしい その船は民間船だったのらしいがそんなのはお構いなしなんだろう 国家議会軍だって数が足りているわけではないようなのだ。
ここのセツルメント守備隊だってかなりお粗末なものらしくもし敵に攻められたらひとたまりもないと学校の先生が言ってたっけ・・・
最も他のセツルメントもに似たり寄ったりな感じらしいけど・・・そんな状態だから私はこのセツルメントの外には出たことがない ここだけが私の世界 外の世界に興味が無いわけじゃないけどそこまで求めるほど私は勇敢でもないしそれに何よりサラお祖母ちゃんがいるから私はここでいい ここでこれからも生きていくんだろう