そうだ、妖と共存しよう!!   作:音槌和史

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 皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です♪さあ、本日も毎日投稿頑張っていきましょう♪

 今回の妖怪も創作物です。実際、このような話が伝わっていることはありませんので予めご了承ください。

 それでは本日もお楽しみください! 本編、レッツゴーー☆


地盤隆起事件〜2度目の会議(前編)〜

 次の日、同じように市電に乗って出勤した私は8時17分に多庭電停で緑色のラインが入った低床車両を降りた。今度は2分遅れだった。

 市役所内に入り、デスクに座って事務作業をしているとまた放送があった。8時30分、出勤時間ギリギリだ。{─これは遅刻したら絶対分からないやつじゃん─}と思いながら階段を上がる。そして昨日と同じように大会議室に入り、自らのポジションに座った。

「それでは、三芦県北東部地盤隆起 対策会議を始めます。起立」

 佐原市議会の副議長の言葉に{─長ったらしい名前がついたもんだ─}と思いながら立ち上がる。

「礼」

 私たちは一斉に頭を下げる。

「まず、昨日の現地調査について市民生活部地域安全課の加賀創課長お願いします」

 すると加賀課長が紙の束を手に立ち上がって、副議長が座っているところの近くにあるプロジェクターの電源を入れた。

「それではまず、佐原市多庭の地盤隆起についてです」

 加賀課長はマイクを手にしてそう話し始めた。

「場所は三芦県佐原市多庭南多庭1区の国道10号線、市役所前交差点南側横断歩道上です。南北3.7m、東西4.3m、高さ32cmの隆起が確認されています。この地盤隆起により、国道10号線の市役所前交差点〜大屋交差点が通行止めに、佐原市電気鉄道中央線は多庭電停付近を徐行で走行しています」

 そこで加賀課長は一度マイクを机に置くと、パソコンを操作した。すると現場の写真が表示される。私が昨日撮った写真だ。私は恥ずかしくなりながら写真をよく見る。

 すると、あり得ないものが写っていた。危うく声を上げそうになったが他の人が平然としていることに気づき、慌てて口を抑える。周りの人から見られていないか確認しながらもう一度その写真を見る。そこに写っていたのはやはり鯰だった。隆起して亀裂が入っているところから鯰のようなものがひょこっと顔を出していたのだ。私は隣に座った同僚に「普通に地盤隆起だよね」と怪しまれないように言ったら「普通とか特殊とかあるんですか?」と返されてしまった。悲しい。

 また加賀課長が話し始め、全員静かになった。

「つづいての地盤隆起箇所は三芦県佐原市海岸1丁目の県道48・49号線、佐原海岸入口交差点から北に50mほどの場所です。南北1.8m、東西1.4m、高さ52cmにわたって隆起していますが、県道や海水浴場に被害はありません」

 そしてまた加賀課長がパソコンを操作し、私が撮った写真が表示された。そしてやはり、鯰のようなものがいる。本物の鯰を見たことはないが、妙に納得できる姿だ。

「最後に、三芦県佐原市吉井河岸2丁目、県道29号線と県道288号線の交差点付近の地盤隆起です。ここは南北3.2m、東西4.5m、高さ68cm、と市内最大で、県道29・288号線交差点付近が通行止めになった他、付近の小中学校では登校時間を繰り上げました。平穂自動車道、吉井川に影響はありません」

 加賀課長が一気にそう言ってまたパソコンを操作した。当然、鯰が写っている。{─帰ったら漉き十に聞いてみよう─}と思いながら写真を見つめた。




 というわけでいかがだったでしょうか!!

 感想・評価などお待ちしておりますし、良かったら知り合いにこの「音槌政旨」という一介の小説投稿者の名を広めていただければ幸いです。

 それではまた、明日の小説でお会いしましょう!サラダバーー☆
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