そうだ、妖と共存しよう!!   作:音槌和史

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 皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です!!本日も毎日投稿頑張っていきましょう!
 今日も時間がヤバいので、本編レッツゴーー☆


地盤隆起事件〜対策会議〜

 螺旋階段を上がり、二階へ向かう。上がった先を左に行って突き当たりが大会議室だ。20人強の人間が一斉に、しかし一列になって階段を駆け上がる姿は中々おもしろい。たまにのことだが。

 扉が開いて、いつも置かれている長机とパイプ椅子が見える大会議室へ私たちは飛び込んだ。

「失礼します!」

 という声が何度も聞こえ、皆机に置かれた、○○部△△課という紙のとおりに座る。私たち市民生活部地域安全課は扉から一番遠く、背中の方からは中学生の声が聞こえる。どこかのクラスが体育の授業を受けているのだろうか。そんなことを思いながら、会議が始まるんだと思いだし慌てて背筋を伸ばす。

「それでは皆さん集まられたみたいなので始めたいと思います」

 市議会の副議長がそう言って、全員を起立させる。

「起立、礼」

 30人弱の人間が一斉に頭を下げ、また席に座る。

「それではまず土木部道路課から道路の状況を説明していただきたいと思います。三浦祐一課長お願いします」

 名前を呼ばれた40台後半くらいの人が紙を右手に立ち上がった。

「すでにご存知の方もいると思いますが、佐原市役所北玄関の前から市電近江線の多庭駅近くのおよそ長さ3m幅4mほどが隆起し、国道10号線多庭交差点の北行一車線と歩道が割れています」

 そこまで言うと三浦課長は座った。

 そしてまた副議長が次の人の名を呼ぶ。

「続いて、土木部水道課、竹橋優恵子さんお願いします」

「佐原芦中水道局に確認したところ、水道管は破裂していないそうです」

 ということは水道が原因ではないのか……。私はふむふむと頷く。

「他に何か気付かれた点などはあるでしょうか」

 すると一つの手が上がる。

「市民生活部地域安全課、加賀創課長お願いします」

 なんとうちの課長だ。朝の様子をみる限り地面隆起についてはあまり知らなさそうだったが……。

「えー、市内の他の箇所──どころではなく佐原湾沿いの市町村でも地面隆起が起きているとのことです」

 他にも同じようなことが……!?

 私だけでなく周りの人も驚いている。その中で唯一驚いていなかったのが、副議長と向かい側に座る企画調整部情報課だった。副議長は落ち着いておくべきだろうが、情報課はどうしたのだろう。

 そう思った矢先、情報課課長の敏田課長が手をあげる。

「企画調整部情報課、敏田利通課長おねがいします」

「急ぎ調べたところ、北芦の芦北市羽水地区羽水駅付近・高末町のセブンイレブン佐原高末東店付近・同じく高末町の共栄銀行前・中芦の佐原市吉井河岸2丁目・佐原市海岸1丁目・そしてここ佐原市多庭南多庭1区・さらに東芦の呆毛町で2ヶ所、計8ヶ所で確認されています。呆毛町の二件については詳細な場所はまだ把握しておりません」

 そ、そんなに色んなところで……。もはや私はあまりの事態に驚くでもなく慌てるでもなくただボーッとしていた。




 というわけでいかがだったでしょうか!
 もちろん出てくる地名等は実在の固有名詞などとなんら関係ありません。
 それではまた明日の小説でお会いしましょう、サラダバーー☆
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