あ、今回、時間がなくて下調べがあまりできていません。「○○なんてことはない」「○○は△△じゃない?」などのアドバイスをよろしくお願いします。
それでは本日もお楽しみください! 本編、レッツゴーー☆
「と、とりあえず総務部防災課と企画調整部情報課、そして市民生活部地域安全課のうち2、3人ずつは残っておいてください」
司会である市議会副議長は一つ咳払いをするとそう言って解散させた。
私は加賀課長に頼んで、残ることにした。業務をサボりたいわけではない。何と言えばいいのだろう。……──ドタバタしたことが好きなのだ。
結局大会議室には防災課2人、情報課2人、地域安全課2人、そして副議長の合計7人が残った。
「えっと、皆さんには今から、市内の被害場所を確認してきてほしいと思います。情報課の方は正確な場所を把握しているので、運転してください」
情報課の二人は頷いた。ちなみに情報課の課長は今も戻ってこない。まだ質問攻めにあっているのかと思うと可哀想だ……。
「それでは、よろしくお願いします」
副議長が頭を下げ、私たちは大会議室を出た。必要な道具─カメラや筆記用具、メモ帳など─を持って市役所を出る。
まずは市役所前だ。
「ここは人通りも多いから、いつ頃からいつ頃にかけて隆起したのか早いとこ分かりそうですけどねー」
一人が呟く。
「まあ、警察が今全力で聞き込みをしてるんでしょうけど」
防災課の二人が地盤隆起の高さや幅などを測っているので、私はその合間で写真を撮る。
情報課の二人は警官に話を聞いて、それをメモしている。
課長はメモ帳にペンを走らせている。
〈5月11日・地盤隆起1〉
・三芦県佐原市多庭南多庭1区
・国道10号線 市役所前交差点南側横断歩道
・南北3.7m 東西4.3m 高さ32cm
・市役所前交差点〜大屋交差点を通行止め
・市電は付近を徐行運転。
私たちは次に市役所の南側にまわり、9人乗りの白い「佐原市」というステッカーの貼られたハイエースに乗り込む。まずは海岸1丁目に向かうようだ。
車は東の方向へ進む。高速道路の下を二回くぐり、ほんの10分ほどで現場に到着した。
こちらでは近くにある海岸前交番の警官が周辺を規制しているが、道路には関係ない場所なので、車はいつも通り走っていく。
さっきと同じように分担して調査していく。
〈5月11日・地盤隆起2〉
・三芦県佐原市海岸1丁目
・県道48・49号線 佐原海岸入口交差点から北に50mほど。
・南北1.8m 東西1.4m 高さ52cm
・県道には影響なし
・砂浜に異常はなし
再び車に乗り込み、今度は市の北部、吉井地区に向かう。
海ギリギリを通る県道を法定速度ピッタリで走るハイエース。今度は20分ほどで到着した。
──なるほど、河口か。
吉井地区の地盤隆起は反田川水系吉井川の河口近くだった。いかにも地盤変動がありそうな場所だ。
再びそれぞれカメラやメモ、巻尺などを持って調査に駆けていった。
〈5月11日・地盤隆起3〉
・三芦県佐原市吉井河岸2丁目
・県道29号線と県道288号線の交差点付近。
・南北3.2m 東西4.5m 高さ68cm(市内最大)
・県道29・288号線交差点付近通行止め
・付近小中学校は登校に時間がかかる恐れがあるとして登校時間を繰り上げ。
・平穂自動車道に影響はなし。
・吉井川に影響はなし。
というわけでいかがだったでしょうか!!
感想・評価などお待ちしておりますし、良かったら知り合いにこの「音槌政旨」という一介の小説投稿者の名を広めていただければ幸いです。
それではまた、明日の小説でお会いしましょう!サラダバーー☆