そうだ、妖と共存しよう!!   作:音槌和史

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 皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です♪さあ、本日も毎日投稿頑張っていきましょう♪

 それでは本日もお楽しみください! 本編、レッツゴーー☆


「大鯰」其ノ壱

「はあぁぁぁ」

 家に入った私は、ベッドに飛び込む。めちゃくちゃ忙しい一日だった……。

 しかしそう長くうつ伏せになっているわけにもいかない。夕飯を食べなければ。

 とりあえずささっと風呂を洗い、お湯を溜める。その間に昨日の残りのかぼちゃの煮物をレンジで温め、炊飯器からご飯をつぐ。レタスやトマトを切って盛り付け、ドレッシングをかける。ちょうどレンジが「ピーピー」と鳴り、取り出して今夜の夕食が完成した。

 安く買ったちゃぶ台にそれらを載せ、食べる。そして思う。

──さすがに今日は漉き十だったかなんだったかは出ないんだな。やっぱ夢か。

 するとその途端声が聞こえてきた。

(あ、もしかして今私の噂してたのって美樹様ですか?それだったらとても嬉しくて鼻血が出そうなのですが)

──!?で、でたーーーー!!!!

「え、ちょ、漉き十だっけ?」

(覚えてくださっていてとても嬉しいです。美樹様)

──いや、とりあえず様つけるのやめてほしいんだけど。

(かしこまりました、美樹さん)

 私はかぼちゃの煮物を落とさないよう、器に戻して箸を置く。

──で、今日は何の用?

(いえ、何か事件があったのだろうと思いまして)

──なんでわかるの!?

(そりゃあ私は昨日からここで泊まり込みしておりますゆえ、帰ってきたときに疲れた表情だったのは一瞬で分かりました)

 美樹は慌てて聞き返す。

──え、じゃあ着替えるのとかも見たってこと!?変態!

(え、いやいやいや見てません見てませんって。そんなあとで鼻血出したりなんかしてませんって!!)

──やっぱ変態じゃん!!

(いやぁ、私の好奇心の方が上回ってしまいました。けど人間に見られるよりいいでしょう)

 漉き十は開き直り、美樹は呆れる。

──まあいいや。もう見ないでね。

(もちろんです。見るのは一回で充分)

──どういう意味よ!!

(何もないです。それはそうと何があったのですか?)

 美樹は話題を変えられ仕方なくそれに答える。今日一日のことを。

 

 

(ははぁ、それは『大鯰』ですね)

 全ての話を聞き終わった私に聞こえてきた言葉はそんな言葉だった。

──『大鯰』ってあの地震を起こす?

(はい、そうです。まあその詳細についてはこの紙を見てほしいのですが……)

──紙?

 そう思った瞬間前の方から紙飛行機が飛んできた。開いてみると次のようなことが書かれていた。

 

 

 

『大鯰(オオナマズ)』

 地震を引き起こすとされる妖怪。大鯰が体を揺すると地震が起こるとされた。

 古くは日本列島の下に横たわる龍、もしくは日本列島を取り囲む地震虫が地震の原因とされていたが、江戸時代頃から大鯰が主流となる。

 しかし、大鯰と地震の関係性については、平安時代以前にまで遡ることができるという。

 例えば、鹿島神宮(茨城県)の祭神武甕槌大神と香取神宮(千葉県)の祭神経津主神の二柱は鯰の頭と尾を要石で押さえることで地震を鎮める他、大村神社(三重県)には、武甕槌大神と経津主神が常陸・下総の国より奈良の三笠山遷幸の途次、要石を奉鎮したと伝わる。

 また豊臣秀吉が伏見城を築城した際に「ナマズによる地震にも耐える丈夫な城を建てるように」との指示があったとされ、古くから大鯰と地震は結びつけられて考えられていた。

 ちなみに井上円了の分類法では大鯰は人が人為的に引き起こした妖怪である『偽怪』としている。




 というわけでいかがだったでしょうか!!

 感想・評価などお待ちしておりますし、良かったら知り合いにこの「音槌政旨」という一介の小説投稿者の名を広めていただければ幸いです。

 それではまた、明日の小説でお会いしましょう!サラダバーー☆
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